アーノルド・ローベル(Arnold Lobel)
1933年アメリカ ロサンゼルス生まれ。高校卒業後ブルックリンの「プラット・インスティテュート」に入学。本のイラストレーションを学ぶ。ポーランド生まれのアニタ・ローベルと出会い結婚。『わたしの庭のバラの花』など、ローベルが文、アニタが作画を担当した絵本も出版されている。『ふたりはともだち』でコルデコット賞次賞と全米図書賞、『ふたりはいっしょ』でニューベリー賞、『どうぶつものがたり』でコルデコット賞を受賞。20世紀アメリカを代表する絵本作家となる。その他の作品に『ふくろうくん』『おはなしばんざい』(以上文化出版局刊)などがある。1987年ニューヨークの病院で他界。
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アーノルド・ローベルさんの作品ピックアップ
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ふたりはともだち
作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,045
ISBN:9784579402472
ローベルといったらまずはこの1冊!がまくんとかえるくんのお話です。中でも「おてがみ」は小学校の教科書にも採用されています。ふたりの飾らない、自然で素直なやりとり(子供ならでは)が面白く、その上にすっと心に染み込むほんのちょっとしたお互いへの思いやり。この加減が絶妙。大人になった今だからこそ、何度でも読み返したくなる名作です。
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どろんこ こぶた
作:アーノルド・ローベル
訳:岸田 衿子
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,045
ISBN:9784579402434
こぶたくんはどろんこが大好きな訳だけど、その至福な時の表情を見ていると、ローベルって何でそんなに子供の心がわかるの?なんて思っちゃう。最初はそれがわからないおじさんとおばさんですが、ちゃんと愛されている事がわかる展開がいいですね。「ずずずーっ」と沈むこぶたくんの姿に誰もが笑ってしまいます。
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ふくろうくん
作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,045
ISBN:9784579402557
ふくろうくんの考える世界はいつだってちょっと詩的で哲学的。「ドアから冬が入って」着たり、友だちになったお月様に語り続けたり・・・。傑作は「なみだでいれたお茶」。この発想!渋いふくろうくんですが、実は無邪気な子供にしか考えつかない事ばかりだったりして。この絶妙なバランスがローベルの魅力ですね。
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いろいろへんないろのはじまり
作・絵:アーノルド・ローベル
訳:まきたまつこ
出版社:冨山房
税込価格:¥1,760
ISBN:9784572002051
ずっと昔、色というものはありませんでした・・・で始まるこのお話。その出だしだけで、ぐっと惹き付けられます。「青色のとき」「黄色のとき」とは一体どんな感じなのでしょう。お話の展開にじっと耳を傾けて、絵を見て納得する・・・お話会などで読んでもらえたら、子供達はとても嬉しいに違いない一冊です。
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おはなし ばんざい
作・絵:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,045
ISBN:9784579400843
いたちにつかまって、スープにされそうなねずみ。
「まって!スープにはおはなしってものを入れないと美味しくならないよ。」さて、その4つのお話とは・・・。早速誰かに読んで聞かせてあげたくなる様なお話ばかり。「おはなし」って本当に面白い!改めて思わせてくれます。ねずみくんの運命やいかに。
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きりぎりすくん
作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,045
ISBN:9784579400904
きりぎりすくんは旅に出ます。自分でみつけた道をずんずん歩いて行きます。すると、その道中でちょっと変わった人達に出会います。きりぎりすくんは驚きますが、みんなはそれぞれ自分の生き方を見つけている様子です。きりぎりすくんはそのまま今日も旅を続けていきます。子供の時間って、まさに「旅」そのものなのかもしれませんね。
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ローベルおじさんのどうぶつものがたり
作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,760
ISBN:9784579401239
20のおはなしがそれぞれ色々な動物達を主人公にして語られています。それぞれの動物の特性を生かした、ちょっと偏屈、ユニークなキャラクターが沢山出てきます。最後のローベルおじさんの一言が、またピリッと効いています。読み応えのある絵本です。子供達には一日一話づつどうぞ・・・。
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ぼくのおじさん
作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
税込価格:¥1,045
ISBN:9784579400966
お父さんとお母さんが旅行先で行方不明になっている間、ぼくを預かって元気づけてくれたのが「ぼくのおじさん」。ローベルのお話の中でも、情深く、温かくちょっと切ないお話です。親でも先生でもなく、「おじさん」という存在がまたいいのかもしれません。
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どうぶつえんのピクニック
作・絵:アーノルド・ローベル
訳:舟崎 克彦
出版社:岩波書店
税込価格:¥924
ISBN:9784001151534
風邪を引いた動物園の動物達。そんな動物達を元気つけよう貸し切りバスでピクニックに出かける飼育係のマスターさん。なんてチャーミングな思いつきなんでしょう。ところが遊園地で動物達はあまりの楽しさに夢中になって帰ろうとしません。そこでマスターさんの考えた策は・・・。とっても無邪気な絵本です。
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いたずら王子バートラム
作・絵:アーノルド・ローベル
訳:ゆもと かずみ
出版社:偕成社
税込価格:¥1,540
ISBN:9784033278902
ローベルの絵のキュートな魅力がたっぷり味わえる絵本です。バートラムは、とってもわるい王子さま。いたずらばかりしていたら、ある日とうとう、おこった魔女に竜にされてしまいました・・・。この悪い顔もまた可愛い!
アーノルド・ローベルさんの作品のみんなの声
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- ピンクちゃんさん
- 40代
- ママ
- 広島県
- 女の子14歳、男の子7歳
これは素敵な絵本ですね。確かに白黒だけだとつまらないし何を見ても、何を食べても美味しくない、キレイじゃない、と思います。色が出来始めて、混ぜ合わせてどんどん違う色が。色によっておこる気持ちの変化も表現・・・続きを読む
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内容はとても面白く素敵な本なのですが、訳が苦手です。
会話の中にしょっちゅう挟まれる「ガマくんが言いました。」「カエルくんが言いました。」の言葉。
話す言葉の前に付いたり、後に付いたかと思った・・・続きを読む
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- こはこはくさん
- 50代
- ママ
- 東京都
- 男の子13歳
表紙のイラスト、特に、温かい色合いに惹かれて手に取りました。
むかし、あるところで、ロン・ロンソンさんというひとの靴紐が切れてしまいます。切れた靴紐を新調したロンソンさんは、新しい靴紐と釣り合う・・・続きを読む
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家の中で、陽に当たることのない家具や様々な道具たちに、外の空気を感じさせてあげようという、ベルウッドおじさんの思いやりは、日頃の活躍に対するねぎらいの気持ちだったのでしょう。
喜んで家から出てきたも・・・続きを読む
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- クッチーナママさん
- 40代
- ママ
- 東京都
- 女の子19歳、女の子17歳、男の子14歳
アーノルド・ローベルの作品ということで、読みたいと思いました。
ベルウッドおじさんが、お気に入りの物たちにも光を当ててあげたいと、「外へ出ておいで!」と声をかけます。すると喜んだものたちのパレードが・・・続きを読む
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