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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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ランタナ

ママ・50代・埼玉県、男の子22歳 男の子19歳

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自己紹介
お猿さんのような息子2人を育てながら、
子どもにかこつけて大好きな絵本の世界に浸っています。
小学校で読み聞かせをしています。

ランタナは花の名前です。
ひとこと
絵本ナビをきっかけに、沢山の絵本との出会いがありました。
感謝です!

私の感想は、好きな絵本ばかりで、ついつい長くなり、
夜中に書いたラブレターのようなこっぱずかしいものもありますが
大目に見てやってください。
感謝を下さった方、ありがとうございます。

ランタナさんの声

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自信を持っておすすめしたい ドキュメンタリー番組みたいなライブ感にワクワク   投稿日:2012/02/25
1ねん1くみの1にち
1ねん1くみの1にち 写真・文: 川島 敏生
出版社: アリス館
これは楽しい!
教室全体を見下ろすように撮られた定点観測?の写真が、
1ねん1くみの子ども達、ひとりひとりの動き、表情を生き生きと見せてくれます。

朝、登校した子が教室に向かうところから始まり、翌朝まで!が
時系列に沿って展開するので(小さな学校の時計がついています)、
ドキュメンタリー番組を見ているようでワクワク。
写真には吹き出しがついていて、子どもや先生の言葉、胸のうちが語られ、
その雑多な感じがリアルでおかしい。
他の絵本だと、主人公がいて、その子を中心に描かれますが
この写真絵本?はみんなが主役。
(みんなを見守る1ねん1くみの「教室」が主役かも?)
どんな子でも、自分に似た子を見つけられるのではないでしょうか。

春に新1年生になる息子はもちろん、
普段あまり学校のことを話してくれない2年生の息子も、
教科書が一緒、この道具はない、ウチのクラスはさー・・・等々、あれこれ解説してくれて盛り上がりました。
特に1か月の給食一覧のページは大人も夢中!
夜の学校の写真は大はしゃぎでした。

小学校に興味が出てきた園児さん〜小学校低学年のお子さん、
そのお父さん、お母さんにおすすめです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 伝われ!美味しいおにぎりを食べさせたい、オニゴコロ   投稿日:2012/02/23
オニじゃないよ おにぎりだよ
オニじゃないよ おにぎりだよ 作: シゲタ サヤカ
出版社: えほんの杜
毎日おにぎり弁当を持って登園する、おにぎり好きの息子と
全ページ試し読みで読ませていただきました。

人間が落としたまずいおにぎりを食べた、おにぎり好きのオニたちは
美味しいおにぎりの味を教えようと、人間の町へ。
でも人間達は逃げてしまって・・・。

美味しいものを食べさせて、喜んでもらいたいってオニ達の気持ち
母にも分かる、分かる。
頑張りどころがちょっとずれていて、なかなか伝わらないオニゴコロを
笑いつつ、応援したくなります。
息子も、残った大量のおにぎりをやけ食いするオニ達に
「だーかーらー、オニが怖いんだって」と教えていました。

それにやっと気づいたオニ達、まっとうな対策を講じるかと思いきや
・・・そうきちゃった?!
本を閉じて、タイトルに納得、でした。

シゲタさんの作品でも、コックさんの絵は怖がった息子でしたが、
オニの絵は大丈夫で、お話も気にいったようです。
明るい気持ちになれる絵本、園児さんから小学校低学年のお子さんにおすすめです。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい 星どろぼうのねがい   投稿日:2012/02/22
星どろぼう
星どろぼう 作: アンドレア・ディノト
絵: アーノルド・ローベル
訳: やぎた よしこ

出版社: ほるぷ出版
ある日、泥棒が星を全部盗んでしまい、夜空は真っ暗。
村人たちは、泥棒が次は月を盗むに違いないと考えて、月で待ち伏せし、星どろぼうを捕えますが、
星を夜空に戻すことが出来なくて・・・。

もちろん「盗み」はよくないことだけれど、
星をさわれるのなら、私も絶対さわりたい!
泥棒がはしごをかけて、星を集める場面では胸が高鳴りました。

アーノルド・ローベルさんの描く星が本当にきれい。
黒い夜空に輝く、暖かみのある黄色、ひとつひとつが少しずつ異なる形と輝き。
まるで小さな妖精達がさざめき合っているようで
村人達が星を「友達のように思っていた」という文章がしっくりきます。

取り戻した星は、空に貼り付けても落っこちてしまいますが
子どもが見つけた、星を空に戻す方法が・・・素敵!
あぁ、やられた、と思いました。
ふわっと暖かなラストも素晴らしく、読後感はじんわり幸せな気分。
ファンタジーだけどしっかりしたお話と、一度見たら忘れられない絵、
復刊に納得です!

年長さん位から小学校低学年のお子さん、大人の方におすすめです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい すっかりその気なライオン父さんがおかしくって!   投稿日:2012/02/20
とこやにいったライオン
とこやにいったライオン 作: サトシン
絵: おくはら ゆめ

出版社: 教育画劇
たてがみを切りに蛙の床屋さんにやってきたライオン。
「すっきり、ばっさり」切ってくれるよう頼みます。

黄色いまりもみたいにこんがらがった、ライオンの癖っ毛にクスッ。
いかした「ライオンのかみがた」カタログにクスクスッ。
くしゃみのアクシデントの後、
チョキチョキチョキチョキ・・・と、焦燥感が伝わる、鳴り続けるハサミの音の果てに辿り着いた
「あーあ」な髪型には大笑い。

でもね、最強に面白いのはここからだったんです。
なんとかしなくちゃと頭をひねった蛙のアイデアは・・・。

「えーっ!」と驚いていた息子だったけど
肝心のライオン父さんがすっかりその気でまた「ええーっ!!」
もう、おかしくって、おかしくって!

のびやかで愛らしいおくはらゆめさんの絵が、サトシンさんの素っ頓狂なお話にぴったり。
とぼけたライオン父さん、焦って膨らむ蛙、周りの動物達もお話に沿って描かれていて、
ホントに楽しいです。
「またおまちしております」という懲りない蛙たちに誘われて?
何度も読んでしまします。

園児さん位のお子さんから、大人の方にもおすすめです!
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自信を持っておすすめしたい 絵本好きな友人のように優しい本   投稿日:2012/02/14
幸せの絵本2ー大人も子どもも、もっとハッピーにしてくれる絵本100選
幸せの絵本2ー大人も子どもも、もっとハッピーにしてくれる絵本100選 編: 金柿 秀幸
出版社: SBクリエイティブ
息子の幼稚園で読み聞かせを始めた頃、
女の子も楽しめそうな絵本を探さなくちゃ、と「2」も購入しました。

他のガイドも見たけれど、
絵本好きの友人が、お気に入りの絵本を教えてくれるような、
そんな優しさを感じるのは、やっぱり「幸せの絵本」。
読み聞かせのお母さんが、まだ知らない、でもすごく目を惹く絵本を持ってきていて
「わぁ、それ見せて」ってちょっと見せてもらって、
「ウチの子、最後泣いちゃってね」なんて教えてもらえる、あの感じと似ているのです。
本当に絵本を好きな人達が大切に作られたからなのでしょうね。

情報量の多さや検索のしやすさではネットのほうが便利ですが
とびきりの100冊の絵本を、持ち歩け、どこでも読め、じっくり味わえるこの贅沢は本ならでは。
実は私、本で満足して、「絵本ナビ」のサイトに行き着いたのはずっと後でした。

装丁は(シリーズみんな素敵ですが)「2」が一番好きです。
象に寄りかかって満足げに絵本を見ているおサルさんが
まさに自分の膝で絵本を見ている息子に重なり、眺めているだけでも嬉しくなります。
ラインナップも、これから定番になりそうな絵本、隠れた名作絵本がいっぱい。
やっぱりおすすめです♪
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい こう掘れば、オレもケンタッキーに行ける?   投稿日:2012/02/12
地球をほる
地球をほる 作: 川端 誠
出版社: BL出版
夏休み、つよしとけんたとお姉さんが、
地球を掘り、ケンタッキー州を目指す荒唐無稽なお話。
年長の息子には難しいかなと思いましたが、
絵本を少しずつ回転して読む珍しさと
陽気な絵とお話、英語でのやりとりがえらく気にいってしまいました。

何度も読むうち、マントルって何?ケンタッキー州って本当にあるの?と言いだし
地球の内部構造の絵を見せたり、地球儀を一緒に見たり。
「こう掘れば、オレもケンタッキーに行ける?」
「いやいや!遠いよ〜」
「じゃ、こっちに掘って、中国ならなんとかなる?」
「いやいや!!あのね・・・」

確かに、この計画、一瞬まっとうな気がしちゃうけど、ハチャメチャです。
シャベルだけで、ケンタッキーまで掘るって言っているのに、
ご両親は賛成しちゃっていいの?!

アメリカに着いたら、現地の人の会話が英語なのもおかしかったです。
英文にはルビのように和訳がついていて、私は英語で読んだ後、和訳も連続して読みました。
息子相手だし、この際、発音は・・・ね!

小学校中学年位のお子さんから、頭の固くなってきた大人の方におすすめです。
ただ、あれこれ調べるのも楽しかったので
もっと小さなお子さんでも、興味を持ったら、ぜひお試しください!
(表紙にはあのうえきばちがありますよ)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい エンターテイメントなラトビア民話   投稿日:2012/02/09
ひつじかいとうさぎ
ひつじかいとうさぎ 作: うちだ りさこ
絵: すずきこうじ

出版社: 福音館書店
スズキコージさんのこどものともデビュー作と知り、手にとりました。
最初っからすごい絵を描いていらしたんだなぁと感嘆。

お話も面白かったです。
逃げたうさぎを追いかける羊飼いが、
おおかみにうさぎを「つかまえてくれよ」と頼み、断られ
こんぼうに「おおかみをなぐっておくれよ」と頼み、断られ
ひに・・・。

「こんぼう」が道をやってくるなんてシュールだし、
草を焼き、煤を巻き上げながらうねり歩く「ひ」は大迫力。
この繰り返しがどこまで積み重なるのか、ワクワクします。
私には、羊飼いが断られるとき毎回言われる「じぶんで〜しな」という言葉もツボでした。

そして・・・最後のスピード感あふれる展開は、もう爽快!
このたたみかけるような感じ、息子も読み手の私も、何度読んでも飽きません。

人を頼ってばかりの羊飼いが、結局思い通りになっちゃって
ためになるお話ではないのでしょうが、
絵とお話がとにかく楽しい、エンターテイメントなラトビア民話でした。
園児さんや小学生の読み聞かせ、お話会におすすめです。
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自信を持っておすすめしたい まさに、とんでいきたい美しい空   投稿日:2012/02/07
とんでいきたいなあ
とんでいきたいなあ 作・絵: 市川 里美
出版社: BL出版
息子が熱を出し、落ち着いてきた頃、お布団で読みました。

おもちゃの飛行機コスモスと犬のぬいぐるみウォギーが空を飛ぶ、という
シンプルなお話なのだけれど、とにかく絵が素敵。
爽やかな青空はもちろん、バラ色・雨模様での墨色・光がこぼれる雨上がり・・・と
色と形を変えてゆく空と雲の美しいこと。
サルクレール寺院のドームから見渡す、パリの街並みも壮観です。
まさに「とんでいきたいなあ」って気持ちになります。

家で寝てばかりいた息子も、気持ちがリフレッシュできたみたい。
気にいって「これいいね!」と何度も読まされました。

私は、ブル ブル ブルル ブルルーンという、エンジンの音が印象に残りました。
飛行機だって、いきなりすいっと空を飛べる訳じゃない。
プロペラを回しながら、行くぞ、行くぞ、行くぞーっと想いを高め、
えいっとばかりに飛ぶのですね。

少し漢字もあります(ルビ付)が、文章は長くなく、絵が多くを物語ってくれるので、
小さなお子さんから楽しめそうです。
これから何か新しいことを始めようとしている人へのプレゼントにもよいかも。
大人の方にもおすすめです。
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自信を持っておすすめしたい 大切にしてあげたい、アストンの優しさ   投稿日:2012/02/06
アストンの石
アストンの石 作・絵: ロッタ・ゲッフェンブラード
訳: 菱木 晃子

出版社: 小峰書店
石、枝、葉っぱ・・・子どもは色々なものと心が通じちゃうんですよね。
息子もよく連れて帰ってきます。
一緒に砂もザラザラ入っていて、もうやめて、と言いたくなりますが、
本当は大切にしてあげたい感性。
石を見て「寒そう」「ひとりぼっちでかわいそう」と心配し、
お風呂に入れてあげるアストンの優しさに心がじんわり暖まります。
そんな彼の気持ちに寄り添った両親の関わりが素敵。
私にもできるかしら?

大胆な構図と深みのある色合いの絵にも惹きこまれました。
大きな目が愛くるしい、毛並みが独特な質感の犬のアストンとその家族、
薄暗い夕暮れや雪の中にぼうっと浮かび上がる街灯
キラキラ輝く氷や霜
春の海の柔らかな光・・・
どのページも見入ってしまいます。

最初、息子は暗めの表紙が怖かったそうですが
(石が動き出しそう、と思ったとか)
読み始めると、アストンに共感したようでニコニコ。
ラストのオチにはニ黙ってニヤッ、という感じでした。

道端で宝物を見つける園児さんへの読み聞かせに、
彼らを見守る大人の方におすすめです。
冬の陽だまりのような味わいが、今の季節にぴったりです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う むしゃ!むしゃ!むしゃ!のリズムが子どもの気分に合うみたい   投稿日:2012/02/05
むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ
むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ 作: カンダス・フレミング
絵: G・ブライアン・カラス
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
自宅の庭で、念願の家庭菜園を始めたマグリーリおじさん。
でも、せっかく育てた野菜を3匹のウサギ達に食べられ、
畑の周りに囲いを作りますが・・・。

野菜を食べられまいと必死に囲いをエスカレートさせるマグリーリさんに対し、
食べにやってくるウサギ達はいたって無邪気。
「いち にい さん それっ! むしゃ!むしゃ!むしゃ!」なんて軽快な言葉のリズムに、息子はニコニコ。
繰り返されるうちに覚え、最後は一緒に声を出していました。

マグリーリおじさんには気の毒なお話なのだけど
リズムのよい言葉と絵のとぼけた雰囲気が
何とも言えない滑稽な味わいを醸し出しています。
ラストの、やけくそな表情のマグリーリさんと満足げなウサギ達を見て、
息子はいたずらが成功したときのように喜んで「もう1回!」
ムキになった方が負けなのは、我が家の親子ケンカと一緒かも。

声に出して読むと楽しさが増す作品、
園児さんへの読み聞かせにおすすめです。
参考になりました。 1人

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