秋のある日、虫たちの村に嵐が吹き荒れます。くものセカセカさんは風にとばされて、隣の池の中に……。助けたくても誰も泳げません。さあ大変! シリーズ第三作。
黄色く色づいた秋のやなぎむらに、“きんいろあらし”という竜巻が近づいてきました。赤トンボのあかねさんに教えられ、大急ぎで穴に隠れたり、枝にしっかりつかまって、準備しましたが、嵐が通りすぎた後、クモのセカセカさんがいません。風に飛ばされ、池に中で助けをよんでいたセカセカさんは、池の番人カメキチおじいさんに助けてもらいました。やなぎむらのおはなし、秋の巻です。
長男の好きなやなぎむらシリ−ズです。
季節は秋、ちょうちょのモナック夫妻とのお別れ会をしていると、あかとんぼのアカネさんがとんできて、きんいろあらしがやってくると、知らせてくれます。すごいかぜにとばされないように、虫たちは隠れる場所を探します。きんいろあらしの去ったあと、気がつくと、くものセカセカさんがいません。みんなで探していると・・・。
ほのぼのとしたお話もいいのですが、この本の魅力はかわいい虫たちと、自然がいっぱいの絵です。虫好きはもちろん、苦手な人にも、4冊セットでおすすめします。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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