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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  2022年1月 注目の新刊&おすすめ 〜3・4・5歳向けおはなし絵本〜

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2022年1月の新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2022.01.13

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2022年1月 注目の新刊&おすすめ 〜3・4・5歳向けおはなし絵本〜

目次

おもしろいはなしから感動ばなし、突拍子もないけれど楽しいおはなしなど、今月もバリエーション豊かな絵本がそろいました!

もしどんな絵本を買ったらよいのか迷ったら、親子で「どの絵がいいかな?」と表紙を見比べてみましょう。「これ読んでみたい!」と思う表紙の絵本に出会えたらラッキー! 自分の直感を信じて、新しい絵本との出会いを見つけてみてくださいね。 

子どもがお友だちを見つけるきっかけは、意外と単純なことなのかも!『いま めが あったよね?』おともだちたくさん見つかるかな?

知恵を使って困難を解決したハイチの女の子が主人公の昔話『わたしがテピンギー』

  • わたしがテピンギー ハイチのおはなし

    出版社からの内容紹介

    テピンギーは、おかあさんがなくなって、あたらしい母親とくらしている女の子。
    ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、
    友達の家をまわって、あることを頼みます。
    ハイチにつたわる、すてきなひらめきと友達の助けで困難をのりこえた女の子の昔話が絵本になりました。

    :::::::::::::::::::::::::
    むかし、あるところに、
    テピンギーという おんなのこが いました。

    テピンギーのおかあさんは なくなって、
    あたらしい母親が やってきました。
    それから、おとうさんも なくなったので、
    テピンギーは あたらしい母親と ふたりぐらしになりました。
    このははおやは いじわるで、
    テピンギーには なにも わけてやりたくないと おもっていました。
    (本文より)
    :::::::::::::::::::::::::

    女の子の昔話えほんシリーズについて

    あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。

たくはいびんで届いたのはなんとたまご!?『かいじゅう たくはいびん』たまごから生まれるのはひょっとして……!

  • かいじゅう たくはいびん

    出版社からの内容紹介

    ある日、突然あらわれた「かいじゅうたくはいびん」。お届けものは、だいじなたまご。これを育てなくちゃいけないって、どうしよう!

    読み聞かせ3歳から ひとり読み5歳から

この書籍を作った人

澤野 秋文

澤野 秋文 (さわのあきふみ)

1981年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。デザイナー。いきいきとしたキャラクターの造形と多彩なアングルで描かれる独特な作品世界が人気。創作絵本に『それなら いい いえ ありますよ』『じつは よるの ほんだなは』『こんやも バクは ねむらない』(以上、講談社)、『ようかいりょうりばんづけ』(佼成出版社)、『うみのそこたんけん』(中川ひろたか文/アリス館)、『かべのすきま』(中西翠 文/アリス館)、挿絵に『なんてだじゃれなお正月』(石崎洋司作/講談社)などがある。

「講談社の創作絵本」シリーズ

家族に対する市川海老蔵さんの想いが詰まった1冊『すぐそばにある。 働きすぎのパパのおはなし』

  • すぐそばにある。 働きすぎのパパのおはなし

    出版社からの内容紹介

    ■市川海老蔵が家族でつくった、初めての絵本!

    本当に大切なものは、すぐ目の前にあった。
    働き方、生き方、家族のあり方etc. コロナ禍でさまざまな価値観が大きく変わった今だからこそ伝えたいこととは。十一代目 市川海老蔵の思いが詰まったメッセージ絵本。

    幸せは すぐそばにある。
    目の前にあることを 大切に。
    あなたの“大切”は なに?
    ――十一代目 市川海老蔵

    疲れきったある夜。仕事をしていたパソコンの画面に浮きあがってきたのは「あそびますか?」の文字.。クリックすると宇宙のような空間に投げ出され、僕は子どもの姿になっていた。遠くに見えるのは、たくさんの光。その向こうに広がっていた世界とは?

海や畑、いろんな場所から集まった「具」が1つのお鍋でわいわいガヤガヤ『にぎやかなおでん』

  • にぎやかなおでん

    出版社からの内容紹介

    「畑にいたころがなつかしいなあー!」 「いや〜、海のなかは最高でしたぜ!!」
    だしぶろのなかで、おしゃべりしているのは、こんにゃく、はんぺん、つみれ、がんも…、お馴染みのおでんの具たちです。

    お芋だった頃のなつかしい記憶…、海の中のキラキラした華やかな日々…、自慢合戦は、じわじわエスカレートして…。
    あったかくて美味しそうで、味わいいっぱいのユーモア絵本。はたして、熱々バトルの行方はいかに!?









この書籍を作った人

出口 かずみ

出口 かずみ (でぐちかずみ)

画家、イラストレーター。小人の豆本を作ったり猫のイラストを描いたりしながら、幼稚園の絵画教室の講師をしている。主な作品に、『おべんとういっしゅうかん』(学研)、『ポテトむらのコロッケまつり』(文/竹下 文子・教育画劇)、『たくはいびーん』(作/林 木林・小峰書店)などがある。

みんなとちょこっとちがうことしかできない、ちっちゃなぷるるのおはなし『ぷるるのちょこっとちがう』頭から虹色の煙がでるぷるるの正体が気になる!

「ふー気持ちイイ!」とお湯に浸かった瞬間の喜びの声が聞こえるような表紙に脱帽『おふろ はいる?』は実はおふろの雑学が詰まった絵本

  • おふろ、はいる?

    みどころ

    おじいさんは、ドラムかんぶろがすき。
    お母さんは、ろてんぶろがすき。
    おばあちゃんは、おんせんがすきで、
    お父さんは、まちのせんとうがすき。
    みんながお気に入りのお風呂に入る様子を、飯野和好さんが情感たっぷり、ユーモラスに描きます。
    「ちゃぽん」と湯船につかって、「ふー」とリラックス。
    みんな満たされた、いい表情をしています。

    「おふろっていつごろからあるんだろう?」
    ローマ風呂や、江戸時代のお風呂、
    懐かしさを感じるレトロなお風呂も登場。
    五右衛門風呂の入り方や、名前の由来も語られます。
    普段何気なく入っているお風呂も、その歴史や名前の由来などを知ると、愛着がわいてきますね。

    おふろがもっともっと好きになる1冊です。
    「ああ いいゆだった!」
    ラストシーンの子どもたちのセリフに、共感すること間違いなし。
    絵本をゆっくり味わって、ポカポカ温まってください。

この書籍を作った人

飯野 和好

飯野 和好 (いいのかずよし)

1947年埼玉県秩父生まれ。絵本に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『みずくみに』(小峰書店/第20回日本絵本賞受賞)、『ふようどのふよこちゃん』(理論社)、「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ(福音館書店/その1で、第49回小学館児童出版文化賞受賞)、挿絵に「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社/第11回赤い鳥さし絵賞受賞)などがある。絵本の読み語り講演で、股旅姿で全国を渡り歩いている。

こちらは人間のおふろじゃなくて野菜のおふろ!『いろいろおふろはいり隊!』できあがりは、みんなが大好きなアレです!

  • いろいろおふろはいり隊!

    出版社からの内容紹介

    にんじんさん、たまねぎさん、じゃがいもさんが、いろんなお風呂をレポートしてくれますよ。
    カレーやシチュー、お味噌汁のお風呂に、え〜っ、サウナや日焼けサロンまであるの〜?!

    広い厨房を舞台に、おふろはいり隊がレポート三昧、
    コトコト、シューシュー、ジリジリ、グラグラ、あっちっちー!

    人気コンビによる、ほのぼのユーモア絵本。読み聞かせにもぴったりです。

この書籍を作った人

穂高 順也

穂高 順也 (ほたかじゅんや)

愛知県生まれ。作品に『さるのせんせいとへびのかんごふさん』(ビリケン出版)、『どどのろう』(岩崎書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん』(偕成社)、『とうさんとうさんいかがなものか?』(あかね書房)、『なきんぼあかちゃん』(大日本図書)、『よるのさかなやさん』【文溪堂)など。日本児童文芸家協会理事。

この書籍を作った人

西村 敏雄

西村 敏雄 (にしむらとしお)

愛知県生まれ。東京造形大学デザイン科卒。インテリアとテキスタイルのデザイナーとして活動後、絵本の創作を始める。第1回日本童画大賞優秀賞受賞。絵本に『バルバルさん』『もりのおふろ』『どうぶつサーカスはじまるよ』(福音館書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん!』『もじもじさんのことば劇場 オノマトペの巻』(偕成社)、『そこにいますか―日常の短歌』(岩崎書店)、『うんこ!』(文溪堂)、『どうぶつぴったんことば』(くもん出版)他多数。

大きなぞうの体から次々と動物が出てくるナンセンス絵本『ぞうのボタン─字のない絵本─』自由におはなしを想像して楽しもう♪

  • ぞうのボタン─字のない絵本─

    みどころ

    おなかにボタンがついていて、中から別の動物が出てくる・・・なんという発想でしょうか。この衝撃的な展開には文字も色も背景も必要ありません。
    中から出てくるわけですから、だんだん動物は小さくなってゆくのですが、最後に意外な展開が待っています。
    文字がありませんから、親としては自分の言葉で子供と会話しながら本を楽しむことが出来ます。

犬のふじまろくんと、日本全国の人気者を訪ねてみよう♪『にほんのにんきもの』

  • にほんのにんきもの

    出版社からの内容紹介

    長い長いステイホームが解けて、やっと外国のお友達と再会できました。
    さあ、犬のふじまろくんの案内で、日本の楽しいところ、面白いところ、そして美しいところを訪ねましょう。
    東京? 京都? いえいえ他にも、古いものから新しいものまで、日本にはたくさん素敵なところがあるんです。
    かわいい仲間たちと一緒に巡る、体験型日本旅行絵本!

「コドモエのえほん」シリーズ

手のひらサイズの小さな絵本がかわいい箱に入っている『ちいさなちいさなえほんばこ』

声に出して読みたい北原白秋の詩を集めた絵本『五十音』役者さんの発声練習の定番にもなっている!

  • 五十音

    出版社からの内容紹介

    よく知られている「あめんぼ あかいな あいうえお」のフレーズ。その続きを知っていますか? これが北原白秋の詩だと知っていましたか?

    日本語のリズムと響きのおもしろさ、美しさを、軽妙なイラストとともに味わう音読絵本。

    レビューより


    北原白秋の言葉遊びの詩です。
    そっけない題名ですが、
    実はアナウンサーや役者などの発声練習の定番です。
    もちろん、読み語りの私も、とてもお世話になっている詩。
    いつも声の方に意識が向いていましたが、
    この作品で内容にも改めて触れ、意外に新鮮でした。
    もちろん、高畠純さんの絵も軽妙です。
    小学生くらいから、しっかりと朗読して、その響きも体感してほしいです。
    (レイラさん)

この書籍を作った人

高畠 純

高畠 純 (たかばたけじゅん)

1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。「だれのじてんしゃ」(フレーベル館刊)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。 他に「ペンギンたんけんたい」「オレ・ダレ」「オー・スッパ」(以上講談社刊)、「だじゃれすいぞくかん」「おとうさんのえほん」(絵本館刊)などの作品がある。

色が変わってしまったりんごちゃんをやくみレンジャーが救出!『りんごちゃん』茶色になったりんごを元に戻す方法に感心!

  • りんごちゃん

    みどころ

    ここは「おいしいもり」のはらっぱ。
    くだものとやさいたち、今日は何をして遊ぶのかな?
    「わたしたち、きょうは”きばせん”を したいの!」と、りんごちゃん。
    きりんごちゃんと、あおりんごくんが、りんごちゃんを上にのせて、きゅっとはちまきをしめたら、騎馬戦のはじまりです。
    バランス良く積み重なった「りんごぐみ」は、とっても強い! あっという間にみんなを負かして、おおはしゃぎ。歌を歌って勝利の行進です。

    そこに、何だか不気味な茶色い風がやってきて、
    茶色いりんごの姿に化けて、りんごちゃんたちを捕まえてしまいました!
    風にやられて白い顔がみるみる茶色くなってしまった、りんごちゃんたち。いったいどうなっちゃうのでしょう?

    お待ちかね。こんな場面できっと助けに来てくれるのが――?
    そうです。とうがらしやろう、わさびあにき、しょうがにいさん、かぼすねえ、ゆずねえ、そしてレモンちゃん、6人そろって「やくみレンジャー」!

    必殺技もかっこいい、やくみレンジャーの大活躍は、今作でも見逃せませんよ。  
    彼らが今回、どんな風に悪者を倒すのか、茶色くなったりんごちゃんたちをどうやって元に戻してあげられたのかは、絵本を読んでのお楽しみ!

    今回の主役は、子どもたちにとって特に身近な果物「りんご」。お皿の上で茶色くなってしまったところも見たことがあるかもしれません。
    今作では、りんごの変色を防ぐ不思議な「薬味」の力に、みんな心ときめくこと間違いなし。
    絵本を読んだあとは、ぜひ親子で実際に試してみてくださいね。    

    おはなしを楽しみながら、小さい子から、食べ物について学べるシリーズ。
    食べることが好きな子も、かわいいキャラクターが好きな子も、戦隊ヒーロー(ヒロイン)が好きな子にもおすすめ、男女問わず楽しめる絵本です。
    ぜひシリーズ合わせて手に取ってみてください。

この書籍を作った人

さとう めぐみ

さとう めぐみ (さとうめぐみ)

東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修了。動物をモチーフに、日本画表現による発表と絵本創作を続けている。おもな作品に、「さとうめぐみ あまいスイーツえほん」シリーズ、「くものこ くー」シリーズ(ともに、教育画劇)、「まじょ」シリーズハッピーオウル社)、「おいしいもり」シリーズ(PHP研究所)などがある。『まじょのほうき』(ハッピーオウル社)で第4回ようちえん絵本大賞受賞、『おべんとう』(ひかりのくに)で第9回MOE絵本屋さん大賞2016パパママ賞受賞。

「PHPにこにこえほん」シリーズ

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