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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

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わさんぼん

その他の方・60代・東京都

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わさんぼんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 虫たちの世界  投稿日:2021/09/05
トックリバチのとくこさん
トックリバチのとくこさん 作・絵: 伊藤知紗
出版社: 福音館書店
こどものとも年少版『おいしいかぞえうた』の折り込み付録おたよりのへやに、この絵本が取り上げられていました。3歳の男の子が、自分で考えてやったことが上手にできた時、この絵本に出てくる「とくこさんの作戦は大成功」と言いながら、大きな拍手をして喜んでいるそうです。
ナナフシ、おとしぶみ、トノサマバッタ、オンブバッタ、だんごむしなどの虫たちが表情豊かに描かれています。我が子も、子どもの頃、虫たちと仲良しだったことを思い出しました。
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自信を持っておすすめしたい やわらかい色合いに癒やされました  投稿日:2021/09/05
おもいではきえないよ
おもいではきえないよ 作: ジョセフ・コエロー
絵: アリソン・コルポイズ
訳: 横山 和江

出版社: 文研出版
絵のやわらかい色合いに惹かれます。孫娘の大好きなおじいちゃんの死を温かく包み込んでくれます。
表紙に色とりどりの花々、きれいな色の虎や孔雀、鳥や虫たちの中を幸せそうに散歩するおじいちゃんと孫娘。
おじいちゃんは、すてきなノートをプレゼントしてくれ、「何でもいいから、かいてごらん。思ったことを全部、絵や言葉で」と孫娘に伝えました。
ふたりの幸せな日々が絵本にあふれています。
おじいちゃん、おばあちゃんと孫の関係は、すてきだなと、改めて思いました。
コロナ禍で、おじいちゃんの病院にお見舞いに行ったり、お別れをできなかった、我が子たち。でもこの絵本を読んで、彼らの幸せな思い出を大切に、亡き父との幸せな思い出話をもっと沢山したいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 愛しいボタンたち  投稿日:2021/08/30
お皿のボタン
お皿のボタン 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: 偕成社
高楼方子さんに惹かれて、この本を手に取りました。10の短編とお話のまえとあとのはなしで構成されています。
ホワイト夫人、船長、豆姉妹、なぞの黒岩ジョー、すえっこ同盟、タビちゃん、スミレ嬢、うぐいすばあさん、はりきりとっつあんと老若男女の登場人物たち。
個人的には、うぐいすばあさんのお話に共感しました。
そうそう、おしまいのお話に出てくる碁石の石蔵さんを忘れてはなりません。ホワイト夫人の言葉を借りれば、なんてあっぱれな人。ひたむきに、一つのことをもとめる生きかたの美しさ。
高橋のおばあさんの娘時代の潮風五郎さんへの恋心のおはなしも、気持ちがキュンキュンします。
登場人物の1人1人(1つ1つ)の顔の絵や挿絵のお皿の中の絵が物語をより楽しくしてくれます。
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自信を持っておすすめしたい 心が温かくなりました  投稿日:2021/07/12
あたたかい木
あたたかい木 作: くすのき しげのり
絵: 松本 春野

出版社: 星の環会
山の動物たちがあたたかい木のまわりで、身体を休めている頁。
鈴木まもるさんの絵本『だんろのまえで』を読んだ時の、心を包んでもらったような感覚をまた味わいました。
名声を得ることばかりを考えて生きてきた植物学者。彼は冬に向かう山の中で、その木の周りだけが、あたたかく、まるで春のような木と出会います。彼は木の洞に腰をおろして眠ってしまい、夢を見ます。あたたかい母の胸に抱かれている夢。
なぜ、この木はあたたかいのか。ここにいるだけで、心の中まであたたかく、そして清々しくなるのは、どうしてなのだろうか。
あたたかい木の息吹。呼吸をするたびに、あたたかく清々しい風が、植物学者の全身を吹き抜けていく。この箇所は、マーガレット・マーヒーさんの『魔法使いのチョコレートケーキ』にも通じるものがあるなと感じました。
この木は、自分の身に起こるすべてを受け入れ、訪れるものを拒まず、そして癒やしながら生きてきたのです。
やがて植物学者はどうしょうもなく悲しいことやつらいことがあるたびに、そっと、あたたかい木のことを思い出し、少しずつ胸の奥があたたかくなり、誰にでも優しくすることができるようになります。彼は胸の奥に、いつもあたたかい木を秘めてきたのです。

この絵本に触れて、この木や穏やかな慈しみに溢れた植物学者と触れ合っているような気持ちになりました。
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自信を持っておすすめしたい いつか また、光がくる  投稿日:2021/06/03
こもれび
こもれび 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
詩人でもある林木林さんの文章にやわらかな草花たちや、光、空を描いている岡田千晶さんの作品です。
最後の方の頁の草花たちの言葉が素敵です。
つゆくさは「朝つゆほどの、こもれびでも、大きなきぼうの光になるんだわ」
すみれは「いつかまた光がくる。そのときのために、葉をひろげておきましょう。どんな小さな光にもちゃんとふれられるように」やがてすみれのしずくのようなつぼみが、ほんの少しひらきました。
それぞれの小さないのちが、ほのぐらい木陰のそこかしこに輝く光を見つめながら、それぞれの思いを抱いて生きている。

何気なく過ごしてしまいがちな日々も愛おしく、大切に過ごしたいと感じました。
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自信を持っておすすめしたい やさしい光  投稿日:2021/06/03
ひだまり
ひだまり 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
1人ぼっちだったトラビス。ひだまりも魚もひとり占め。
仲間と分かち合う幸せを知っているミケーレとの出会い。
ミケーレの優しい言葉にトラビスの心が動いていく。
ありがとう、なんて言葉も初めて言われた。
2匹で一緒に、ひなたぼっこをする心地よさ。
目を閉じて、ひげをくすぐったのが、風か、ねこじゃらしかを感じようとしているトラビスの表情がかわいい。
トラビスとミケーレの幸せな時間は流れていく。
幸せ色だった頁は寂しげな色に変わってしまう。
冬が過ぎ去り、春がまた始まろうとする頃。ミケーレとの温かな思い出で、優しい心を取り戻すトラビス。
もう会えなくても、トラビスはミケーレと一緒なんだね、ひだまりのミケーレと。
優しくそっと背中を押すように、生きていく力に気づかせてくれる絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 大切な絵本になりました  投稿日:2021/06/03
あかり
あかり 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
林木林さんと岡田千晶さんのコンビの『ひだまり』『こもれび』3シリーズの最初の作品です。
生きていくことが始まったばかりの赤ちゃん。それを見守る両親。このろうそくは、我が子の幸せを願っておかあさんが作ったもの。
人間だから、生きていればいろいろあります。でもこの絵本と出会い、温かな光に見守られて大きくなってきたことを改めて気づかせてくれます。
月が庭中を明るくするのと比べ、身の回りしか照らせない自分をちっぽけに思ってしまうろうそく。
赤ちゃんはやがておばあさんになります。おばあさんはろうそくに語りかけます。「こわかった夜も、悲しかった夜も、あなたのあかりにみまもられて、どんなにこころづよかったことでしょう。おひさまよりも、お月さまよりも、こころのいちばんおくまでそっととどくのよ」
ろうそくは、自分の灯す小さなあかりを大事に思ってくれる人がいたことを知り、生まれてきて本当によかった、と思います。そして最後の火は静かに消えていきました。
この絵本をそばに置いて、心にあかりを灯し続けていきたいです。
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自信を持っておすすめしたい 殿内真帆さん?  投稿日:2021/05/10
やっこさんの けんか
やっこさんの けんか 作・絵: 殿内 真帆
出版社: フレーベル館
アリソン.アトリー作『ちゃいろつつみ紙のはなし』の絵で殿内さんの作品に出会いました。洒落ていて、センスがいいです。
やっこさんやおすもうさん、飛行機、風車、舟そして‥。折り紙で遊びながら、ストーリーもあって、自分の折ったものに、より親しみが湧きますね。
折り方も載っているので、久しぶりに折ってみました。
『こどものとも』にも殿内さんの絵本があるので、そちらもこれから読んでみようと思います。
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自信を持っておすすめしたい ドキドキハラハラ、そしてほっ。  投稿日:2021/05/10
きょうふのしりとり
きょうふのしりとり 作: 武田 美穂
出版社: ほるぷ出版
子どもって「こわいもの」が好きですよね。子どもたちとのおはなし会に行くと、「こわい話をして?」と言われますものね。こわいけど皆で、しりとりをしながらだと楽しいですよね。こなきじじい、 まではいいけれども‥。
男の子二人のやりとりの様子もかわいいな。「る」うーむ、しりとりで行き詰まるんですよね、どうなる。おお、赤帽の坊やも負けてはいません!
なんとかつながった。うん、わかるわかる、こわいもの。ドキドキハラハラ。このへんまで来ると笑ってしまいます。 「まっさお」になって、さあどうなる‥。あー、よかった。こわいものも、友達と一緒ならば、そして安心できる存在あっての「こわいもの見たさ」なんですね。
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自信を持っておすすめしたい 桜の木はもう準備を始めている  投稿日:2021/04/20
さくらがさくと
さくらがさくと 作: とうごう なりさ
出版社: 福音館書店
桜の時期を過ぎ、寂しいなぁと感じていた頃に出会った絵本です。
桜の木は一年中同じ場所に立っています。通り過ぎる人々はそれぞれの自分たちの生活を送り、すたすた カツカツ タタタッ、のろのろ駅に向かっています。
風は冷たくても、毎日少しずつ日が延びて温かくなっていることを、桜の木はちゃんと知っています。
桜が咲き始め、鳥たちでにぎわう。いつもの光景が華やいでいく。「さくらがさくとなんだか ウキウキしてくる」そして夜桜。
今のご時世、桜まつりはできないけれども、この絵本を見ながら、また楽しめることを心待ちにしています。
日本の色って本当に素晴らしいと感じさせてくれる絵本です。
あたり一面ピンクのじゅうたん。数日経ち、「さくらのきはもうじゅんびをはじめている。」目の前のことに一喜一憂しがちの日々ですが、私も来年の春の準備をを少しずつでも進めていこうと励まされました。
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