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サラミ

ママ・30代・兵庫県、女4歳 男0歳

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サラミさんの声

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自信を持っておすすめしたい 親子をみつめるあったかい目  投稿日:2004/02/27
しろくまちゃんぱんかいに
しろくまちゃんぱんかいに 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
子供にとってとても身近に感じられる主人公、こぐまちゃんとしろくまちゃん。今回も女の子が大好きな、おかあさんのまね・おかあさんのおてつだいをするしろくまちゃんの姿がかわいいです。
ポストに手紙...あぁ、そうそう、抱っこしていれるよねー。
通りに出ると...抱っこされてるくせに、子供が「おかーさんあむないよ」なんて言うのよねー、『あぶない』って言えないくせに。
買い物するとき...落とすのに、荷物持つとか言うのよねー。
そんなこと思いながら読んできかせてるお母さん、私だけじゃないはずです。作者の、母子をみつめる目のあったかさがつたわるような、子育てしてるってしあわせだなって思わせてくれるような、そんな絵本です。初版が私の生まれるよりも前だというのに改めて驚かされるほど、母子の普遍性をしっかりとらえてやさしく描いた本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 子供にむけられた愛情  投稿日:2004/02/27
すばらしいとき
すばらしいとき 文・絵: ロバート・マックロスキー
訳: わたなべ しげお

出版社: 福音館書店
この絵本が復刊図書として再版されたとき、おおいそぎで買いました。もちろん娘にはまだまだわからない内容で、読んであげるとしても数年先になると思いますが、それでもどうしても手元においておきたかったので。
子供が読んでどうか、というと、なんだかおもしろみのないよくわかんない本だなぁと思われてしまうかもしれないんですが...。今大人になって親になって、子供に対してどうしたって感じてしまう愛情を、そして自分が子供だったころ両親はきっとこんなふうに慈しんでくれたんだろうなという感謝を、たっぷりと、せつないぐらいに表現してくれている本です。
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自信を持っておすすめしたい 最後のページであてっこゲームも  投稿日:2004/02/27
きょうのおべんとう なんだろな
きょうのおべんとう なんだろな 作: 岸田 衿子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
おそとでおともだちと一緒にお弁当。子供たちみんな、大好きですよね。自分が子供だったころ、遠足のお弁当がすごく楽しみだった気持ちまでよびさましてくれる、魅力的な絵本です。
ぶたさん、うさぎさん、りすさん、くまさん、ぞうさん、ねこさん、こがねむしさん、男の子。みんなそれぞれに大好きなものがぎゅっとつまったしあわせいっぱいのランチタイムがはじまります。さし絵は「ぐりとぐら」のやまわきゆりこさんで、もちろん文句なしにかわいいのですが、それだけじゃなく、きっちりと『本物に忠実な』動物たちの姿に感心させられます。
最後のページは恒例の「一覧表」。きょうのみんなのおべんとう、と銘打って絵がのせられています。子供に「これだれのおべんとうだった?」って聞いてあてっこするのもまた、たのしいですよ。
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自信を持っておすすめしたい 眠るまえ、すこし不安なこどもの姿  投稿日:2004/02/27
おやすみなさい おつきさま
おやすみなさい おつきさま 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
夕方や夜って、なんだか不安になったりたよりない気分になったりしますよね。そんなこどもの心をやさしく表現した本だと思います。
おへやにみえるものたち、すこし昼間とはべつの顔をみせているような気がするそれぞれのものに、うさぎの子が「おやすみ」を言っていく様子は、読みきかせてもらっている子供の気持ちを自然に眠りに誘ってくれるようです。この絵本を読んであげると、娘はとても気持ちよさそうに眠りにつきます。
おへやの2枚の絵に「おやすみ」を言うところでは、くまの絵とめうしの絵がでてきます。くまの絵の背景にもめうしの絵がかかっているのを発見したとき、なんだかすごくうれしかったです。ぜひ手にとって探してみてください。
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自信を持っておすすめしたい 犬たちのかわいいラブストーリー  投稿日:2004/02/27
どうながのプレッツェル
どうながのプレッツェル 作: マーグレット・レイ
絵: H.A.レイ
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
結婚前、ダックスフントを飼っていた主人にプレゼントした絵本でしたが、今は娘がとても気にいって読んでいます。
きょうだいはみんなふつうのダックスフントなのに、ひとりだけぐんぐんと胴がのびて、ついにチャンピオン犬になるプレッツェル。みんなに感心される立派な犬のはずなのに(みんなプレッツェルを見て「ほう!」と感心する...犬も人間も)、よりによってすきになった黒いダックス・グレタだけは「どうながなんてだいきらい」ときっぱり!でも、あきらめないでアタックするプレッツェルにチャンスがめぐってきます。
プレッツェルはいつもグレタにやさしく、わがままにも怒らず、そして勇敢に彼女をピンチから救い出します。その姿はほんとうに、世の女の子たちの理想!!男の子のほんとのかっこよさってこんなのかも、って思わされる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 大人だってわにだって、こわいものあるよ!  投稿日:2004/02/24
わにさんどきっ はいしゃさんどきっ
わにさんどきっ はいしゃさんどきっ 作: 五味 太郎
出版社: 偕成社
私の姉から、赤ちゃん用歯ブラシと一緒にプレゼントされてこの本と出会いました。娘も、まだろくに話もできないころから、この絵本のセリフは全部憶えていて楽しそうに言っていました。
「ゆっくりあそんでいたいけど いかなくちゃいけないね」と憂鬱な顔でわにさんは歯医者さんへ向かい、はいしゃさんのほうはおもちゃ(いい大人なのに!こういう遊び心が最高)を名残り惜しそうに置く...怖そうなわにさんも、みんなにいやがられる歯医者さんも、いやなことやこわいこと、やっぱりあるんだっていうおかしみや親しみやすさが、ついつい読んできかせてる大人までしっかり引き込まれてしまう理由でしょうか。
まったく同じことを心で思っているんだけど、お互いの状況はまったく違うということを完璧に表現した言葉のおもしろさを、存分に伝えてくれる絵本です。子供の心にもきっとしっかりと印象がのこるのではと思います。
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自信を持っておすすめしたい 訳がとにかく素敵  投稿日:2004/02/24
ちいさなうさこちゃん
ちいさなうさこちゃん 文・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
最初に出会う絵本として有名なうさこちゃんですが、最近たくさん出版されている「ミッフィー」シリーズより、やっぱり断然「うさこちゃん」のほうがいいなと思います。
なによりも、子供に伝わりやすいやさしい日本語であふれているところと、リズムのいい、きれいな語順・きれいな語感で全編がまとまっているのが素敵です。海外のいい絵本たちはやっぱり、訳次第で全然変わってくるものだなと思います。
うまれたての『あかんぼうさぎ』なうさこちゃんは、最後におねむになってしまい、お祝いに訪れていた動物たちが『しずかにさようならをいたします』ことになり、ふわふわさん夫妻は我が子の静かな眠りのため、そっと戸締りをします。読んでいてしあわせになるしかないような、おだやかさがそこにはあります。
シンプルな絵、しずかな言葉は、寝る前の読み聞かせにもいいと思いますし、字がよめるようになったころに自分で読むにもちょうどいいのではと思います。
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なかなかよいと思う かわいさがちりばめられた本  投稿日:2004/02/24
だいじょうぶかしら ねずみくん
だいじょうぶかしら ねずみくん 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
あまりたくさんの言葉を使わず、ひとつの言葉の秘める可能性を限りなく掘り下げるスタイルの五味太郎さんの絵本たち。この絵本も同じく、いろんな「たいへんなこと」が身の上に起こる(起こりまくる?)ねずみくんが、受難のたびにちょっと笑ってしまうような変貌を遂げます。『ねずみくん だいじょうぶかしら』という言葉がくりかえされるうち、子供の方でも憶えてしまって「だいじょうぶかしらー??」と一緒に声をはりあげるようになっていきます。かわいらしい言葉ばかりの絵本なので、子供が憶えて口にするのもまたかわいらしく、ほほえましいです。
『だいじょうぶかしら』と心配しているようで、でもちょっと次を期待してしまう、子供のユーモアが育つ本ではないかなと思います。
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自信を持っておすすめしたい こどもの心のやわらかさ  投稿日:2004/02/22
かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
大人にとって時にそれこそ「かいじゅう」に見えてしまうこどもたち。ママに叱られ、『この かいじゅう!』とどなられたことから、(反省どころか)マックスの想像のはねがどんどんひろがり...。もしかしたら眠りこんでしまって夢を見たのかもしれません。
ちょっと気味が悪い姿のかいじゅうたちがいる国へ果敢にのりこんでゆき、あっというまに王様になってしまうマックスの言葉遣いや挿絵の顔つき!!ちょっと小生意気な目をしたマックスがかわいくて、男の子を持たない私としては、もっとやれー!と応援したくなるような気持ちになります。
でも最後にはやっぱり、だいすきなママのところへ帰りたくなるんですね。こどもたちってやっぱりママが大好きなんだな、ほんとは『ごめんね』って(いえないときでも)心で思ってるんだなと思わせてくれる本です。ママたちもみーんな、きみたちが大好きだよー!って、読んだあとママたちもしあわせになれるんじゃないかなと思います。
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自信を持っておすすめしたい 日本語の美しさを再確認  投稿日:2004/02/21
ぐりとぐらのあいうえお
ぐりとぐらのあいうえお 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
大きいサイズのいつものぐりとぐらのぼうけんから、少しはなれた場所にちいさくちょこんといる、そんな印象の絵本です。
ピンチがあったり大喜びがあったりドキドキしたりのストーリーがなくっても、言葉がきれいでリズムがよければ子供の心にはすうっと響くんだなぁと、よくわからないながらもうれしそうに「あいうえお」を言う娘の横顔を見ながら感じました。
私自身は「は行」の、「はなびら ひこうき ふうせん ヘリコプター ほうきぼし」という浮遊感あふれる自由な感じが大好きです。「ら行」のろばさんの佇まいと、匂いたつような花々の名前もすてきです。
どうしてぐりとぐらの生活圏は、こんなにも子供のあこがれをかきたてるものであふれているんでしょう。子供を産むことができて、また改めて子供のころの気持ちをとりもどして、ぐりとぐらの日常をすみずみまで楽しめる幸せを、このちいさいサイズの本もきっちりと与えてくれました。
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