|
空には毎日、いろんな雲が浮かんでいます。あのくもなあに? なんだろね。うっすらと空をおおうあの雲は、きっと、朝日がまぶしくて、ねぼすけ巨人が閉めたカーテン雲。ぽっかり浮かんだあの楕円形の雲は、天狗が休むざぶとん雲。ムクムクふくらむ入道雲は、竜の親子のすみかだよ……雲の形から、どんどん想像を広げていく絵本です。今日はどんな雲が出ているかな、と空を見上げるのが楽しみになります。
空に浮かぶいろいろなかたちの雲に、インスピレーションやイメージで名前をつける、親子(?)のやりとりが描かれた絵本でした。
この絵本を読んで以来、子どもが、自発的に、そして、意識的に「雲」を見るようになった気がしています。
興味深い絵本でした。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子5歳、男の子2歳)
|