まきちゃんはとっても素敵な幼稚園に通ってるのです。その名も「かわのそば幼稚園」。もっと素敵なのは、たくさんの緑に囲まれた川のそばのその幼稚園に通う方法。 なんと船で通園するのです。「えんふね」とは幼稚園に通園する船のことなのです。 今日もまきちゃんは「まだかな・・。」と船を待ちます。船頭さんと先生やお友達と一緒に川を下って幼稚園に向かう途中、思いかけずうれしいハプニングが起こります・・・。 第一印象はとにかく爽やかな色使い。そして懐かしく感じる緑いっぱいの田舎の風景、初夏の風を感じます。そこにやっぱり懐かしい雰囲気の「えんふね」。でもよく考えてみると、川を船で通うなんてありそうで絶対無いことですよね。この絵本は設定自体がとても夢のあるお話なんです。まるで理想郷を見ているみたい。本当にこんな幼稚園があったら今からでも通いたい! 作者のひがしさんは、普段から幼稚園の子と触れ合う機会が多いそう。船に乗る一人一人の園児の動きも見ていて飽きません。そういえば、船のはしっこの方に実は双子が乗っていてその子達を追っていくと密かなサイドストーリーがあるとおっしゃってましたよ。それも見てのお楽しみ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「まだかなあ…」まきちゃんが ぽつんと つぶやいた そのとき、むこうのほうから、えんふねが ゆっくりと やってきました。さあ、〈かわのそば幼稚園〉に出発です。ところがその日、えんふねと子供達に、ちょっとこまった、でもとっても素敵な出来事がおこったのです! えんふねとは、子供達をのせて幼稚園まではこぶ船のこと。この絵本は、そのえんふねにのって幼稚園まで向かう途中におこったある日の素敵な出来事を、あたたかなまなざしで丁寧に描いた作品です。
4歳の娘と一緒に読みました。
「園バス」ならぬ「園ふね」、4歳の娘が、私も乗りたい〜と、とっても喜んでいました。
絵本は、自然豊かな風景がいっぱい。
本当に「園ふね」があるかの様な錯覚をしてしまします。
所々、「しゅっぱつ〜!」や「えんちょうせんせい〜」などという所は、子供が大きな声で読んでいました。
幼稚園児にはピッタリの絵本だと思いました。
これは、お勧めだし、ぜひ購入したいです!! (みっちー77さん 30代・ママ 7歳、4歳)
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>>> ユウchan「えんふねにのって」
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