新刊
ぬまの100かいだてのいえ ミニ

ぬまの100かいだてのいえ ミニ(偕成社)

シリーズ最新刊のボードブック発売!

  • ためしよみ

JOY

ママ・30代・兵庫県、女8歳 女6歳 男3歳

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JOYさんの声

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自信を持っておすすめしたい 爆笑がとまりません。  投稿日:2011/02/02
だるまさんが
だるまさんが 作: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
 こんな赤ちゃんの絵本のコーナーを見ることも少なくなったなぁ、と思いながら図書館の本棚を眺めていて、ふと表紙の温かなだるまさんが目に留まりました。

 一緒にいた息子と呼んでみたのですが…。

 ページをめくるたび、ゲラゲラと笑いが止まりませんでした!「しーーーっ!!」と言わなければならないほど、大いに盛り上がりました!特に「ぷっ」のページ、子どもは大好きですよね、こういうの。一人目の時なら、ところ構わず真似されても嫌だし、、と思っていたかもしれませんが、ゲラゲラ笑うっていう体験は大人にとっても子どもにとっても素敵!と思いました。
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自信を持っておすすめしたい こんな子、いる!!  投稿日:2010/10/15
おこだでませんように
おこだでませんように 作: くすのき しげのり
絵: 石井 聖岳

出版社: 小学館
 四六時中、怒られてばかりの子、確かにそこここにいますよね。「怒られるってわかってるのに、しなきゃいいのに!」なんてつい思ってしまいます。「周りの気をひきたくてそういうことするんじゃない?」とか。

 でも、このお話は、「そういう思考回路だってあるんだ!」と気づかせてくれます。場の空気が読めない、優先順位がわからない、等々…。大人になるときには身につけていてほしい能力ではあるけれど、まだまだ発達途上の子どもには、もう少し、温かい目でその子なりの思考回路を理解できるように心がけたいです。
 
 子どもたちの、ちょっと理解不能な行動にイライラしてばかりのママには、ホロリとくるお話です。
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なかなかよいと思う いじめについて考えるきっかけに。  投稿日:2010/10/15
どうぶつびょういん
どうぶつびょういん 作・絵: トビイ・ルツ
出版社: PHP研究所
 7歳の娘が自分で選んできた本です。

 「ここはどうぶつのためのびょういんではありません。」

 「こどもたちが、どうぶつに、わるいところをなおしてもらいにやってくるびょういんなのです。」

 野菜が苦手な女の子には、食べることが大好きなぶたの家族、学校の先生のお話が耳に入らない男の子にはうさぎさんが、カウンセリングにあたります。
 
 そしてある日、いじめっこが追いかけてこないようにどうぶつびょういんに入院したい、という男の子がやってきます。

 いろいろな動物たちが、男の子に語りかけるアドバイスは、優しく、読んでいる子どもたちの心に染み入ることでしょう。いじめられる子どもにも、いじめてしまう子どもにも、ふと立ち止まって考えてくれるきっかけになるかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 表紙からどきどきします!  投稿日:2010/10/11
日本昔ばなし 三まいのおふだ
日本昔ばなし 三まいのおふだ 再話: おざわ としお
絵: かないだえつこ

出版社: くもん出版
 日本の昔話には、迫力ある版画が良く似合いますが、この本の絵の迫力は圧倒的です。手に取った瞬間、表紙の和尚さんの後姿に目が釘付けになります。中を開かずにはいられないような、ゾクゾクするような感触…。ちょうど、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪図鑑を手にした時の感覚に似ています。4歳の息子は、ここで逃げ出しました…。

 見返しの絵からは、ひっそりとした、つめたい山の空気を感じ、これから繰る頁に期待が高まります。

 柿色、藍色、墨色…、といった日本独特の色合いも、雰囲気を高めていて、どんどん、お話の世界に引き込まれます。

 山姥の節くれだった手、白髪の一本一本の描写も素晴らしいのですが、頁のレイアウトもどこかモダンな感じがあり、デザインとしてもとてもすぐれていると思います。

 画だけではなく、追う山姥と、夢中で逃げる小僧の息遣いが聞こえてくるような文章も迫力満点です。「やまんばは、すべっちゃあがり、すべっちゃあがりしながら、すな山をこえてきました。」なんていう所は、まさにホラーの世界です。

 こんな恐ろしい山姥にも、和尚さんにはかなわない。現代の世の中で宗教の力を感じる場面は、身近には少なくなりましたが、神様や仏様や、それを祭る場所、仕える人たちに対する畏敬の念を持つ、という感覚は、こういった昔話からも子どもたちに伝えられてきたのだろう、と感じました。
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自信を持っておすすめしたい 想像力が掻き立てられます。  投稿日:2010/10/11
きょだいな きょだいな
きょだいな きょだいな 作: 長谷川 摂子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
 広い野原の真ん中にあるのは、「きょだいなピアノ」「きょだいなせっけん」「きょだいなでんわ」…。100人の子どもがやってきて、ここで思いっきり遊びます。

 「ほんとにこんなのがあったらいいのに!」子どもたちは、想像の世界ですっかり100人のうちの一人になった気分です。

 「次は、きょだいな、なにが出てくるんだろう?」とわくわくしながら、頁をめくりました。

 最後に100人の子どもが、お父さん、お母さんの待つそれぞれのお家に帰っていくところも、安心感があります。
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なかなかよいと思う 懐かしいわらべ歌。  投稿日:2010/10/11
さよなら さんかく
さよなら さんかく 作・絵: 安野 光雅
出版社: 講談社
 小さい頃から馴染みのあるわらべ歌が、温かな昔の日本の風景とともに描かれています。

 桶で豆腐を運ぶ人、おんぶ紐で人形を負ぶって遊ぶ女の子、茅葺屋根の家…。素朴でのどかな昔の人々の生活を垣間見ることができます。

 「さよならさんかく」の歌は、あとがきにもあるように、地方地方でかなり違っているようですね。いくつか紹介されていますが、なかなか衝撃的な内容もあります。(18禁的なものあり、差別的なものあり…。これを子どもに歌って聞かせるなんて!!おおらかな時代だったということでしょうか??)

 衝撃的な内容の是非はともかく、わらべ歌はそれぐらい、人々の生活に生き生きと密着していたということなのでしょう。
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自信を持っておすすめしたい おばあさん、すご過ぎ。  投稿日:2010/10/11
金のさかな
金のさかな 作: アレキサンドル・プーシキン
絵: ワレーリー・ワシーリエフ
訳: 松谷 さやか

出版社: 偕成社
 よくばりがエスカレートするおばあさんと、徐々に怒りを露にしていく海の様子が、「最後はどうなるのだろう?」と、読みたい気持ちをかき立てます。

 子どもの大好きな繰り返しと、しっかりと教訓のきいたあらすじに、とても読み応えがあり、さすが長く伝わってきた昔話!という骨太さを感じます。

 挿絵もゴッホのような力強いタッチで、個性的です。

 それにしても、欲の深さが際立つおばあさんと(もう独裁の域です!)、人がよく、言いなりのおじいさん。この二人はどうやって知り合い、結婚して、何十年もの間連れ添ってきたのだろう??と、話の本筋からそれた所で、想像力が働きます。こんなありえないキャラクター設定が、昔話のパワーの源なのかもしれませんね。
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なかなかよいと思う 乗り物入門。  投稿日:2010/10/07
とらっく
とらっく 作・絵: バイロン・バートン
訳: こじま まもる

出版社: 金の星社
 息子が乗り物に興味を持ち始めた1歳の頃から読みました。

 乗用車っぽくないものは全部「トラック」と呼んでいた頃、「こんくりーとみきさーしゃ」や「こうしょさぎょうしゃ」を覚えたのも、この本でした。絵は、「ミッフィー」シリーズと同じぐらい単純明快で、文章もまた「どうろです」「とらっくがはしっています」といった具合に、とってもわかりやすいです。

 年度末、あちこちの道路で工事が増え、渋滞がちになって、運転をする私はイライラ…。でも、町中が工事車両だらけになるこの季節、息子にとっては、クリスマスの町並みを眺めるのと同じぐらい、目を輝かせています。
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自信を持っておすすめしたい おもしろかった!!  投稿日:2010/10/06
かえるをのんだととさん
かえるをのんだととさん 作: 日野 十成
絵: 斉藤 隆夫

出版社: 福音館書店
 評価ランキングがいつも上位なので、読みたいと思っていました。

 他の「上位」のお話につられて、勝手に「感動する話」「泣ける話」と思い込んでいたのですが…。

 これは、娯楽の最高峰、といってもいいぐらいですね。ととさんとかかさんのやり取りも、キャラクターが見えてきておもしろいです。

 しまいには「かかさんやぁ」と言っただけで、「おしょうさまにききなされ」と片付けられてしまうところなんかは、落語のようなテンポの良さを感じます。そして、最後のオチも落語的。喜ばない子どもはいないですね。

 日本の昔話はどうしても、絵が地味なものが多いからか、イメージ的にしっとりしたものが多いからか、子どもは手に取りにくいのかな、と思っていたのですが、日本の昔話もおもしろい!!と必ず言ってくれると思います。

 我が家の子どもも、7歳の娘はどんどん次の物を飲み込んでいく繰り返しのシーンを、4歳の息子はもちろん最後のシーンを、とっても楽しんでいましたよ。
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なかなかよいと思う すごい発想!  投稿日:2010/10/03
1999年6月29日
1999年6月29日 作・絵: デイヴィッド・ウィーズナー
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
 主人公ホリーが長い研究の末、宇宙に打ち上げた野菜の苗が、巨大な野菜になって地球に舞い降りてくる、という突飛な発想の物語です。

 ニュースキャスターの報道のような真面目くさった文体と裏腹に、巨大野菜に埋め尽くされるアメリカの町の様子はとてもユーモラス。子どもたちの目は釘付けでした!

 使われている言葉は少し難しく、小学校高学年ぐらいでないとすらすらとは読めないかもしれませんが、大人にとってはこれが面白みだと思います。
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