新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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ランタナ

ママ・50代・埼玉県、男の子21歳 男の子18歳

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自己紹介
お猿さんのような息子2人を育てながら、
子どもにかこつけて大好きな絵本の世界に浸っています。
小学校で読み聞かせをしています。

ランタナは花の名前です。
ひとこと
絵本ナビをきっかけに、沢山の絵本との出会いがありました。
感謝です!

私の感想は、好きな絵本ばかりで、ついつい長くなり、
夜中に書いたラブレターのようなこっぱずかしいものもありますが
大目に見てやってください。
感謝を下さった方、ありがとうございます。

ランタナさんの声

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なかなかよいと思う 機関車VS犬のビュンビュン、スピード対決   投稿日:2012/05/30
ビュンビュンきしゃをぬく
ビュンビュンきしゃをぬく 作: アーナ・ボンタン ジャック・コンロイ
絵: バージニア・リー・バートン
訳: ふしみ みさを

出版社: 岩波書店
風を感じるバートンさんの絵とタイトルに惹かれ、手にとりました。

横長に広がる構図が印象的なバートンさんの絵も
お話や「ビュンビュン」などの訳も楽しいのですが、
最初に一人で黙読した時は、「もう少し文章が短かくてもいいなぁ」と思いました。
タイトルでなんとなく結末が分かる為、そう感じたのかもしれません。

ところが、次男に読み聞かせたら、かなり集中して聞いており、
声だけ聞いていた長男も「面白かったから、もう1回!」と言いだし、嬉しい誤算。

「足が速い」って、息子達にとっては無条件に「カッコイイ」のですね。
駅長さんが絶対勝てないと決めつける機関車とのスピード対決に、
やせっぽちのビュンビュンが勝ち抜いていくのが痛快で、
結末を予感しつつも、(もしかしたら、予感できるからこそ)
勝負の行方から目が離せなかったようです。
昔トーマスが好きで、機関車の世界に馴染みがあったのも良かったかもしれません。

実は敵役?の駅長さんがいい味だしてます。
威張っていて、見栄っ張りで、大人げないけれど、なんだかんだ約束はちゃんと守って・・・。
最後は「ドンマイ!」と肩をたたいてあげたくなります。

年中さん位〜小学校中学年くらいのお子さんへの読み聞かせにおすすめです。
長いかなぁ、と思われても、一度はお試しあれ。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 今日はおむすびさんちの田植えの日です!   投稿日:2012/05/28
おむすびさんちのたうえのひ
おむすびさんちのたうえのひ 作・絵: かがくい ひろし
出版社: PHP研究所
男手ひとつで子どもたちを育てている、おむすびのお父さん。
今日の田植えをを手伝ってくれるのは
しゃけさん、たらこさん、おいなりさん、ほそまきさん・・・!
おむすびの「具」やお米にちなんだ、可愛らしい仲間達です。

せっせのせ せっせのせ
軽やかな言葉にのせて描かれる、昔ながらの田植え。
朝焼けの空の下に広がる水田の遠景が本当に美しいです。

ひと汗流したら、お昼ごはん。
読み聞かせた私は「・・・コレ共食い?」とドキッとしましたが
食いしん坊の次男は、どのお弁当がいいかなぁ、とニコニコ。
その後駆けつけた、たこどん・いかどんのスゴ技に大笑い。
そして・・・汗をかいたら、やっぱりお風呂♪
優しい気持ちで読み終えました。

我が家の周辺には水田がありません。
初め、息子に稲作について知ってもらいたいと思い、この絵本を手に取ったのですが
読み終えて心に残ったのは、むしろ
汗水流して働くことの素晴らしさや
「おたがいさま」で助け合う、暖かなつながりだった気がします。

「みんないきかえりました。 これであしたもがんばれそうです。」
「あしたは、おいなりさんちのたうえですね。いいてんきになりますように」

園児さん位から小学校中学年位のお子さん、大人の方にもおすすめの作品です。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい お隣に住んでいるのは、ホントにどろぼう夫婦?!   投稿日:2012/05/26
どろぼう夫婦
どろぼう夫婦 作・絵: 児島なおみ
出版社: リブロポート
図書館のちょっと古びた本でしたが
赤く縁取られた、おしゃれなペン画の表紙が気になり、手にとりました。

主人公の「ぼく」は言います、お隣に住む夫婦は泥棒だと。
「ほんとうなんだからしょうがないよ。だってね、近所の物知りじいさんが教えてくれたんだ。」
・・・でも、お隣のご夫婦、表紙と違ってとても温和で、
ごくごく普通に暮らしているだけだと思うんですけど!

「ぼく」は小さな探偵さんになり、毎日お隣を見張っています。
ご主人が自動車の修理をしているだけでも
「現場からすぐ逃げられるように」手入れしている等々、
もう、全部アヤシく思える「ぼく」。
あの「物知りじいさん」に近況報告しているような絵もあり
あぁ・・・と思いつつも可笑しく、オチも楽しめました。

大人向けかと思い、自分用に借りたのですが
次男のリクエストで読んだら、耳だけ聞いていた長男も途中からやって来て、
終始ニヤニヤニヤニヤ、時々フフッと鼻で笑い、「面白かった〜」と言っていました。

小学校中学年位〜大人の方に、たまにはこんな作品もいかがでしょう。
線が細いので、おうちでの読み聞かせや、一人読みがおすすめです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい マジョンナさん、憧れてしまいます。   投稿日:2012/05/23
となりのまじょのマジョンナさん
となりのまじょのマジョンナさん 作: ノーマン・ブリッドウェル
絵: 長野 ヒデ子
訳: ながつきるり

出版社: 偕成社
魔女の本ですが、怖くありません。
マジョンナさんにかかると、
魔女や黒い家、黒い服、蝙蝠との散歩など、不気味で怖くなりそうなものが、
みんなキュートで楽しそうに見えてきて、ワクワクと読み進めました。
長野ヒデコさんの描く茶目っ気のある絵がお話にぴったりです。
(マジョンナさんの髪型も素敵。5本目のみつあみ、気づきましたか?)

お話の最後にやってくるのは
「まじょがいるなんてめいわく」「でていって!」という失礼なご近所さん。
マジョンナさん自身を良く知りもしないで、「魔女」というだけで差別するなんて、
マジョンナさんの怒りは正当です。
でも、マジョンナさんがかけた魔法は思いがけないものでした。

この展開だけでも、満足していたのに
最後の最後に待っていた、マジョンナさんの言葉が最高!
作者が楽しいお話に滑り込ませた、愛する息子さんへのメッセージでもあるのでしょう。
読み終えて、心は晴れ晴れ。
マジョンナさんに本気で憧れてしまいます。

「こどもたちと まじょのような すてきなあなたに 画家」
「日本じゅうの こどもたちと マジョンナさんに 訳者」
という言葉そのままに、沢山の方におすすめしたい作品です。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 小1男児もハマった、ももんちゃんの魅力   投稿日:2012/05/15
どんどこ ももんちゃん
どんどこ ももんちゃん 作: とよた かずひこ
出版社: 童心社
ほんのりピンクで、柔らかくて、コロンとしていて、甘い匂いがして・・・
赤ちゃんって、桃に似ていませんか?
シンプルな線で描かれたももんちゃんには、
そんな赤ちゃんの可愛いエッセンスがぎゅーっと詰まっている気がします。

数年前、本屋さんで「ももんちゃん」を目にして、一目ぼれ。
リズム感のある文章と愉快な展開に
立ち読みながら「アハッ」と声を出して笑ってしまいました。

息子達には幼いだろうな、と自分の楽しみで「ももんちゃんシリーズ」をチェックしてきましたが、
やっぱり大好きで、先日、ついに我が家の本棚へ。
意外にも、1年生の次男が「どーん」で大ウケし「もう1回!」
ももんちゃんの魅力はタダモノではないと確信しました。

成長したらしたで、育児はあれこれ大変だけど
この絵本を読むとふっと気持ちがほぐれ、力が湧いてきます。
生意気な口もきくようになった子ども達の
桃のような赤ちゃんだった頃の記憶が呼び覚まされて、
お母さんであることのシアワセをかみしめることができるから。
よーし、今日もかかってこい!

歩き始めた年頃のお子さんへの読み聞かせにはもちろんですが、
意外とお兄ちゃん・お姉ちゃんや、お母さんにもおすすめです。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい スケッチブックの中で飼う、虹色のワニ!   投稿日:2012/05/14
ぼくのスケッチブック
ぼくのスケッチブック 作: 山下奈美
絵: ひろいのりこ

出版社: BL出版
スケッチブックに描いたワニの絵が、ケーキの絵を食べちゃった!?
「ぼく」はワニを「ガブリ」と名付け、スケッチブックの中で大切に飼い始めますが、
成長したガブリは、スケッチブックの中に納まらなくなってしまい・・・。

虹の絵まで食べちゃって、七色になったガブリがおしゃれ!
普段はワニの絵らしく澄ましているけれど、
時折見せるシャイだったり、甘えん坊だったりする面が可愛くて
小1の次男もニコニコでした。

どうしたらスケッチブックの中のガブリを自由にできるだろうと
必死に考え、調べ、意を決してガブリを旅立たせようとする「ぼく」は
ちょっと大人な横顔。
子どもの巣立ちを見送るような「ぼく」とガブリの別れの場面にキュンとしました。
だから、ガブリの照れ笑いが嬉しいラストに大満足です。

漢字も使われていますが、読み聞かせなら年長さん位から大丈夫。
表紙は地味ですが、クレヨンのタッチが暖かな絵の色彩も鮮やかで
絵の好きなお子さんにおすすめです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい おともだ「ち」じゃなくて「さ」!   投稿日:2012/05/12
おともださにナリマ小
おともださにナリマ小 作: たかどの ほうこ
絵: にしむら あつこ

出版社: フレーベル館
「お友達になりましょう」なんて、道徳っぽいお話かな?と思っていたけれど
よく見たら、おともだ「ち」じゃなくて「さ」!
これは面白そう、と手にとりました。

入学したばかりの1年生のハルオ、
ある朝、慌てて駆け込んだ小学校は、なんだかいつもとちょっと違って・・・。
知らない方が楽しめそうなので、この先はぜひ、お読みください。

ちょっと不思議で、ほんわかしたストーリーに
読み聞かせた小1の次男もニコニコ。
私は「あの子達や校長先生」が真似したい位
小学校って楽しい場所で、君は素敵なんだよ、って
そんな作者のメッセージもあるのかな、と感じました。

にしむらあつこさんのキュートな絵と手書き文字がいい味だしてます。
鏡文字やカタカナ・漢字がごちゃまぜの文章を読んでいると
一生懸命書いている「あの子達や校長先生」の姿が浮かんできて
つたない文章がなんとも微笑ましいです。
「みなちん、たいひん、おやさ四いと、おききでス」

読み聞かせで年長さん位から楽しめそうですが、
このキュートな文章のおかしみを自分で読んで味わって欲しいから、
1年生後半〜のお子さんの一人読みもおすすめです!
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい わが家がいちばん♪   投稿日:2012/05/07
おすのつぼにすんでいたおばあさん
おすのつぼにすんでいたおばあさん 作: ルーマー・ゴッデン
絵・訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
題名が気になって手にとりました。
魔法でお酢のつぼに閉じ込められるお話かと予想したのですが、
「おすのつぼ」は、元々ホップの乾燥所だった、お酢の壺に似ている形の「家」でした!

小さな家で、猫のモルトとつましい暮らしをしていたおばあさん。
ある日、逃がしてあげた小さなさかなが実は「王」で
「のぞみをすべてかなえてあげましょう」と言われて・・・。

おばあさんが、どんどん強欲になり、
小さな魚への言葉遣いが横柄になっていく様子が、定番の展開ながらも妙にリアルで、引き込まれます。
優しく謙虚なおばあさんを思い出し
「あれはきのう・・・、つい、きのうのことです。」と嘆く、
魚の言葉が印象的でした。

欲張りすぎてせっかく得たものを失う、という昔話はよくありますが、
失ったおかげで、おばあさんが元の優しさを取り戻すことができたのが、このお話の嬉しいところ。
控えめなおばあさんの最後のお願いも微笑ましかったです。
揺るがない、猫のモルトの存在がいい味だしていて、
自分に与えられている、ささやかな幸せに思いを馳せつつ、読み終えました。

優しい雰囲気の絵も楽しく、先が気になるお話で
小1の次男も夢中・・・長いのですが、一気に読み聞かせました。
作者の家で語り継がれてきた昔話を元に本にした、というまえがきに納得。
小学生のお子さんにおすすめの作品です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 誰かパパを止めてあげて!   投稿日:2012/05/07
ジャムおじゃま
ジャムおじゃま 作: マーガレット・マーヒー
絵: ヘレン・クレイグ
訳: たなか かおるこ

出版社: 徳間書店
最近手作りのイチゴジャムが好きな息子に、と手にとったのですが
美味しそうなプラムジャムが、だんだん怖くなる?ユニークなお話でした。

専業主夫になったパパは、ある日、大きなプラムの木から落ちた実でジャムを作ります。
初めは3瓶、加えて20瓶、さらに30瓶、ついに家中の入れ物に!
「これをぜんぶ、たいらげよう」

家事は完璧、賢い奥様を絶賛し、育児も頑張る、スーパー専業主夫のパパだけど、
このジャム作り&怒涛のジャムメニューはやりすぎ!
「完璧な主夫の自分」に酔っちゃって、周りが見えなくなっちゃったんでしょうか。

「パパには言わないでね」と優しい子ども達だけど、
スマートだった家族が「ジャムのびんみたいに」太って行く姿に笑ってしまいます。
思わせぶりなラストに、次男は「あぁ〜!」と声をあげました。

大好きなパパが嫌いになる前に、誰かパパを止めてあげましょうよ。
基本的にはお互いに家族思いな、カッスルさん一家に幸あれ。

年中さん位から小学校低学年のお子さんにおすすめです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい アイスランドの粋なおばあちゃん   投稿日:2012/05/07
やねの上にさいた花
やねの上にさいた花 作: インギビョルグ・シーグルザルドッティル
絵: ブライアン・ピルキントン
訳: はじあきこ

出版社: さ・え・ら書房
アイスランドの田舎で悠々自適な一人暮らしをしていたグンニョーナおばあちゃん。
病気をきっかけに、お医者さんの勧めで都会のマンションへ引っ越します。
初めは新しい家になじめませんでしたが、
マンションでニワトリを飼い、ベランダに家庭菜園を作り、屋根に芝生を敷いて・・・。

表紙のグンニョーナのお顔に惹かれて手に取ったのですが、
光にあふれた絵が本当に素敵。
アイスランドの風景や、グンニョーナの暮らしぶりが魅力的に描かれていて、
絵を眺めているだけでも、明るい気分になれそう。

この物語の語り手で、マンションの隣の部屋に住む少年「ぼく」はグンニョーナの良き理解者。
読み聞かせた次男は、「ぼく」目線でニコニコとお話に聞き入り、
「ぼく」同様、グンニョーナおばあちゃんのファンになったようです。

新しいことや、初めて会う人とのお付き合いが億劫になってきたおばちゃんの私も
グンニョーナに元気をもらいました。
「自分が心地良くいられる暮らし」は、自分にしか作れないから
まずは一歩、歩きださなくちゃ。

小学生位のお子さん〜大人の方におすすめです。
参考になりました。 0人

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