うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
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言葉がなく、絵だけで表現されている絵本を探してみました。絵そのものが表現方法として成り立っている芸術的な絵本、画面隅々まで細かくぎっしり描かれて眺めているだけで伝わってくる絵本、自分でストーリーを作っていける絵本、隠し絵の絵本などなど……様々なタイプの絵本がありました。共通しているのは読み手の想像力を必要とすること、参加して初めて成り立つ絵本が多いという事です。考えたり、お話を探したり、むずかしい様にも感じますが、自由に読めるという事です。子どもたちにとってはこちらの方が得意分野かも?
イタリアのグラフィックデザイナー、イエラ・マリによる絵本。洗練された美しい色、繊細な線だけでなく、見ている者の想像力や自然への興味まで掻きたてられる表現となっています。
ぞうさんのおなかのボタンをはずすと中から馬さんが…!?このびっくりする様な展開には言葉はいらないのかもしれませんね。不思議で自由なお話に読む方も存分に想像力を働かせて楽しんでみては?
コルデコット賞オナーブックも受賞した、世界で大絶賛されている文字のない絵本!
その詩情と美しく多彩なイマジネーションがアメリカで高い評価を受け、ファンを増やしています。映画のようなドラマチックな構図とストーリーラインに子どもも大人も夢中。イマジネーションが膨らむ絵本です。
浜辺に打ち上げられた一台の古いカメラ。ひろった少年が中のフィルムを現像してみると、そこには驚くような世界がうつっていた……。ウィーズナーのリアルで精緻な描写で表現された世界に圧倒されます!映画を見ているような一連の流れに引き込まれます。
森の木々の様子が描かれた美しい絵本。でもよーく見ると…動物達がたくさん隠れているのです。それがじっくり見ないとなかなか見つからない、でも実は130匹余りもいるんです!注意力と想像力が必要なこの絵本、大人もはまりそうな隠し絵なのです。
「ノアの箱舟」のお話を美しいスピアーの絵で。まさにスピアーならでは、字のない絵本の醍醐味、絵が全てを物語っています。ストーリ展開、動物達の様子、雨がやみ陸地が見えて来た時の歓喜などがすんなり伝わってきます。最初のページにノアの箱舟の詩が載っています。スピアーの「雨、あめ」も字のない絵本。こちらもオススメ。
「11ぴきのねこ」ファン必見!広げると3メートル近くにもなる絵巻タイプの絵本の中に、マラソン大会に参加して難所に苦しむねこたちの姿が、沿道にはねこの暮らしがあちらこちらに。字はなく、自分でストーリーを発見していく楽しさがあります。この迫力ある絵巻えほんシリーズには他にも「川」や「恐竜たち」など、どれも夢中になりそう!
少年は課外授業でエンパイア・エステートビルを訪れ、そこで小さな雲の子に出会います・・・。どんな物語が展開するのでしょう。絵を眺めているだけでしっかりとしたストーリーとファンタジーの世界へ惹き込まれていきます。同作者の「かようびのよる」もオススメ。
絵本作家のイエラ・マリ、デザイナーのエンゾ・マリご夫妻の絵本として親しまれている「文字」のない美しい絵本。シンプルで潔いその斬新な構図と芸術的な色彩が素晴らしいです。哲学的ともいえるテーマを題材に「イノチ」のつながりを視覚的に見せることに挑戦しています。大人と子ども楽しめる一冊!
表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子ども。小さな一歩を踏み出そうと決心した、その行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、ふしぎな町の数々が、待ち受けていて…。
字のない絵本です。白黒のデッサン画がこの絵本のすべてです。ですがそこに登場する犬や景色は何と生き生きとしていることでしょうか!
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