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小野伊都子

ママ・30代・愛知県、男10歳 女7歳 女3歳 男1歳

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自己紹介
小さい頃から、いちばんの友達は絵本。
幼稚園の先生だった母と読書好きの父のおかげで、
色とりどりの絵本が、たくさん本棚に並ぶ家で育ちました。

4人のこどものママになった今も、絵本はもちろん大切な友達。
こどもたちと共に楽しむ絵本、自分だけの宝物絵本、
大切な人からもらったすてきな絵本などが、本棚にあふれています。

ただいま、あちこちから集めた絵本の数は、約300冊。
いつか、近所のこどもたちに開放して、こども文庫を開くのが夢です。

小野伊都子さんの声

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自信を持っておすすめしたい はじめてのともだち。   投稿日:2007/04/27
ともだち
ともだち 作・絵: やまだうたこ
出版社: ブロンズ新社
1歳の息子は、動物がだいすき。
主人公・うさぎのポットくんはもちろん、
ねこちゃん、わんちゃん、とりさん、ありさん……と
次々と登場する可愛い「ともだち」を指さして、
「あ〜、あ〜」とうれしそうに、声をかけます。

はじめてのともだちは、こんな風に
可愛い絵本の中にいるのかもしれないですね。

作者の山田詩子さんがこだわったという
どこか懐かしいよう色彩もすてきです。
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なかなかよいと思う その先のおはなし。   投稿日:2003/10/29
くまのオルソン
くまのオルソン 作: ラスカル
絵: マリオ・ラモ
訳: 堀内 紅子

出版社: 徳間書店
体が大きいばかりに、
うまく他の動物と遊べない
悲しい悲しい、くまのオルソン。

もういい。ひとりのほうがいいんだ。
開き直って、ひとりでいたある日のこと。
オルソンの家の前に、ちいさなくまが一匹。

最初はしらんぷりしていたオルソンも、
そのちいさなくまが気になって気になって。
結局、自分のところに連れてきてしまう。

けれども、そのクマは、ぬいぐるみ。
ベッドに一緒に寝ても、ごはんを共にしても
ちっとも話したりなんかしてくれない。

そこで、オルソンは願う。
本当のくまになって。話をして。
でも、オルソンの願いは、かないそうにもなくて・・・。

最後の最後のページの
たったひと言に、にっこりと微笑んだ娘。

最後のページの
その先のおはなしを考えたくなる、
すてきな余韻の残る絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ぬけた歯コレクション   投稿日:2003/10/20
歯がぬけた
歯がぬけた 作: 中川 ひろたか
絵: 大島 妙子

出版社: PHP研究所
歯がぬけたら、どんな感じ?

ちょっとすーすーしてストローの出し入れだってできちゃう。ぬけたところにコーンをはめて、歯の代わり。

ぬけた歯は、ぼくのコレクション。びんに入れて、大切にするんだ。そのい道は・・・。

ちょっとおとなに近づいた気分で、「もう2本もぬけた〜」「おとなの歯、生えてきたよ」なんて自慢しあう声が聞こえてきそう。

いきいきとした絵は、こどもの日常をしっかり捉えていて何度も読んでみたくなります。

まだ歯がぬけていない4歳の長女も、もうぬけた7歳の長男も(ぬけた歯コレクションあり!)ワハハハと笑いながら、楽しんでました。

そして5ヶ月の次女に、「もうすぐ歯が生えてくるからね。たいせつにするんだよ」なんて話しかけてくれました。
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自信を持っておすすめしたい すみれかぼちゃ。   投稿日:2003/10/15
ぐりとぐらとすみれちゃん
ぐりとぐらとすみれちゃん 作: なかがわ りえこ
絵: やまわき ゆりこ

出版社: 福音館書店
みんなの大好きなぐりとぐらが、またまた大活躍。

今回は、可愛いすみれちゃんが大きな大きなかぼちゃを
リュックに入れてやってきた!!

なかなか割れない大きなかぼちゃは、その名も「すみれかぼちゃ」。
ぽーんと放り投げたかぼちゃに森の仲間も集まってきちゃいます。

♪ぼくらのなまえは ぐりとぐら
 このよでいちばん すきなのは
 おりょうりすること たべること
 ぐりぐら ぐりぐら ぐりぐら

おなじみの歌にのせて、楽しそうにかぼちゃ料理をたくさん作って、
森のみんなで食べて、種をまいて…。

こどもたちは、二人で相談しながら
「プリンがいいな」
「かぼちゃせんべいもおいしそう」
と、ごちそうが並んだページを飽きずに眺めています。

「すみれかぼちゃ、おいしそう」
「ねえ、お母さん。かぼちゃ食べたい!!」

そんな会話が聞こえてくる楽しい本です。
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なかなかよいと思う お兄ちゃんは、つらいよ!?   投稿日:2003/10/02
おとうとなんか イヌならな!
おとうとなんか イヌならな! 作: キャロル・ディゴリー・シールズ
絵: ポール・マイゼル
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
お兄ちゃんって、本当にたいへん。
やっと作った積み木だって、弟にこわされちゃうしさ。
そうか、アンディ、おまえがイヌだったら、きっと、もっと可愛がってやるよ!!ほら、こんな風にね。

我慢したり、叱られたり、つらいお兄ちゃんの気持ちを、ちょっと大げさに表している、とてもユニークな絵本です。

イヌなら、オムツしなくてもいいし、お風呂なんて入らなくてもシャワーだけでいいんだよ・・・
な〜んて、魅力的で快適な?イヌの生活を薦めるお兄ちゃんは、少しいじわる。

でも、弟のアンディは、いつもにこにこ。
どんな目にあっても、おにいちゃんに付いていく。
やっと静かになった部屋で、思いっきり遊ぼうとするけど、弟がいないと、ちょっと調子が狂う。

だからお兄ちゃん、いっしょに遊んでね。
だって、お兄ちゃんのこと、大好きなんだもん。

そんなやり取りが聞こえてきそうな絵本です。
気持ちは分かるけど、「ぼくはもっと可愛がるよ!」と、我が家の7歳の長男は言っていました。
二人の妹のお世話、いつもお疲れ様、お兄ちゃん!!
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自信を持っておすすめしたい いっしょに飛ぼう、ショコラちゃん!!   投稿日:2003/10/02
Chocolat Book(2) ショコラちゃんのパジャマ
Chocolat Book(2) ショコラちゃんのパジャマ 文: 中川 ひろたか
絵: はた こうしろう

出版社: 講談社
おかっぱ頭のショコラちゃんが繰り広げる、楽しい一日。

お気に入りのパジャマを、おせんたくしたショコラちゃん。
でも、せっかく干したパジャマを、いじわるカラスが取っていってしまって・・・。
パジャマを取り返そうと、ショコラちゃんが乗ったのは・・・!?
そしてパジャマの運命は!?

4歳の娘が、すぐに大好きになった絵本です。
何よりも、ショコラちゃんの可愛さ、元気さが気に入って、さらに、パジャマのために飛行機に乗ったり、冒険するところが、とても好きなのです。

娘の髪型は、ショコラちゃんそっくりなので、いつも主人公になった気分で、わくわくして楽しんでます。
相棒の白い子犬も、いい味出てて好きです。

中川ひろたかさんのリズミカルな文章と、はたこうしろうさんのほんわかした絵に、きっとはまりますよ。
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ふつうだと思う 素直になるって、むつかしい?   投稿日:2003/10/02
おねえちゃんったら もう!
おねえちゃんったら もう! 作・絵: ラリス・クシュカ
訳: 泉山 真奈美

出版社: 偕成社
いつものんびりマイペースのカバ、ルーズベルト。
でもおねえちゃんは、ぼくのこと「のろのろカバ」なんていう。
ぼくが失敗するたびに、いじわるなことばかりいうんだ。

でも、ぼくはへっちゃら。
だってぼくには、親友のランバードがいるんだもん。
ランバードは、ぼくのいいところをたくさん認めてくれる。
そしてそれを、ちゃんと伝えてくれるんだ。
おねえちゃんも、こんな風にいってくれたらいいのに・・・。

いつも弟をバカにしているおねえちゃんだけど、決していじわるしているという訳じゃなくてなんというか、素直に弟のいいところを認められないのです。

いいことをしても、誉められない。
すごいと思っても、伝えられない。
そんなこと、実は毎日の中で、私たち大人にも結構あるような気がするのですが・・・?

でも子供たちは、やっぱりおねえちゃんのことを、
「いじわるだね〜」「ルーズベルトかわいそう!」とプンプン怒って、責めていました。
そして同時に、ランバードのような友達の存在を、頼もしく感じていたのです。

私は心の中で、祈るようにつぶやきました。
いつか、素直に弟を認めてあげてね。
ね、おねえちゃん!!
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なかなかよいと思う あつくても、そとへいこ。みんなであそぼ。   投稿日:2003/09/19
とてもとてもあついひ
とてもとてもあついひ 作: 小出 淡
絵: 小出 保子

出版社: 福音館書店
 とてもとてもあついひ。本当だったら、何にもせずに涼しいところでひとやすみしたい。でも、三匹のねずみは出かけます。
 自分たちやうさぎさん、たぬきさんの物を持っていってしまった「だれかさん」を探しに・・・。
 
 たくさんの動物たちが、いっしょに楽しく遊ぶ姿は、本当にほほえましくて、こどもたちを喜ばせます。
 ぶらんこに砂遊びに、プールに・・・好きな遊び方で、たっぷりと遊ぶと、きっと明日も遊びたくなることでしょう。

 あしたも、あそぼ。みんなであそぼ。
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自信を持っておすすめしたい ほいくえん、だーいすき!   投稿日:2003/09/19
こぶたほいくえん
こぶたほいくえん 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
 こぶたの三兄弟は、いつも元気で、家にいてもいたずらばかり。思いきり遊ばせてあげたいと、お父さんとお母さんは、こぶたたちを保育園に通わせることに。
 はじめてお母さんと離れて、泣き出すけれど、かけっこやお友だちとのやりとりが楽しくて、帰る頃にはすっかり「ほいくえん だーいすき!」

 10ヶ月の時から、保育園に通っていた長女。3歳からの入園となったお兄ちゃんは、毎朝わんわん泣いていたのですが、しばらくすると、「お迎えが早すぎる!」なんて言うほど、保育園大好きになりました。
 長女は、次女の妊娠中にやっぱり「保育園行きたくない」なんてこともありましたが、そんな時にはいつも、この絵本に支えられてきました。
 何といっても、保育園で遊ぶこぶたたちの楽しそうなこと!!
先生のやさしいこと!!読んでいるうちに、楽しい保育園での出来事を、たくさん思い出すようです。
 今では、週末には必ず「明日って、保育園?」と聞く長女は、「早く保育園行って、先生や○○ちゃんに会いたいな〜」と言うまでになりました。来年は次女も入園予定。こぶたたちみたいに、楽しくすごせますように。
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なかなかよいと思う こどもたちは魔法使い   投稿日:2003/07/22
おひさまおねがいチチンプイ
おひさまおねがいチチンプイ 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
 こどもは、何かに変身するのが大得意。
 いつだって、チチンプイ!のひと言で、なりたいものになれちゃう可愛い魔法使い。
 
 これは、その小さな魔法使いたちの、楽しい呪文がいっぱいつまった絵本。

 おひさまの下で、雪の中で、なんて楽しそうに変身するこどもたち!!

 リズミカルな言葉や、いきいきとしたこどもたちの絵を見るだけで、うれしくなってしまいます。

 もちろん、4歳の娘はすぐに真似してました。「おひさまおねがい チチンプイ・・・」ってね。
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