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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

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サラミ

ママ・30代・兵庫県、女4歳 男0歳

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サラミさんの声

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なかなかよいと思う 不思議な夢を見たような...  投稿日:2004/08/20
ふふふんへへへんぽん!-もっといいこときっとある-
ふふふんへへへんぽん!-もっといいこときっとある- 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
モーリス・センダックの絵本といえば不思議な印象とリズミカルな文章が印象的ですが、この本はかなり長く、また、マザーグースをもとにしたお話ということもあって摩訶不思議な世界がいっそう深くひろがる感じです。
大人から見てもイマイチ背景が見えてこない...という気はするのですが(英語圏の人が原文で読めばもっと違うんでしょうけど)、子供のほうが想像力があるからか、長いストーリーもなんのその、5日ほどにわたってすこしずつ読み聞かせたのですがものすごい集中力で聞いていました。わかりやすいストーリーばかりが子供の気持ちをつかむんじゃないんだなと改めて感じました。
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自信を持っておすすめしたい 男の子ってかわいい!  投稿日:2004/08/20
きみなんかだいきらいさ
きみなんかだいきらいさ 文: ジャニス・メイ・ユードリー
絵: モーリス・センダック
訳: こだま ともこ

出版社: 冨山房
息子を持たない私にとって、男の子っていうのは『素直でかわいいなぁ、わるそうなとこもいいなぁ、でももし息子がいたら溺愛してしまいそうで怖い!!』存在なんです(笑)。そんな私にとってこの絵本はまさにツボ。男の子どうしの派手なけんか!でもあとくされがなくって、けんかしててもやっぱり「けんかするほど仲がよく」て、けんかできる相手ほど好き、みたいなところが余すことなく表現されています。
けんかしてるから素直にさそえないんだけど、なげやりな言葉で遠まわしな仲直りをしちゃうところ...やっぱり男の子ってかわいいですね。
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自信を持っておすすめしたい 当たり前だけど、みんなに心がある  投稿日:2004/06/08
ボタンのくに
ボタンのくに 作: なかむら しげお
絵: 西巻 茅子

出版社: こぐま社
娘が「これ読みたい」といって図書館で見つけてきた絵本です。
ふーん...?と思って見てみたら、にしまきかやこさんの最初の絵本なんですね。やさしい暖色系の色使いに寒色がところどころにちりばめられて、まるでお菓子のような挿絵がかわいらしいです。
新鮮だなと感じるのは、大きなものから小さなものへと主体がクローズアップされていくところ。「あこちゃん」のぬいぐるみの「ぴょん」の目になってる「あかいボタン」。ボタンの冒険が軸となっているお話なのはいうまでもないことですが、心があるのはボタンだけではない、悲しかったり寂しかったりという気持ちでそれぞれボタンの帰りを待っている、独立した脇役達がいる、というのは子供にとってもすごく心に響くのではないかなと思います。
ストーリーそのものにも、1ページごとに独立した展開があり、無理に前ページに続けようとか、次のページへの布石というような説明的なページがないことも目をひきます。
やさしく、どこかせつなさもあるこのお話、娘はすごく気にいったらしく何度も何度も読んでとせがんできました。ひとりでこの絵本をとりだして、うろ憶えのストーリーを声にだして読んでいる後姿も見ました。とっても素敵なお話です、ぜひたくさんのひとに読んでもらいたいです。
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なかなかよいと思う こういう学校、いつかできると信じたい  投稿日:2004/06/08
バーバパパのがっこう
バーバパパのがっこう 作: アネット・チゾン タラス・テイラー
絵: アネット・チゾン タラス・テイラー
訳: 山下 明生

出版社: 講談社
まだ幼稚園にも入っていない娘をもつ私にとってはまだピンとこないというか、自分が学校に通っていた頃の気持ちになれば共感はもちろんするのですが...読み聞かせるにあたっては説明的に過ぎる部分も多く、親子で楽しく読み聞かせ、というにはちょっと難しすぎるかなと思いました。
性格や興味のあること、いやだなと感じることも人はそれぞれに違います。バーバの家族たちのように柔軟な心(と体...変身できるんですものね!)をもって豊かな知識も兼ね備えた教育者と、自由とわがままとをはきちがえることのない体制とがあれば、子供にとってこれほど幸せなことはないでしょう。おとぎばなしだ、作り話だと思うことなく、この絵本に出てくるような理想の学校を夢見る気持ちだけは忘れたくないなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 娘が読み聞かせてくれました  投稿日:2004/06/08
ピンポーン
ピンポーン 文: 中川 ひろたか
絵: 荒井 良二

出版社: 偕成社
「ピンポーン」「はーい どちらさまですか」「おとどけものでーす」の3つの言葉がほとんどで展開する、とってもシンプルな絵本。でもなんだかすごくかわいく、読むほうもいろいろ工夫したくなるようなそんな「そそる絵本」でもあります。
おうちのドアノブがちょっとかわいく描かれていたり、わざと拙く描かれた動物の子供たち(服なんかも「かっわいいそのおしり!」とか思ってしまうような...)がコミカルだったりと目で見手いるだけで楽しいです。
私が読んだあと「今度はわたしがママに読んであげるねー」と、読み聞かせの体勢(開いた絵本をこちらにむけて座って)で上手に読んでくれたりも。だってすごく憶えやすいから、子供も思わず自分で読んでみたくなるんでしょうね!
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自信を持っておすすめしたい 鮮やかに切り替わる視点  投稿日:2004/06/08
りんごちゃん
作・絵: ディック・ブルーナ
訳: 舟崎 靖子

出版社: 講談社
子供たちにとって最もなじみのある果物のひとつ、りんごが主人公のお話です。木から落ちてしまってなにも見渡せなくなったりんごちゃんを、夜になると風見鶏が背中にのせて飛んでくれるのですが、りんごちゃんの視点の切り替わりが本当に鮮やかとしかいいようがありません。
芝生の上でさめざめと泣くりんごちゃんが、木になっていたころを思い出して上をみあげると、木にかかった月が(ブルーナ絵本にしてはかなり珍しいことだと思うのですが)輪郭がなく、遠くぼんやりと光るようすが描かれています。りんごちゃんから木までの物理的な距離はもちろん、心の距離までも感じられそうです。
りんごちゃんの優しい理解者である風見鶏が「こんやきみをせなかにのせて たびにつれていってあげよう」と申し出てくれるページでは、風見鶏の顔が大きくクローズアップされていて、表情はずっと同じなのにもかかわらず、明るいほうへと物語が展開するのを感じます。
空から見える家・その窓から見える室内・室内のこまごまとした品々へとりんごちゃんの視点が切り替わり、最後にはまた遠くで光る月を背景にもとの役割にもどったただの風見鶏が屋根の上にちいさく描かれ、物語はおわりへと向かいます。
結局りんごちゃんは短い旅のあと、また芝生の上に戻ります。でもその表情は明るく、なにか静かなやすらかさを感じさせてくれます。語りかける言葉も独り言ではなく、読み手の子供に対する言葉のように響きます。夜眠るまえに読んであげると、とてもやさしい夢がみられそうな絵本です。
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なかなかよいと思う らくがきのような気軽さがかわいい  投稿日:2004/05/12
おとこのこ おんなのこ
おとこのこ おんなのこ 作・絵: みうらますこ
出版社: ジー・シー
小さくて、「こどものとも」に似た薄さもかわいい印象の2色刷り絵本です。『おんなのこって なんだろね』という言葉から始まって、女の子はこんなものが好き、こんなふうに泣く、こんなものがきらい・こわい...と、ぼうみたいな手足もらくがき風な女の子たちが「おんなのこらしさ全開」で登場します。
そのまま読み進むと、巻き戻しをするように今度は男の子の個性が全開し、『おとこのこって なんだろね』という言葉で終ります。もしかするとどっちの表紙も表になっていて、どちらから読み始めてもいいようになっているのかもしれません。
男の子のほうで『ないてませんよ めからでているのはアセですよ』ってところの挿絵がかわいくていいなと思いました。
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ふつうだと思う おしゃれな挿絵  投稿日:2004/05/12
ミルトンとカラス
ミルトンとカラス 作・絵: ハイデ・アルダラン
訳: おおさわ あきら

出版社: 朔北社
白黒の2色刷り、表紙だけシックな紫色がプラスされたおしゃれな「外見」の絵本です。白黒のかわった模様のミルトンという猫が主人公なのですが、この子がなぜかからすが好きで、からすにやたらとまとわりつく...というところからお話がはじまります。
からすのほうでは猫なんてまっぴらという対応なので、しかたなしにミルトンは、自分とからすのにているところやちがうところをつぎつぎと考えます。
かわいらしい性格というよりはけっこう悪そうな言葉遣い、意外に自信過剰なところもちらっと見てとれたりしておもしろいのですが、小さい子供にはなかなか伝わりにくいおもしろさかなという気がしました。
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自信を持っておすすめしたい かんごふさんのスタイルがすてき  投稿日:2004/05/12
うさこちゃんのにゅういん
うさこちゃんのにゅういん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
のどの病気になったうさこちゃん、入院することになりました。不安そうなうさこちゃんがなんだかちいさくみえてかわいそうなんですが、めったにみられない泣き顔もやっぱりかわいいです。
この本でいちばん「かわいい!」と思ったのは、かんごふさんのスタイル。帽子もやっぱりうさぎのみみの形なんですよねー、当たり前だけどすごくすてきです。
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自信を持っておすすめしたい かわいい、ほのぼの絵本  投稿日:2004/05/12
ぼうし
ぼうし 作: 中川 ひろたか
絵: 荒井 良二

出版社: 偕成社
いろんなかたちのいろんな色の帽子が、「とことこ」「ぴょんぴょん」「するする」...と登場する姿もかわいらしい、ほのぼのした絵本です。生き物のように登場する帽子ですが、中にはいろんな動物さん。特徴的なのは、わにやへびといった怖そうなイメージの動物に「ちゃん」をつけてあるのに対し、うさぎやとりやあひるにはついていないんです。そうすることで全体に統一感が出ている気がします。
みーんなかわいい、みーんなほのぼのの、読み手がしあわせになれる絵本です。
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