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地面の上をコロコロころがるだんご虫が、空を飛ぶマシンを作って、空を飛ぼうとチャレンジします。たくさんの虫たちも登場する創作絵本。 地面の上をコロコロころがるだんご虫。ある日空を見上げて考えた。「ぼくも空を飛びたいなぁ」そしてだんご虫は空飛ぶマシンを作って、空を飛ぼうとチャレンジします…。たくさんの虫たちも登場する創作科学絵本です。
3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。最近やっとだんごむしが触れるようになった息子に読んでやると、ヒット!なんども読んでくれとにぎやかに。なかなかマイナーなキャラクターだけに、奇抜なストーリーがヒットしたのでしょう。
いつも地面をじめじめしているだんごむしは空を飛びたい、という夢があります。それをたんぽぽの綿毛でトライしてみますが、だめ。たまたまクモに食べられたトンボの羽をいただき、ちょっと工作も交えてマイウィングが出来上がります。そしてそれで大空に羽ばたきます。たしかに景色も見えるものも違い、それに伴いみたことのない食べ物に出会い、それらがとてもおいしいことに気がつきますが、と同時に危険も沢山はらんでいることがわかります。危ない目にあいながら、なんとか元の自分のいたところに戻ってきては、やっぱり地面が一番、空だっていいことばかりじゃないんだ、という気づきをするというお話でした。
工作でマイウィングを作ったところは笑えました。まるで鳥人間のよう。教訓もたっぷりあることから、ただの「隣の芝生は青い」だけで終わらないところがさすがだなと思いましたね。それをだんごむしを主人公にするなんて、おもしろい発想です。まだしばらく、息子の読んでー読んでーが続きそうです。 (minatsuさん 30代・ママ 男の子3歳、女の子0歳)
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