全然怖くないおばけの絵本として大人気!?ジャック・デュケノワの「なかよしおばけ」シリーズ。
今度のお話も、またまた何やら楽しそうですよ。
なかよしおばけたちが急いで乗り込んだのは、豪華客船「ゆーれいっく号」!
はりきって船旅に出発したおばけたちだけど、この船、船員さんも船長さんもいないみたい・・・だいじょうぶ?
目指すのはゆめの国の「あこがれ島」。
どんな島なのか、とても気になるけど、まずは素敵な旅をおばけたちと楽しむことにしましょう。
毎日イベントはもりだくさん、テニス大会やたまころがし、さかなつりも。
お食事だって24時間いつでもOK。
自由で気ままな船の旅、なんだかおばけたちがうらやましいぞ。
だけど、だんだん様子がおかしくなってきて・・・。
無事に船旅は終わったっていうけれど、ほんとかな?
ちゃんと「あこがれ島」には着いたのかな?
このシリーズを見ていると、おばけたちに混ざって一緒に遊びたくなってきちゃう。
おばけ暮らしは自由気ままで面白そう。
でも、いつもうまくいくってわけでもないみたい!?今回もなかなかハードな旅になっているようですし。
それでも、あわてず、騒がず、どんな状況も受け入れてそれなりに楽しんじゃう。
そんな、どこまでも前向き、あるいはのん気なおばけたちの姿勢こそ、人気の秘密なのかもしれませんね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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