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こはこはく

ママ・50代・東京都、男の子14歳

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こはこはくさんの声

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ふつうだと思う ゆったり、ゆっくり、ねむくなる。   投稿日:2024/04/12
ねんころりん[新版]
ねんころりん[新版] 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ほるぷ出版
言葉のリズムが心地よく、声に出して読んでいると自然に眠たくなってきます。絵のタッチも優しく、見開きページの右と左で物語になっています。

まずは、目を開けて、絵と物語を楽しみながら読み、次に目を閉じて音の響きを楽しみながら読む(聞く)本なのかな、と思いました。

旧版より新版の方が文字がくっきりしていて、絵も、やや鮮やかさが増しているように思います。

ねかしつけにぴったりな、一冊です。
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なかなかよいと思う おにぎりが食べたくなります   投稿日:2024/04/11
おにぎり
おにぎり 作: 平山 英三
絵: 平山 和子

出版社: 福音館書店
まず、表紙のおにぎりの絵の美味しそうなことといったら…!
ツヤツヤでちょっとしっとりしている海苔は少し割れていて、その下にあるお米のボコボコした感じに、「あー、おにぎり食べたいなぁ」という気持ちにさせられます。

本編は、ご飯を炊いておにぎりをにぎり、海苔をまいて出来上がるまでの描写なのですが、湯気や、炊きたてのご飯の熱さや、香りが感じられます。できあがったおにぎりの数や大きさからも「誰が食べるのかなぁ」と想像が膨らみます。

子ども達と会話をしながら、ゆっくりと、おにぎりを楽しむ一冊です。
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なかなかよいと思う 畑の野菜、八百屋さんの野菜。   投稿日:2024/04/11
やさい
やさい 作・絵: 平山 和子
出版社: 福音館書店
色々な野菜の畑での姿と、八百屋さんに並んだ時の姿が、リアルに、美味しそうに描かれます。
出てくる野菜は…大根、キャベツ、トマト、ほうれん草、さつまいも。

トマトは収穫する時には、まだ青くて、八百屋さんに並んだ時も少し黄色や青の部分が残っています。藁で束ねられたほうれん草の根は赤く、サツマイモはところどころ傷があって、ヨレヨレのダンボールに入っている。

私が小さな頃に身近だった野菜たちで、読んでいてとても懐かしい気持ちになりました。

1977年の初版なので、スーパーで整列した野菜を見慣れた子ども達には、八百屋さんに並んだ姿の野菜も新鮮かもしれません。

土と野菜と、八百屋さんの店先の香りを感じられる一冊でした。
食育にも良いと思います。
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自信を持っておすすめしたい 思わず手がでる、いちごの本。   投稿日:2024/04/11
いちご
いちご 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
まず、タイトルのページが良いです。
「いちご」の文字の下に、ツヤっとしたイチゴをつまむ、小さな手が描かれていて、とても惹きつけられます。

本編では、雪に埋もれたイチゴの苗が春に向って少しずつ成長して、美味しそうなイチゴが実ります。その間、読み手の言葉は黒い文字、イチゴの言葉は赤い文字で印刷されているので、イチゴと対話しながらお話が進む感じも楽しいです。

クライマックスは、お皿に盛られた沢山のイチゴ。思わず、手をだしてつまみたくなります。

イチゴの季節、小さな子どもたちへの読み聞かせにピッタリな一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 忘れられない、絵と、色と。   投稿日:2024/04/10
おおきなおおきな おいも
おおきなおおきな おいも 原案: 市村 久子
作・絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
秋の読み聞かせの本を探していて、ふと思い出して読み返しました。
読んでみて、子どもの頃に受けた強烈な印象が、まったく色褪せずに心に残り続けていたことに驚きました。

まさに「お芋の色」としか言えない赤紫、先生も子ども達も、お芋料理も、最小限の線で描かれているのに、鮮明なイメージで絵本の世界に引き込まれます。

想像する力の素晴らしさ、楽しさを強く引き出してくれる、一冊です。
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自信を持っておすすめしたい ふざけてない、けど面白い。ねこたちの大冒険。   投稿日:2024/04/10
11ぴきのねこ
11ぴきのねこ 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
いつもお腹を空かせている、のらねこたち。
おじいさんねこから、かいぶつみたいに大きな魚の話を聞き、意気揚々と魚をつかまえに出かけます。

隊長がしましまのトラ猫だったり、小さな魚の切り分け方が「そりゃお腹がいっぱいにならないよぉ」という感じだったり、細かい描写に惹きつけられて、笑ってしまいます。
一方、ものがたりの筋は大胆で面白い。

ユーモア溢れる、一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 楽しくて、美味しくて、グッタリで、やっぱり楽しい田植え。   投稿日:2024/04/10
おむすびさんちのたうえのひ
おむすびさんちのたうえのひ 作・絵: かがくい ひろし
出版社: PHP研究所
今日はおむすびさんのお家の田植えの日。
朝ご飯を食べながら、おむすびさんは、ふたりの子どもに「おうちのことは、たのんだよ」と、田植えに出かけていきます。

お手伝いに駆けつけたご近所さんたちと、朝から夕方までせっせと働き、子ども達が持ってきた美味しいお弁当を食べて…。

『となりのトトロ』に、田植えのために小学校がお休みになる、という場面を思い出し、少し前の日本ってこういう感じだったんだなぁと、ほっこりうらやましくなりました。

田植えのリズム、駆けつけたご近所さんたちの様子などがとにかく楽しく、オチもなるほど納得、読み聞かせ会では大いに盛り上がりました。

田植えの季節にぴったりな一冊です。
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なかなかよいと思う 本の持つ力。   投稿日:2023/11/16
うりこひめと あまんじゃく
うりこひめと あまんじゃく 文: 堀尾青史
絵: 赤羽 末吉

出版社: BL出版
子どもの頃に読み、少し不思議で、少し怖いお話としてとても印象に残っていた本。改めて手に取り、絵もお話も全く色褪せていない事に驚きました。

中学年の子ども達に読んでみたところ、序盤で「あれ?桃太郎じゃん?」と軽い雰囲気でしたが、みな、徐々にお話に引き込まれていました。

昔話の持つ力と、絶妙な語り口と、心に焼き付く絵と…本の持つ力を感じました。

昔話の定番絵本、な一冊。
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なかなかよいと思う 50年前の、へっこき嫁。   投稿日:2023/11/15
へっこきあねさがよめにきて
へっこきあねさがよめにきて 作: 大川 悦生
絵: 太田 大八

出版社: ポプラ社
お嫁さんのへっこき譚。
初版が1972年なので、約50年前に作られた本です。

イラストが美しく、お嫁入りの様子や部屋の造りや、着物のデザインなど、昔の日本が丁寧に活き活き、描かれていると思います。

およめさんと、あにさん、船頭衆、反物売りのやりとりに、この絵本が50年前の作品である事を感じました。その一方で、作者あとがきにある「作者が加えた創作の部分」を、ここかなあ…と想像し、この時代にそのような創作を加えてくれた事を、とても嬉しく、頼もしく思いました。

勇気がでる、一冊です。
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なかなかよいと思う 「それは、もう、おそろしい、とてつも ない へ」   投稿日:2023/11/15
日本名作おはなし絵本 へっこきよめどん
日本名作おはなし絵本 へっこきよめどん 絵: 長谷川 義史
出版社: 小学館
お嫁さんのへっこき譚。

かわいくて、明るくて、迫力満点のイラストと分かりやすい語り口がいいです。恐ろしくて、とてつもない屁、という言い回しに、この本の楽しさとやさしさとが凝縮されている気がしました。

お嫁さんの屁を心身ともに受け止める、おばあさんの表情、仕草も…ガッツがあってすごくいいです。

元気になれる、一冊です。
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