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2025年8月 新刊&おすすめ絵本

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2025.08.06

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いよいよ追い込み! 読書感想文おすすめBOOK(2025年8月 新刊&おおすすめ絵本)

目次

さあ、夏休みも中盤戦。そろそろ手を付けておきたいのが…そう、読書感想文ですよね。読書感想文の最初のつまづきポイントといえば、やっぱり本選び。

「どの本を読んでもいいよ」と言われると「何を読んだらいいのか分からない」。自由だからこそ選べないのは大人も子どもも同じです。それなら、絵本・児童書出版社が夏の読書におすすめする本を手に取ってみるのはいかがでしょう?

プリンスセス好きな子には、魔法の鏡を通じて出会ったふたりの女の子のドレス作りを描いた「アミとミアのプリンセス・ドレス」シリーズを。心躍る冒険譚を読みたいなら、小さなネズミが大海原で活躍する「チュウチュウ冒険団」がピッタリ。魔法の世界で友情と冒険にどっぷりハマりたい中学年以上のお子さんには「ふたごの魔法使い」シリーズはいかが?

読書好きなご家庭には、親子でのめり込める「クロニクル 千古の闇 」シリーズを是非手に取ってみてください。こちらは2005年に第一巻が出版され、この度遂に完結を迎えた作品。お父さん、お母さんが学生の頃に読んでいたかもしれません。その他にも読書感想文の定番「宮沢賢治作品」やグリム童話の名作をこの機会に読み返してみる。思い切って詩を読んで感想を書いてみるなど、普段の読書と趣向を変えて本を選んでみるのも夏休みの醍醐味のひとつ。

夏の読書をきっかけに、本の魅力を発見してみてください。

オシャレ好きな二人の女の子が紡ぐファッションと友情の物語シリーズ第2弾が早くも登場!『アミとミアのプリンセス・ドレス にじの国のきらめくバレリーナ』

  • アミとミアのプリンセス・ドレス にじの国のきらめくバレリーナ

    出版社からの内容紹介

    アミとミアのドレスショップにやってきたのは、にじの国のプリンセス、ナナ。ナナは、たいせつなバレエのぶたいで、主役にえらばれたのです!ゆめのぶたいで着るチュチュを、アミとミアにおねがいしにやってきました。
    ところが、ナナにぴったりなチュチュがなかなかできなくて……。
    アミとミア、ナナは、空のまじょにチュチュの布をもらいにいくことに!
    3人の勇気とゆうじょうで、さいこうのチュチュを作ることができるかな?

    おしゃれになれるコラムもあるよ!

関連書籍

イギリスで大人気の児童文学シリーズが日本上陸! 『チュウチュウ冒険団(2) ひみつの海チュウ宮殿』では、伝説の生き物「ウミネズミ」が登場して、物語はさらにスケールアップ

  • チュウチュウ冒険団(2) ひみつの海チュウ宮殿

    出版社からの内容紹介

    イギリスで大人気の児童文学、第2巻!

    海を守るヒーロー、〈チュウチュウ冒険団〉での
    生活にも慣れてきた新米ネズミのペドロ。
    しかしある嵐の夜、
    こまっているネズミたちを助けに行くため、
    冒険団のなかまが次々に出動!

    先輩ネズミといっしょに基地の留守番をするうち、
    ペドロは、
    上半身がネズミ・下半身が魚という、
    伝説の生きもの
    「ウミネズミ」の赤ちゃんを見つけました!

    二匹の任務は、
    どうやら迷子になったらしい赤ちゃんを、
    ぶじに家に送り届けること…。

    ところが、
    ほんもののウミネズミなんて、
    だれも見たことがないのです。
    いったいこの子は、どこからやってきたの?

    赤ちゃんが持っていた手がかりをたよりに、
    勇気と知恵をふりしぼり、
    二匹はせんすいていで海の底へ。

    やがて目にしたのは、
    足をふみいれると二度と帰ってこられないという、
    ひみつの街で…?

    ゆうかんなネズミたちの冒険を描いた、
    英国で大人気の児童文学シリーズ第二巻。
    ヒーローたちの活躍は、さらにスケールアップ!
    かわいいカラー挿絵がたっぷり入っています。

「チュウチュウ冒険団」シリーズ

12か国で翻訳出版されている注目のグラフィックノベルシリーズ第3弾 『ふたごの魔法使い 新たな仲間と秘められた魔力』

  • ふたごの魔法使い 新たな仲間と秘められた魔力

    出版社からの内容紹介

    世界各国で人気のグラフィックノベルシリーズ第3巻。ALAベストグラフィックノベル選定。エドやエレナたちは、魔法使いから追われ、森へのがれる。行方不明のウィリアム王子をさがしだし、魔法使いと人間の戦いも終わらせたいと考えているが――。
    12か国語で翻訳! 世界で大人気の、友情と冒険心にあふれたグラフィックノベルシリーズ2巻。
    2021 ALA(米国図書館協会)Best Graphic Novels for Children選定。(原作名:『HOOKY』)
    NYタイムズベストセラーリスト入り(原作『HOOKY』2、3巻)

この書籍を作った人

中井 はるの

中井 はるの

東京で日本語、英語、台湾語を聞きながら育つ。子どもの誕生を機に、児童書の翻訳や創作をはじめる。『木の葉のホームワーク』(講談社)で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞。翻訳作品に「グレッグのダメ日記」シリーズ(ポプラ社)、「ワンダー」シリーズ(ほるぷ出版)、『ドッグマン』(飛鳥新社)、『木の中の魚』(講談社)、『ちっちゃなサリーはみていたよ』(岩崎書店)などがある。東京都在住。

紀元前4000年の太古の森を描く、壮大な冒険ファンタジーが20年の時を経て遂に完結! 1作目から読破するなら今しかない『クロニクル千古の闇(9) 兄弟のきずな』

  • クロニクル千古の闇(9) 兄弟のきずな

    出版社からの内容紹介

    紀元前4000年の世界。人間の姿をした悪霊が、森にひそんでいる。悪霊は<森いちばんの明るい魂>を生きたまま食らえば、永遠の自由が得られると信じている。<森いちばんの明るい魂>の持ち主……それはウルフだった。トラクは大切な弟分の命を守ろうと、またしても危険な旅に出る。トラクの連れ合いのレン、ワタリガラス族の族長フィン=ケディン、魔導師のダーク、それぞれの登場人物が、持てる力をふりしぼって、その役割をまっとうする。壮大な物語シリーズにふさわしい、堂々の完結編!

この書籍を作った人

さくま ゆみこ

さくま ゆみこ

東京生まれ。出版社勤務を経て、翻訳家・編集となる。JBBY会長、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。青山学院女子短期大学教授。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。アフリカ系アメリカ人を主人公にした絵本の翻訳に『ローザ』『わたしには夢がある』『つぼつくりのデイブ』『かあさんをまつふゆ』『むこうがわのあのこ』『川のうた』『リンカーンとダグラス』(以上光村教育図書)、『ひとりひとりのやさしさ』(BL出版)、『きみたちにおくるうた』(明石書店)、『イライジャの天使』(晶文社)、『ふれ、ふれ、あめ!』『ぼくのものがたり あなたのものがたり』(以上岩崎書店)、『じゆうをめざして』(ほるぷ出版)などがある。翻訳で産経児童出版文化賞、日本絵本賞、ゲスナー賞などを受賞している。訳書に『ゆき』『シャーロットのおくりもの』(ともにあすなろ書房)、『くらやみのなかのゆめ』(小学館)、『ひとりひとりのやさしさ』『やくそく』(ともにBL出版)など多数。

この書籍を作った人

酒井 駒子

酒井 駒子

兵庫県生まれ。『ゆきがやんだら』(学研)はオランダで銀の石筆賞を受賞。『きつねのかみさま』(ポプラ社・作:あまんきみこ)で日本絵本賞。『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞。『ぼく おかあさんのこと...』(文溪堂)では、フランスでPITCHOU賞、オランダで銀の石筆賞を受賞。絵本に『よるくま』(偕成社)、『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など多数。

宮沢賢治の名作をスズキコージの絵で味わう贅沢な体験『宮沢賢治の絵本 注文の多い料理店』

  • 宮沢賢治の絵本 注文の多い料理店

    出版社からの内容紹介

    2人の紳士が山の中でたどり着いたのは一軒の西洋料理店、「山猫軒」。 お腹をすかせていた男たちはどんな料理が出てくるのか楽しみにしながら、扉に書かれた注文を受けていくのです。一体、扉の向こうには何があるのか!?ページをめくる度に現れる注文の数々に 興味をひかれずにはいられません!おなじみのこの名作にスズキコージによる不思議な雰囲気の絵が新しい風を吹き込みます。改めて読み返してみると、驚くほどえほんの中へ引き込まれていきます。

    「宮沢賢治の絵本」シリーズ


    【著者プロフィール】 スズキコージ 1948年静岡県生まれ。絵本や挿画のほか、イラストレータとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。絵本は「うみのカラオケ」(クレヨンハウス)「サルビルサ」(架空社)「ブレーメンのおんがくたい」(ミキハウス)ほか多数。「エンソくん きしゃにのる」(福音館書店)で小学館絵画賞、「ガラスめだまときんのつののやぎ」(福音館書店)と「やまのディスコ」(架空社)で絵本にっぽん賞、「おばけドライブ」(ビリケン出版)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。エッセイ「てのひらのほくろ村」(架空社)がある。

「宮沢賢治の絵本」シリーズ

この書籍を作った人

宮沢 賢治

宮沢 賢治

1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業。十代の頃から短歌を書き始め、その後、農業研究家、農村指導者として活動しつつ文芸の道を志ざし、詩・童話へとその領域を広げながら創作を続けた。生前に刊行された詩集に『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』がある。彼の作品の殆どは没後に高く評価され多数の作品が刊行された。また、何度も全集が刊行された。1933年に37歳で病没。主な作品に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『雪渡り』『やまなし』『セロひきのゴーシュ』他多数。

この書籍を作った人

スズキ コージ

スズキ コージ

1948年静岡県生まれ。絵本や挿画のほか、イラストレーターとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。絵本に『あつさのせい?』(福音館書店)や『うみのカラオケ』(クレヨンハウス)ほか、多数。『エンソくん きしゃにのる』(福音館書店)で小学館絵画賞、『やまのディスコ』(架空社)で絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で講談社出版文化賞を受賞。画集やエッセイ『てのひらのほくろ村』(架空社)も。

宮沢賢治の物語を英語と日本語の二言語で味わう。お子さんはもちろん、英語の学び直しをしたい大人の方にもおすすめ『英日CD付2ヶ国語絵本 ざしき童子のはなし The Story of the Zashiki Bokko』

  • 英日CD付2ヶ国語絵本 ざしき童子のはなし The Story of the Zashiki Bokko

    出版社からの内容紹介

    あかるいひるま,だれもいないはずの東北の大きな家。どこかのざしきで,ざわっざわっと箒の音がしました。けれどもだれもどこにもいません…。
    表題作のほか,「雨ニモマケズ」「永訣の朝」「星めぐり」の詩3篇を収録。鮮やかな絵とともに楽しめます。

    英語で書かれた絵本にCD(英語・日本語一文ずつ交互に収録)がついています。
    こどもが初めて英語の物語に出会う時、英語だけではなかなか楽しめません。
    日本語の語りが助けとなり、英語物語の世界へ自然と引き込まれていきます。

この書籍を作った人

司 修

司 修

1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本の原画、書籍の装丁、また小説の執筆にと幅広く活躍する。絵本には、宮澤賢治童話、松谷みよ子、新美南吉らの諸作品の原画のほか、創作絵童話に『はずかしがりやのぞう』(1968)、『ちびっこわにの冒険』(1971)、『おとうさんだいすき』(1995)、『アスカ』(2004)、また歴史絵本の傑作『河原にできた中世の町』(1988)、創作の現場を顧みたエッセイ『絵本の魔法』(2013)などがある。

『100まんびきのねこ』や『へんなどうつぶ』で知られる絵本作家ワンダ・ガアグが晩年に描いた『白雪姫と七人の小人』心揺さぶる美しい絵に魅了されます

  • 白雪姫と七人の小人

    出版社からの内容紹介

    白雪姫は、雪のように白いはだ、血のように赤いほほとくちびる、コクタンのように黒い髪の女の子です。
    継母の女王は、白雪姫のうつくしさがねたましくてたまりません。
    女王はなんとかして白雪姫をなきものにしようと試みるのですが……
    晩年、グリム童話の再話に心血をそそいだワンダ・ガアグの傑作絵本。小宮由訳版で登場。

この書籍を作った人

小宮 由

小宮 由

〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。

詩は声に出すから面白い! ことばパフォーミング・アーティストはせみつこさんが選んだリズミカルな57篇が収録『しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩』

  • しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩

    出版社からの内容紹介

    言葉遊びの達人が豊かな経験に基づいて選んだ、とびきり楽しい詩のアンソロジー。 谷川俊太郎、まどみちお、工藤直子、川崎洋など、言葉使いの名人による詩が57篇。 思わず声に出して遊んでみたくなります。発売以来大好評。

この書籍を作った人

はせみつこ

はせみつこ

パフォーミング・アーテイスト 京都生まれ。東京女子大卒。劇団四季・仮面座を経て、1977年、詩人谷川俊太郎らと「ことばあそびの会」を設立。以来一貫して“ことば・パフォーマンス”の道を歩き詩やことばあそびをステージ構成し、表現するジャンルを確立。子ども向けのステージ「やってきたアラマ先生」は全国を巡演し500回を声、NHK教育テレビ「あいうえお」にもレギュラー出演中。著書に『いっしょにあそぶ?』(冨山房)『ことばじゃ ことばじゃ ことばじゃ』(太郎次郎社)、『しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩』(冨山房)、『あいうえおとaiueoがあいうえお』(小学館)などがある。

この書籍を作った人

飯野 和好

飯野 和好

1947年埼玉県秩父生まれ。絵本に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『みずくみに』(小峰書店/第20回日本絵本賞受賞)、『ふようどのふよこちゃん』(理論社)、「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ(福音館書店/その1で、第49回小学館児童出版文化賞受賞)、挿絵に「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社/第11回赤い鳥さし絵賞受賞)などがある。絵本の読み語り講演で、股旅姿で全国を渡り歩いている。

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