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なんでこんなものに変身しちゃったの?
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投稿日:2004/08/07 |
月刊誌「おひさま」で毎月掲載のこのお話、絵本になって見所もたっぷり。
長新太さんの描くライオンワールドは?
ゆうちゃんは、女の子らしく全体的に赤系のあたたかい背景、それに比べてしんくんは、男の子らしく青系のさわやかな背景。そこに登場するのは、同じライオンかしら。このライオン、ゆうちゃんとしんくんの前で、必ず何かに変身してくれます。それは、二人が喜ぶものだったり、意外なものだったり・・・。時にはヘリコプターに変身して一緒に遊んでくれたりするけれど、どうしてこんなものに変身したんだろうというものもしばしばなのです。このナンセンスな笑いがいいのかも。
この「へんてこライオン」まだまだ掲載中なので、これからもどんどんシリーズの絵本が増えていくのかな?楽しみ。
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レトロな三輪車
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投稿日:2004/08/07 |
私のほうがなんだかなつかしくなってしまうようなレトロな三輪車。私たちが子どもの頃は、キャラクターものなんてなくて、こんなシンプルな三輪車だったものね。でも私たちが大好きだった三輪車は、私たちの子どももやっぱりそう。ちいちゃんといっしょで、娘も三輪車に上手に乗ることができません。三輪車の小さなペダルってこぐのは、結構難しいものなのです。
「はらっぱのおやまへいこう」
いいアイデアを思いついたちいちゃんは、いぬさんとねこさんと一緒におやまのてっぺんへ。さかみちをくだって「がっちゃん!」ところぶおきまりのシーンは、いつも大爆笑。最後にひざこぞうにけがをしながらも、苦笑いしているちいちゃんが、なんだかかわいいです。
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山を守る山おんな
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投稿日:2004/08/07 |
とてもファンタジックなお話です。どんどん読み進んでしまう。「おはなしのはじまり」では、おばあちゃんがうたうこもりうたが紹介されています。このこもりうた。もしかするとおばあちゃんが作ったものかもしれませんね。歌詞を見ると、「わかいきつねが おどりでて しっぽでひかりを とおせんぼ かわいいむすめが うなずいて ななつのひかりを つかまえた」とあるのです。
もしかして、わかいむすめは、おばあちゃん?わかいきつねは、じいさんきつねでしょうか。
そんなおばあちゃんが、次の山おんなに選んだのは娘ではなく、まごむすめのさちだったのですね。さちは、立派にその期待を受けて、「あたらしい山おんな」としてなないろ山を守るのです。
今ではなかなか見かけることがなくなったこんな山里のお話。昔はさちやおばあちゃんのように、本当に山を守っていた山おんながいたのかもしれませんね。
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かぼちゃのたねも食べるの?
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投稿日:2004/08/07 |
かぼちゃを育てることになった14匹の家族。土を耕し畑を作ることから始まります。その様子を見守る子ども達の真剣な様子といったら・・・。かぼちゃの成長とともに、いろいろな発見が・・・。虫たちもたくさん遊びに来て、その一匹一匹を確認しているだけで娘は、楽しそう。私はしゃくとりむしを見つけるのが大変でしたけど。
かぼちゃの収穫をどうするのかと思っていたら、中をくり抜いて持って帰るんですね。うーんなるほど。そのかぼちゃのご相伴にあずかっているかたつむりやこおりぎたちの姿を垣間見ることもできます。
最後のページに並ぶ、かぼちゃ料理の食卓のシーン。本当にこの家族の食事のシーンは美味しそうだけれど、今回はまた格別。娘は「かぼちゃのたねも食べるの?」と不思議そうでした。
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おきゃくさまは、なんと・・・
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投稿日:2004/08/07 |
クリスマスのお話なんですね。クリスマスの日に、ぐりとぐらの家に訪れたお客様とは・・・。文章中にはありませんが、そのいでたちはどう見てもサンタクロース。サンタクロースは忙しいのに、ぐりとぐらのために、チョコレートケーキを作りに来てくれたのでした。
娘は、ぐりとぐらがカステラのにおいをかぎつけるページが大のお気に入り。くんくんとぐりとぐらのように、鼻をならして笑っています。その美味しそうなチョコレートケーキを囲んで、クリスマスパーティを開くのです。
ぐりとぐらの家に集まったお客様は、またいつもの面々。楽しいパーティになってよかったね。しかしにおいでぐりとぐらの家に集まってきたなんて、みんな、鼻がいいなぁ。
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ちょっと変わったお客さん
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投稿日:2004/08/07 |
教科書にも載っていることで有名なこのお話。もともとは、作品中の「くましんし」の話がもとになってどんどん肉付けされたものだとか。
でも普通のタクシーの運転手・松井さんのタクシーには、本当に変わったお客さんが乗ってきます。これも松井さんのお人柄なのかしら。最後の「ほん日は雪天なり」というお話では、松井さんの意外な正体が・・・松井さんは本当に普通のタクシーの運転手?そんな部分を濁して終わっているこの作品、続きが読みたくなってしまいますね。
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夢のようなおふろ・あったらいいな
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投稿日:2004/08/07 |
こんな夢のようなお風呂があったらいいな。
まこちゃんのお風呂は、夢いっぱい。だってたくさんのお友達がいるんですもの。かめやペンギンならともかく、かばやくじらまで出てきちゃう。それにあわせて、どんどんお風呂が大きくなっていくのが、また幻想的なのです。
娘は、オットセイのしゃぼんだまが大好き。どんどんふくらんでいく様は、大人でもわくわくしてしまいますよね。
そんな楽しいお風呂もお母さんの一言で、お友達みんながお風呂の底に帰っちゃう。なんだか寂しい気もしますが、あたたたいふわふわのゆあがりタオルが待っているんだもの。それはそれで、まこちゃんにとっては、お風呂が大好きな理由の一つなのかもね。
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いろんなうんちがあるんだね
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投稿日:2004/07/10 |
トイレトレーニング中の娘にぴったりと、図書館で借りてきたこの絵本。
いろんな動物のうんちが、描かれていてちょっとびっくり。大人でも知らないうんちってたくさんあるんだねー。福音館書店の「かがくのとも」に掲載されていただけあって、ただのうんちじゃありません。
「いきものはたべるから、みんなうんちをするんだね」
このラストの一言につきますねー。
娘にもはやくこの名言、わかってほしいわー。個人的には、へびのうんちとくじらのうんちも描いてほしかったです。
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とっても魅力的なえんそく
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投稿日:2004/07/10 |
子どもにとって、遠足という言葉がどれだけ魅力的か。娘ももちろんこの絵本のとりこ。
でもぐりとぐらの遠足は、ちょっと変わっています。12時になるまではお弁当が食べれない。ちゃんと目覚し時計を持参して準備もばんたん。体操したり、マラソンしたり、時間をつぶそうとしますが・・・。
いばらにからんだ毛糸を見つけて、事態は急展開。娘もわくわくしながら読みふけります。
でもやっぱり一番の見所は、最後のお弁当のシーンですよね。ぐりとぐらのリュックサックに入っていたあふれんばかりのお弁当。これ、二人で食べるつもりだったのかなぁ(笑)
お弁当は大人数で食べたほうが美味しいものね。読み手の私も、娘もぐりとぐらとくまさんと一緒に、最後はお弁当を食べるのが、恒例になってしまいました。
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大切なものを見失わないで
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投稿日:2004/07/10 |
きむらゆういちさんが、絵本の最初で触れていることですが、「失いそうになってはじめて、その大切さに気づくこと」
これがテーマのようです。
くまという存在は強くて大きくて、勉強家で、おまけに料理も作れちゃう。なんでもできるオールマイティな存在。それに比べて、うさぎの存在はどうでしょう。でもくまにとっては、うさぎの存在はかかせない大切なものだったんですね。
くまがどんな困難もものともせず、立ち向かい突き進んでいく様子は、子ども達に勇気を与えてくれるようです。黒田征太郎さんのダイナミックな絵が、またこの絵本の魅力を最大限に伸ばしてくれています。子どもだけでなく、大切なものを見失いそうになった大人にでもおすすめの1冊です。
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