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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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こはこはく

ママ・50代・東京都、男の子13歳

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こはこはくさんの声

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ふつうだと思う ゆったり、ゆっくり、ねむくなる。  投稿日:2024/04/12
ねんころりん[新版]
ねんころりん[新版] 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ほるぷ出版
言葉のリズムが心地よく、声に出して読んでいると自然に眠たくなってきます。絵のタッチも優しく、見開きページの右と左で物語になっています。

まずは、目を開けて、絵と物語を楽しみながら読み、次に目を閉じて音の響きを楽しみながら読む(聞く)本なのかな、と思いました。

旧版より新版の方が文字がくっきりしていて、絵も、やや鮮やかさが増しているように思います。

ねかしつけにぴったりな、一冊です。
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自信を持っておすすめしたい わるいねぇ、ねこ。  投稿日:2024/04/12
11ぴきのねことあほうどり
11ぴきのねことあほうどり 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
11ぴきのねこがコロッケのお店を始めます。
最初は大繁盛していた店ですが、少しずつ売れ残りが出始めて…。

シンプルな絵と色なのに、ねこたちの作るコロッケの美味しそうなことと言ったら!子どもの頃に読んだ時にも、このコロッケが食べたくてしかたなかったのを覚えています。

ねこたちの家は、ひびの入った窓硝子が紙テープで修繕されていたり、カーテンがお魚模様だったり、生活感が溢れているし、アホウドリが鳥の丸焼きにしか見えないねこたちの表情も最高です。

いつよんでも、何度読んでも面白い。元気になれる一冊です。
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なかなかよいと思う おにぎりが食べたくなります  投稿日:2024/04/11
おにぎり
おにぎり 作: 平山 英三
絵: 平山 和子

出版社: 福音館書店
まず、表紙のおにぎりの絵の美味しそうなことといったら…!
ツヤツヤでちょっとしっとりしている海苔は少し割れていて、その下にあるお米のボコボコした感じに、「あー、おにぎり食べたいなぁ」という気持ちにさせられます。

本編は、ご飯を炊いておにぎりをにぎり、海苔をまいて出来上がるまでの描写なのですが、湯気や、炊きたてのご飯の熱さや、香りが感じられます。できあがったおにぎりの数や大きさからも「誰が食べるのかなぁ」と想像が膨らみます。

子ども達と会話をしながら、ゆっくりと、おにぎりを楽しむ一冊です。
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なかなかよいと思う 畑の野菜、八百屋さんの野菜。  投稿日:2024/04/11
やさい
やさい 作・絵: 平山 和子
出版社: 福音館書店
色々な野菜の畑での姿と、八百屋さんに並んだ時の姿が、リアルに、美味しそうに描かれます。
出てくる野菜は…大根、キャベツ、トマト、ほうれん草、さつまいも。

トマトは収穫する時には、まだ青くて、八百屋さんに並んだ時も少し黄色や青の部分が残っています。藁で束ねられたほうれん草の根は赤く、サツマイモはところどころ傷があって、ヨレヨレのダンボールに入っている。

私が小さな頃に身近だった野菜たちで、読んでいてとても懐かしい気持ちになりました。

1977年の初版なので、スーパーで整列した野菜を見慣れた子ども達には、八百屋さんに並んだ姿の野菜も新鮮かもしれません。

土と野菜と、八百屋さんの店先の香りを感じられる一冊でした。
食育にも良いと思います。
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自信を持っておすすめしたい 思わず手がでる、いちごの本。  投稿日:2024/04/11
いちご
いちご 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
まず、タイトルのページが良いです。
「いちご」の文字の下に、ツヤっとしたイチゴをつまむ、小さな手が描かれていて、とても惹きつけられます。

本編では、雪に埋もれたイチゴの苗が春に向って少しずつ成長して、美味しそうなイチゴが実ります。その間、読み手の言葉は黒い文字、イチゴの言葉は赤い文字で印刷されているので、イチゴと対話しながらお話が進む感じも楽しいです。

クライマックスは、お皿に盛られた沢山のイチゴ。思わず、手をだしてつまみたくなります。

イチゴの季節、小さな子どもたちへの読み聞かせにピッタリな一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 楽しくて、美味しくて、グッタリで、やっぱり楽しい田植え。  投稿日:2024/04/10
おむすびさんちのたうえのひ
おむすびさんちのたうえのひ 作・絵: かがくい ひろし
出版社: PHP研究所
今日はおむすびさんのお家の田植えの日。
朝ご飯を食べながら、おむすびさんは、ふたりの子どもに「おうちのことは、たのんだよ」と、田植えに出かけていきます。

お手伝いに駆けつけたご近所さんたちと、朝から夕方までせっせと働き、子ども達が持ってきた美味しいお弁当を食べて…。

『となりのトトロ』に、田植えのために小学校がお休みになる、という場面を思い出し、少し前の日本ってこういう感じだったんだなぁと、ほっこりうらやましくなりました。

田植えのリズム、駆けつけたご近所さんたちの様子などがとにかく楽しく、オチもなるほど納得、読み聞かせ会では大いに盛り上がりました。

田植えの季節にぴったりな一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 忘れられない、絵と、色と。  投稿日:2024/04/10
おおきなおおきな おいも
おおきなおおきな おいも 原案: 市村 久子
作・絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
秋の読み聞かせの本を探していて、ふと思い出して読み返しました。
読んでみて、子どもの頃に受けた強烈な印象が、まったく色褪せずに心に残り続けていたことに驚きました。

まさに「お芋の色」としか言えない赤紫、先生も子ども達も、お芋料理も、最小限の線で描かれているのに、鮮明なイメージで絵本の世界に引き込まれます。

想像する力の素晴らしさ、楽しさを強く引き出してくれる、一冊です。
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自信を持っておすすめしたい ふざけてない、けど面白い。ねこたちの大冒険。  投稿日:2024/04/10
11ぴきのねこ
11ぴきのねこ 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
いつもお腹を空かせている、のらねこたち。
おじいさんねこから、かいぶつみたいに大きな魚の話を聞き、意気揚々と魚をつかまえに出かけます。

隊長がしましまのトラ猫だったり、小さな魚の切り分け方が「そりゃお腹がいっぱいにならないよぉ」という感じだったり、細かい描写に惹きつけられて、笑ってしまいます。
一方、ものがたりの筋は大胆で面白い。

ユーモア溢れる、一冊です。
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なかなかよいと思う 本の持つ力。  投稿日:2023/11/16
うりこひめと あまんじゃく
うりこひめと あまんじゃく 文: 堀尾青史
絵: 赤羽 末吉

出版社: BL出版
子どもの頃に読み、少し不思議で、少し怖いお話としてとても印象に残っていた本。改めて手に取り、絵もお話も全く色褪せていない事に驚きました。

中学年の子ども達に読んでみたところ、序盤で「あれ?桃太郎じゃん?」と軽い雰囲気でしたが、みな、徐々にお話に引き込まれていました。

昔話の持つ力と、絶妙な語り口と、心に焼き付く絵と…本の持つ力を感じました。

昔話の定番絵本、な一冊。
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なかなかよいと思う 千葉県の民話  投稿日:2023/11/15
へっぷりむすこ
へっぷりむすこ 作: ふじかおる
絵: 梶山 俊夫

出版社: 童心社
村一番の「へっぷり」いたずら息子が、鬼をやっつけてめでたしめでたし…なお話。

解説によると千葉県の民話だそうで、なるほど、千葉の地形や生業を想像すると、物語がより活き活きと立ちあがります。

やわらかくて明るいイラストも素敵、語り口もリズムよく、子どもと一緒に楽しく読みました。

ただ、慣れない場所での読み聞かせ会に使うのには、かなりの練習が必要かな、と思いました。なにしろ、息子のおならの音が「へっぷりどりでござあい めくそ はなくそ けつのくそ おんどり いっぱつ ときのこえー プップ ピッピ ボーン」なので、場が暴走してしまう恐れあり、です。

でも、上手く読めたら本当に楽しいお話。

明るい、明るい、一冊。
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