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親が止めてしまう前に
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投稿日:2012/02/07 |
長い童話を1人で読むようになった娘が、久しぶりに絵本の楽しさに触れられたシリーズ。
3歳の頃から大好きだったベスコフの作品は、やはりどれを読んでも楽しいです。
このシリーズは、ぜひ最初の作品「みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん」から読んでみてください。
おばさんたちの呼び名の由来や、ペッテルとロッタがおばさんたちに引き取られることになった経緯などもおもしろく、たちまち「続きを読んでみたいな」という気持ちになれますよ!
今回のお話は、ちょっと冒険的な要素も加わって、子どもたちもきっとペッテルとロッタのように、ハラハラ、ドキドキしながら、読み進めていくことと思います。
子どもの好奇心は、時に危険な状況へとつながることもありますが、そうなる前に親がすべて止めてしまうのも、子どもにとってはかわいそうなことです。失敗から学ぶことも、たくさんありますものね。
ペッテルとロッタは、どんな境遇でも生きていけるたくましさを備えていて、本当に頼もしいな、と思います。
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すべてが喜びの誕生日
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投稿日:2012/02/07 |
今日は、娘の8歳の誕生日。
いっしょにピザとケーキを作って、ささやかなお祝いをしました。
ターシャのように、何もかも手作りの、手の込んだサプライズの演出はできないけれど、ターシャの言葉を借りるなら、「“すべてが喜び”の誕生日」でした。
「心の通じ合う仲のよい家族がいて、愛情をたっぷり注がれた動物がいて、・・・純粋な心の充足がある」
ターシャの描くそんな誕生日の1日を過ごした夜に、この絵本をプレゼントしました。
娘は、数ページ読んだ後に、
「この子、J(娘)に似てない?」と言って、前のページに戻りながら、「ほら、髪が茶色くて、似てるでしょ?」と、嬉しそうにベッキーを見つめて言いました。
本当! よく見ると、髪だけでなく、背格好も、横顔の表情も、とてもよく似ているような気がします。
「今が1番かわいらしいころかもしれないな・・・。あっという間に大きくなってしまうんだろうな・・・。」と、少しだけ寂しく思いながら、娘の今を心に焼き付けておきたい、という気持ちで、絵本を閉じました。
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恐れも疑う心も知らない
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投稿日:2012/02/07 |
「小さな山神スズナ姫」の2作目。
晴れて山神となり、スズナ山を治めることになったスズナ姫は、最初から大きな問題に直面します。水のないスズナ山に、なんとか水を呼び戻そうとするのですが、涸れ沼の原因となった大ナマズの怒りは容易には解けません。
大人は常識や経験に基づいたことでしか突破口を見出すことができませんが、子どもは未熟で、恐れも疑う心も知らないからこそ、果敢に立ち向かっていくことができるのだということを、スズナ姫が教えてくれている気がします。
娘もきっとそこが1番おもしろいと思うところであり、スズナ姫と自分を重ねることができる理由でもあるのだろうな、と思います。
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秋をこよなく愛する娘へ
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投稿日:2012/02/07 |
娘の誕生日にプレゼントした絵本の中の1冊。
秋に生まれ、秋の木の実や落ち葉をこよなく愛する娘へ。
この日も、ちょうど紅葉を見に行った山で、どんぐりを拾い集めたばかりだったので、どんぐりが一面に描かれているページを見て、自分が拾ったどんぐりは、こんな形・・・、こんなのもあった・・・、と楽しそうにおしゃべりしていました。
もみじの赤と夕焼けの赤が、とても美しい絵本です。
娘は、読み終えた翌日に、早速、読者カードに感想を書いていました。
「わたしは、最後のばめんが1番すきです。わけは、せいちょうしたコウくんに会えるからです。」
大人になっても、コウくんのように子どもの頃の気持ちを忘れないでいてほしいな、と願っています。
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小さな魔法をかけ続けられるように
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投稿日:2012/02/07 |
「ベッキーのたんじょうび」を読んだときもそうでしたが、この絵本を読んだときにも、「こんなにすてきなクリスマスを実際に経験していたなんて、ターシャの子どもや孫たちは、どんなにしあわせな子ども時代を過ごしたことだろう」と感動しました。
何もかもが手づくりの誕生日、クリスマス・・・。
単に人形や人形の家が豪華なだけでなく、お母さんやおばあさん、ひいおばあさんたちみんなの思いが込められているからこそ、本当に人形たちも生きているように感じるのでしょうね。
人形たちもこんなふうにクリスマスをお祝いしているんだと思っただけで、なんだか胸が高鳴ります。
「子ども時代、わたしは魔法を信じ続けました。」と語るターシャ。
そして、それを子どもたちへ、孫たちへと繋いでいったターシャの生涯は、本当にしあわせに満ち溢れたものだったことと思います。
私も、子どもの心に、1つでも多く、小さな魔法をかけ続けられる親でありたいと願っています。
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そんな年頃になったのね
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投稿日:2012/02/07 |
娘が4歳の頃から大好きだったシリーズ・・・久々に新刊を読みました。娘も随分大きくなっているけれど、オオカミさんとキツネくんも日々成長しているんだなあ(!)と感じました。
そろそろ異性を意識し始める頃・・・。友達か、好きな女の子(男の子)か・・・と悩むところですよね〜。キツネくんにも、そんな選択を迫られる場面がやってきました。
娘は、キツネくんの気持ちを思いながら、ドキドキ、ハラハラ。
でも、やっぱり「ともだちごっこ」より、本当の友情を大切にしたいですよね。娘にもオオカミさんとキツネくんのような友情を育んでいってほしいです。
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神様の使いになりたい
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投稿日:2012/02/07 |
少し前までの娘の夢は、「ケーキ屋さん」や「お花屋さん」でしたが、最近は、「獣医さんになって、たくさんの動物を助けてあげたい」と言うようになりました。そして、「その後は、神様の使いになりたい。みんなを守ってあげたいから」・・・そんな娘のために読んであげた1冊です。
娘は、自分がスズナ姫になったかのように、今にも空を飛びそうなくらい生き生きとした目で、スズナ山の自然や動物たちを見つめていました。
富安さんのお話に出てくる登場人物は、神様でもやまんばでも、本当に豪快で(!)エネルギッシュで、生きる力に満ちあふれています。「まゆとおに」のまゆも、「やまんばあさん」も、スズナ姫も、世の中をぱあっと照らしてくれる元気の源のような存在。
娘も、共感する部分がたくさんあるようで、どの主人公も大好きです。特に、スズナ姫は、自分と歳が近いこともあって(300歳なのですが、人間で言えば6歳くらいなのだそうです)、応援したくなるんだろうな、と思います。
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親子3代の心をつないでくれた絵本
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投稿日:2012/02/07 |
カリジェの絵が好きな父へのプレゼントとして購入した絵本。
アメリカからネットで注文し、実家の住所へ送ってもらいましたが、その絵本(カリジェの絵本、全6冊)を父が「孫のために」と大切にとっておいてくれて、私たち家族が日本に引っ越してきたときに手渡してくれました。
今では、娘のお気に入り。大事な絵本の1冊です。
この絵本を開くたびに、父のことを思い、感謝の気持ちがこみ上げてきます。
親子3代の心をつないでくれた絵本。我が家の宝物です。
絵を見ているだけでも、アルプスの山々に抱かれているような気持ちになります。
壮大なアルプスの景色が、ウルスリの勇敢さや両親の寛大さをも後押ししてくれているようにさえ感じて、この地方だからこそ生まれた物語であり、絵なんだろうな、と思いました。
娘は、ウルスリが肩にかけている大きな鈴を見て、
「J(娘)の鈴といっしょだね。」と喜びました。
私がヨーロッパに留学していた頃、スイスで買ったカウベル。
ベルトには、ウルスリの鈴と同じく、花の刺しゅうがしてあり、金の留め金が付いています。
まだ幼かった娘に、おもちゃの“ガラガラ”代わりにあげた鈴ですが、娘は今も大切にしてくれています。
きっとウルスリの鈴は、もっと重厚で、遠くまで響き渡る音がするんだろうな、と絵を見て想像しました。
絵本でも、物でも、親から子へ、子から孫へと、受け継いでいけるのは、しあわせなことですね。
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久々の盛り上がり
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投稿日:2012/02/07 |
絵本を読んで、こんなに盛り上がったのは、久しぶりです!
ページをめくるごとに、今度はどうなるんだろう?と、ドキドキ、ハラハラの連続。
娘は、まるでその場にいるかのように、1ページ1ページ、実況中継のようなコメントをしていました。
「あっ、もうわかっちゃったんじゃない?」
「オオカミは、ヤギのことを考えてて、ヤギは、草のことを考えてるんだよね。」
「あ〜、オオカミの鼻が詰まってて、よかったぁ。」
「もうだめ! どうしよう、見えちゃう!」
1日に何冊もの児童書を読む娘ですが、こうしてゆっくりと親子で絵本を楽しむ時間もずっと大切にしたいな、と心から感じた夜でした。
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待ちに待ったクライマックス
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投稿日:2012/02/07 |
「小さな山神スズナ姫」のシリーズ。いよいよ最終回!
高学年向けの児童書を1日に何冊も読破する娘ですが、このシリーズだけは、私もいっしょに読みたかったので、夜の読み聞かせ用にとっておいてもらいました。
物語の先を知りたい気持ちを抑えて、毎晩少しずつ読み進めていったこの数週間・・・娘と私の至福の時でした。
待ちに待ったクライマックス! くらやみ谷の魔物の正体は、一体何者なのでしょう?
娘は、「呪いの言葉」のなぞを解く鍵、「しょうそく、はっそく。だいそく、にそく」の言葉をどこかで聞いたことがある、と言い、そこから自分で推理を重ね、見事「小足八足、大足二足」の魔物を言い当てました。母はただただびっくり!
娘といっしょにこのシリーズを楽しめて本当によかったな、と思った瞬間でした。
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