シルエットから食べものをあててね!『おせち』が大好評の作者の最新刊!
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絵本紹介
2025.04.18
新年度のスタートを応援するように、人気の絵本シリーズに新顔が仲間入りしました。
ふたを開けたとたん、ケチャップが飛んだ!はげしい雨風に傘が裏返った?!……どのピンチもわかる、あるあると共感しかない鈴木のりたけさんの大人気シリーズ最新刊『大ピンチずかん3』が登場。今回はピンチの乗り切り方、対策に役立つ「うっかりメーター」がみどころです。
忙しい時期でも、子どもたちにはごはんをしっかり食べて、夜はぐっすり眠ってほしいもの。『語りかけ絵本 ごはん』はごはんをおいしくもぐもぐ、あぐあぐする喜びに、『パンダ おやすみたいそう』は楽しみながら体をリラックスさせおだやかな入眠に誘ってくれます。
新しい友だちとの出会いはワクワクもあり、ちょっとした気持ちのすれちがいも起こりがち。そんな時、『いろんなきもち うれしいってなあに?』『おもっていることつたえてリケラ』を読めば自分の気持ちを冷静に見つめたり、相手に伝えたりするヒントを見つけられそうです。
新生活の子どもたちに手渡したい絵本がいろいろ!お待ちかねだったシリーズ以外にも、ぜひお子さんと一緒に楽しんでくださいね。
出版社からの内容紹介
新機軸うっかりメーターで大ピンチを考える
大ピンチは思いがけない理由でやってくる。
『大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。
ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。 また大ピンチ調査や大ピンチを乗り越える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。さらに進化した 『大ピンチずかん3』。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。
【編集担当からのおすすめ情報】
大ベストセラー絵本「大ピンチずかん」シリーズの第3弾『大ピンチずかん3(スリー)』がついに登場。3巻目にもかかわらず、子どもを襲う大ピンチは後を絶たない。へんな日焼けをした。割りばしがうまく割れない。ああ、確かにあったぞ、こんな大ピンチ…。
大ピンチに陥ったとき、なぜこんなことになったかを考える。そんな時は、うっかりメーターを見てみよう。今回初登場の新機軸だ。数値を見れば自分のせいかどうか一目瞭然。次からは気をつけることができる。
進化を続ける「大ピンチずかん」シリーズ。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。
この書籍を作った人
1975年、静岡県浜松市生まれ。会社員、グラフィックデザイナーを経て、絵本作家に。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば東京スカイツリー®』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞、『大ピンチずかん』(小学館)で第6回未来屋えほん大賞・第13回リブロ絵本大賞・第15回MOE絵本屋さん大賞を受賞。また2022年に第2回やなせたかし文化賞を受賞した。ほかの作品に『おしりをしりたい』(小学館)、『す〜べりだい』(PHP研究所)、『ねるじかん』(アリス館)など多数。
この書籍を作った人
1947年宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。主な絵本に『でんしゃにのって』などの「うららちゃんののりものえほん」シリーズ、『バルボンさんのおでかけ』などの「ワニのバルボン」シリーズ、『ブップーバス』などの「あかちゃんのりものえほん」シリーズ(以上アリス館)、『やまのおふろ』などの「ぽかぽかおふろ」シリーズ(ひさかたチャイルド)、『どんどこ ももんちゃん』[第7回日本絵本賞]などの「ももんちゃん あそぼう」シリーズ、『おにぎりくんがね‥』などの「おいしいともだち」シリーズ(以上童心社)がある。紙芝居に『でんしゃがくるよ』『もみもみおいしゃさん』『ぞうさんきかんしゃ ぽっぽっぽっ』[第56回高橋五山賞](以上童心社)などがある。
この書籍を作った人
作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。
出版社からの内容紹介
ご家庭でも園でも「読めばかならずもりあがる!」と大人気の、シリーズ37万部突破の幼児えほん!
子どもはからだを動かすのが大好き!
声に出して読めばしぜんとからだが動きだして、何かになりきりながらたいそうできる「パンダたいそう」シリーズは、読み聞かせにもぴったりの絵本です。
日中、よく体を動かした後は、ぐっすり寝つけるように、心と体をゆったりしずめる絵本『パンダおやすみたいそう』。
「おやすみたいそう はじめるよ。りょうてを ゆっくり うえに あげて ゆっくり ゆっくり しんこきゅう」、パンダが最初になりきるのは、体をすみずみまで気持ちよくのばすフラミンゴ。
しずかにこしをおろして、右手と左手、ゆらゆらゆっくり動かして、ゆらゆらゆらーり、なみのたいそう。
両手をまえにひざをかかえて、うしろにまえに、すーいすーいと、ボートのたいそう。
おなかをゆかにくっつけて、両手をのばして、ゆっくりゆっくりおしりをあげて、せなかをしゅー。ねこのたいそう。
イルカ、くらげ……、深い呼吸をしながら何かになりきっているうちに、からだがリラックスして入眠の準備ができていきます。
しずかにからだをうごかし、呼吸をととのえて、体と心をゆったり落ち着けましょう!
絵本を読みながら、パンダといっしょに、さあ気持ちのよい眠りへ。
読み聞かせは1歳から、ひとり読みは3歳からおすすめです。
この書籍を作った人
東京都生まれ。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作品に、『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんとひまわり』『ピヨピヨだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(学研)、『みどりのくまとあかいくま』シリーズ(ジャイブ)、『おやすみなさいのおと』『ころころパンダ』(講談社)他多数。その他、直販の保育絵本などでも活躍している。
この書籍を作った人
瀬戸市はちまん園長、聖心女子大学講師を経て、現在、乳幼児教育研究所所長。幼児教育学を教えるとともに、NHK教育番組への作詞・作曲の提供、また、絵本からオペレッタへという保育活動の実践指導に力を注ぐ。
出版社からの内容紹介
サンリオキャラクターズと一緒に、心を育てる学び絵本シリーズが誕生!
感情豊かな心・自分や相手の気持ちに気づき、理解する力・自分で気持ちを整える力・伝える力、といった心の力をはぐくむことを、サンリオキャラクターたちが全力で応援します! お子さまの心育ての入門書にぴったりの絵本です。
本書は、人気のサンリオキャラクター・ポムポムプリンと一緒に、「うれしい」気持ちを知る絵本。
「うれしい」とはどんな感情かをはじめ、気持ちを伝えることの大切さ、言葉や表情で伝える方法などを、[おはなし][しつもん][レッスン]の3つの構成で、楽しく&わかりやすく学べるようになっています。
こんな方におすすめ!
・お子さまの心を育てたい!
・お子さまの心の発達のために、自分(大人)がどう手助けしたらよいかわからない!
・お子さま自身で感情をコントロールできるようになってほしい!
・お子さまの伝える力を育てたい!
・小学校入学準備として、お子さまの社会性を育てたい!
・親子の会話のきっかけがほしい!
・自分(大人)が感情コントロールに悩んでいる!
・本の贈り物を探している!
など
【おしえて! サンリオキャラクターズとは】
毎日、安心&ハッピーに生きよう!
お子さまがよりよく生きるために、幼児期から身につけておきたい知識を、サンリオキャラクターズと一緒に学ぶ絵本シリーズです。扱うテーマは、[心][体][言葉][食育]など多岐にわたります。2024年12月12日、シリーズ第1弾となる「あなたのからだをだいじにするほん」の発刊を皮切りに、2025年以降、続々新刊が発売予定です。
この書籍を作った人
1976年、東京都生まれ。女子美術短期大学情報デザイン科卒業後、グラフィックデザイン会社、子どもの本専門店の勤務を経て、絵本作家となる。作品に、『えんそく おにぎり』(講談社)、『パンツ ちゃんと はけたかな』(教育画劇)、『ともだちの ひっこし』(PHP研究所)、『ちいさな かわいい おべんとうばこ』(小学館)、『きまぐれレストラン』(金の星社)、『はっぱの おてがみ』(苅田澄子・作/世界文化社)、「パッピプッペポー」シリーズ(KADOKAWA)などがある。『いちばん しあわせな おくりもの』(教育画劇)で第7回リブロ絵本大賞を受賞。続編に『きみに ありがとうの おくりもの』『あなたに あいたい』がある。
出版社からの内容紹介
体も声も小さいトリケラトプスの子ども・リケラ。リーダーシップをとって遊びを決めるのは、いつもアンキロサウルス・アンキ。彼の提案に、遊び仲間たちは皆「いいね!」「いいね!」と誰も逆らわない。リケラも仲間はずれが怖くて、かけっこやおにごっこなどの、本当は苦手な遊びにも異論を唱えられずに付き合う日々を送る。ある日、アンキがジュララジャングルの探検という新しい遊びを提案。そのジャングルには怖い生物がいるという噂がある。いつものように、みんなは「いいね!」と賛成する。内心怖くて気がすすまないリケラも、「いや」とは言えず、結局皆で探検に行くことに。しかし、いよいよ危険なエリアに入り、リケラは初めて「あぶないから もどろう」と自分の意見を言う。
仲間はずれが怖くてずっと苦手な遊び、嫌いな遊びを受け入れてきたリケラだが、これをきっかけに、思い切って言葉に出して伝えることの大切さを知る。アンキも、声の小さいリケラの言葉に耳を傾けることがなかった自分を反省し、みんなの意見を聞く大切さを知り、相互理解できる結末に。
最後にアンキは、初めてリケラの好きな遊びを知り、「今からそれをしよう」と、ある場所へ行く。リケラの好きな遊びを皆で楽しむ幸せな場面で締めくくる。
「伝える」ことの大切さだけではなく、自分の意見を押し通してしまったリーダー・アンキ側の周囲への配慮不足、内心「こわい」「あぶない」と思いながらも何も言わずに危険な遊びに参加してしまう傍観者の視点も入り、様々な問題提起をしているストーリー絵本。「きもちのえほん」シリーズの第5弾として、複雑な仲間の関係性や思いのすれ違いを描く。
本書を含むこの「ダイナソーキッズ きもちのえほん」シリーズには、子ども時代に育みたい重要な能力として最近注目されている非認知能力(※向上心、共感力、コミュニケーション能力、忍耐力、思いやりなど、数値で測ることのできない人間的な力)を高めるための様々な工夫が盛り込まれている。
その一つが、巻末の「おうちの方へ」である。そこでは、幼児期の言葉の発達が専門の國學院大學吉永安里教授の監修のもと、読後に絵本の理解を深めるための問いかけ例を掲載。さらに、その回答の例として、実際に絵本を読み聞かせ後に問いかけをした親子モニターの、子どもたちが答えた言葉を、「ダイナソーキッズ公式サイト」に掲載している。子どもたちの回答の多様なバリエーションから、同年代の子どもたちの考え方、答え方がいろいろあることをおうちの方に知ってもらい、どのような答えも正解なのだと安心してもらえる丁寧なフォローページがあり、絵本をより深く楽しんでもらえる作りになっている。
この書籍を作った人
東京都生まれ。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作品に、『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんとひまわり』『ピヨピヨだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(学研)、『みどりのくまとあかいくま』シリーズ(ジャイブ)、『おやすみなさいのおと』『ころころパンダ』(講談社)他多数。その他、直販の保育絵本などでも活躍している。
この書籍を作った人
1977年 長崎県生まれ。東京藝術大学美術学部油画専攻卒業。同大学院修了。卒業後、雑貨デザイナーを経てその後フリーランスへ。第36回日産童話と絵本のグランプリで大賞受賞。第2回ビルボ絵本大賞で優秀賞受賞。第11回日本童画大賞 絵本部門で大賞受賞。作品に『おかしのまちのおかしなはなし』(フレーベル館)『くつやさんとおばけ』『カッパーノ』(いずれもBL出版)がある。
出版社からの内容紹介
魔法の鏡はこたえます…あなたはたいへん美しい。けれど白雪姫はあなたの100倍美しい!
むかしむかし、赤ちゃんがほしいとねがうお妃さまのもとに、雪のように白くうつくしいお姫さまが生まれました。王さまとお妃さまはたいへんよろこび、その子に白雪姫と名をつけました。ところがまもなくお妃さまが亡くなり、そこへやってきたのは自分のことが大好きでうぬぼれやの魔女でした。毎日魔法の鏡にむかっては、こうたずねます。「鏡よ鏡、この世でいちばんうつくしいのはだれかしら?」 魔女は、いつだって自分がいちばんうつくしいと信じていたのですが・・・
魔女に命をねらわれて毒リンゴを食べてしまう、ちょっぴりこわい「白雪姫」をあわくやさしいタッチのイラストで描きます。さらに著者は番外編として、ゆかいなこびとと白雪姫がパーティーをひらくショートストーリーを加えました。3つのクイズも収録。
名作昔話を、こわすぎず、親しみやすく、現代にむけてアレンジした「世界の美しいおとぎ話」シリーズ4冊目。海外のお人形を思わせる大きな瞳、儚げな表情…アン・レイセンが描くイラストは、どこか影のある美しさを感じさせます。聞いたことはあるけどストーリーは知らない…そんな大人にも、おとぎ話の世界が広がるきっかけに。
文/竹原雅子
編集/木村春子