地球が全宇宙の中心だと信じていたころの人びとが考えていた世界とは、いったいどんな世界だったのでしょう? 中世然とした作りの、ユニークな科学絵本。
天動説が常識と思われていた頃のお話です。
今となっては常識的なことも昔は非常識であり、人と違う考えを持っているだけで「悪」とみなされる時代があったんですよね。
それでも真実を追い求め、新しい発見をしていった人たちがいたことで、世の中は少しずつかわっていったのでしょう。
その少しずつの変化が絵本の中、地球の形にも表れています。
子供の頃、地球の裏側の人たちは何故落っこちないんだろう?とか、地面に穴を掘っていったら地球の裏側に出られると思っていたのを思い出しました。
そもそもこの大きな地球が浮いていること自体不思議なこと。
その地球が回っていることの不思議さや凄さを、昔の人たちと同じように子供にも感じて欲しいと思いました。
(こりえ♪さん 30代・ママ 女の子2歳)
|