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森の中で、ひとり暮らしていた少年の物語
森の中で自由気ままに生きていた少年が、いろんなものに出会い、経験することで、成長していく物語。いちばん自分にあった生き方は何か、大切なものは何かを考えさせる絵本です。
正直言うと、世界の果てで一人で生きようとする少年の気持ちがよく解らないのです。孤独が好きなわけでも、厭世家でもなさそうなのに、自然や化石の世界にいることだけが支えになっているとしたらあまりに現実離れしています。
ともあれ世界の果てまで良いかけてくるリゾート開発の凄まじさは痛烈な批判をもって描かれています。
大事なものを壊していく人間のおごりを痛感しました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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