話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

おもちとこあら

ママ・30代・茨城県、女の子2歳

  • Line

おもちとこあらさんの声

41件中 31 〜 40件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う 6か月、だんだん反応が出てきました!   投稿日:2022/05/19
じゃあじゃあびりびり
じゃあじゃあびりびり 作: まつい のりこ
出版社: 偕成社
娘が5か月のときに購入。最初のうちは読み聞かせても無表情でしたが、6か月になってから徐々に反応が出始め、笑顔が出るようになりました。特に犬のページがお気に入りのようです。成長して身の回りのものがわかるようになれば、もっと楽しめるかなと期待しています。
個人的に、車の音「ぶーぶー」と飛行機の音「ぶーん」の違いを分かりやすく読むことができず、そこは娘の反応も今ひとつです。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 不思議な余韻の残る絵本   投稿日:2022/04/20
いちにち
いちにち 作: ひろた あきら
出版社: KADOKAWA
小さな魚が勉強したり、宇宙まで行ってしまったり。そんなことできるわけないよ?と思いきや…。ちょっぴり驚きの結末、不思議な余韻が残ります。
魚にとって自分一匹だけがいる水槽は、安全な場所であり、同時に自由を奪うものでもあります。コロナ禍から着想を得た絵本ということで、なるほどなと思いました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 身近な食べ物を楽しく分解!   投稿日:2022/04/16
なにからできているでしょーか?
なにからできているでしょーか? 作: 大森 裕子
出版社: 白泉社
お料理や食材はリアルに、動物たちはコミカルに表情豊かに描かれていて、とても楽しい絵本です。
私が特に好きなのはギョウザのページ。にんにくの匂いにやられてしまったお猿さんも!見ていて飽きません。もっと他の料理も見てみたいくらいです。
ハンバーガーの材料としてハンバーグが出ているけれど、じゃあハンバーグの材料は?とか、このねずみさんは何と言ってると思う?とか、絵本に描かれているものからどんどん発展して会話が広がりそうなのも良いです。
子供が調理に興味をもったり、作ってくれる人のことを考えたりするきっかけにもなると思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 鳴き声が楽しい!   投稿日:2022/03/13
どうぶついろいろかくれんぼ
どうぶついろいろかくれんぼ 作: いしかわ こうじ
出版社: ポプラ社
ページをめくると動物が次々に出てきます。動物の鳴き声が、大きい音は大きい字で、小さい音は小さい字で書いてあり、読んであげる大人も楽しい気分になります。
4か月の娘にパパが読んであげたところ、ライオンや犬、ゴリラのところで笑っていました。パパの低い声で再現される鳴き声がおもしろかったようです。動物のかたちにくり抜かれた穴に指をかけて、遊んだりもしていました。
もう少し大きくなったらもっとリアクションがあると思うので、楽しみに待つことにします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 美しい言葉は古ぼけたりしない   投稿日:2022/03/11
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに 作: 新美 南吉
絵: どい かや

出版社: あすなろ書房
物語の大きなテーマは母親の愛情ですが、動物から見た人間の怖さも語られます。手ぶくろを買いに人間の町へ行く子ぎつねを、ハラハラしながら見守りました。結末が悲しいものでなく、ホッとしました。

今ではあまり聞かなくなった古い言葉が使われています。が、そういった表現が逆に新鮮に感じられました。絵の効果もあるのでしょうか。

色や光、音、風景の描写が、はっとするほど美しく、子供にもその感覚を味わってほしいなと思いました。

子ぎつねがお店の戸から手を差し出す場面や、人間の親子の会話を聞いている場面、可愛らしく描かれたその表情に、きゅんとします。おかあさんぎつねが子ぎつねを抱くシーンは、そのぬくもりが伝わってくるようで、読み終えたあと娘を抱きしめたくなりました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 「へんなえほん」だから面白い   投稿日:2022/03/02
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
4か月の娘に読んであげました。まだ全く理解できていないので、ページをめくるたびに絵をじっと見てから、「?」という顔で私の方を見ます。

赤ちゃんだから分からない、たしかにそうなのですが、大人の私でも、この絵本を「理解する」のは難しいです。難しいのに、なぜか面白い。不思議です。

絵の美しさと日本語の語感を味わうだけで充分楽しいし、何度も読むうちに、読む人がそれぞれ想像を広げられる絵本だと思います。

カバーに谷川俊太郎さんのメッセージがありますが、「へんなえほんになりました。」と、はっきり仰っていて、思わず笑ってしまいました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う おとどけやさんのプレゼント   投稿日:2022/02/22
アリィはおとどけやさん
アリィはおとどけやさん 作: 大久保 雨咲
絵: 吉田 尚令

出版社: ひさかたチャイルド
働き者のアリィは、忙しさを理由にイモムーの誘いを後回しにしていたことに気づきます。そして、休むこと、限りある時間を大切にすることを知ります。

アリィは何度もイモムーの遊びの誘いを断りますが、それでもアリィがひどいとは思えませんでした。仕事を頼まれたからには、きちんとやりたい。頼りにされると嬉しくて、頑張らなくちゃと思う。そんな気持ちがよくわかるからです。

アリィがあげた石のカケラ、イモムーは初めて届けてもらった贈り物だと喜びましたが、アリィにとっても、初めて仕事以外で届けたプレゼントだったのではないでしょうか。イモムーが蝶になるように、アリィも新しい自分に生まれ変わるような、素敵な予感がします。

イラストは素朴ですが、イモムーにしばらく会えないかもしれないとわかった雨上がりの場面や、あした遊ぼうと約束して帰る月夜の場面は、とても美しく印象に残りました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 本当は何も言わなくても友達になれる   投稿日:2022/02/21
おともだちに なってくれる?
おともだちに なってくれる? 著: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
大人になってから、まったく損得勘定なく「おともだちになってくれる?」と正面から堂々と言うことなんて、なかなか無いですよね…。表紙を見て、しみじみ思いました。
うさぎはもちろん、周りの植物の描かれ方も色合いが優しくて素敵です。

ユキウサギのチップスの「おともだちになってくれる?」という問いかけに対して、チビウサギは“いいよ”と思うだけで、返事はしません。その後も、チビウサギからチップスに話しかける台詞は出てきません。でも、一緒に遊んでいる様子はとてもいきいきしていて楽しそう。だからこそ、最後の「ぼくのともだちさ」という言葉が効いてくるのだと思います。
遊ぶのは、1人より2人のほうがもっと楽しいということ。子供は友達をつくることで、家族以外の新しい世界を作っていけるということを、あらためて感じる作品でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 手袋は失くさないように、と思っていたけれど。   投稿日:2022/02/20
あかいてぶくろ
あかいてぶくろ 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 小峰書店
真っ白な雪景色の中に映える赤い手袋。りすやきつねのしっぽも、ふわっふわに描かれていて、ほんわか優しい気持ちになります。
私は雪の多い地方出身ですが、今は雪の降らないところに引っ越してしまったので、なんだか懐かしい気持ちになりました。私が子供の頃は、母が手袋の右と左を毛糸でつなげて、なくさないようにしてくれていました。手袋が片方だけストーブの前に干されている場面を見て、そのことを思い出しました。
この絵本では、離ればなれになった左右の手袋、また一緒になれてよかったね…という結末にはなりません。お互いを気にかけながらも、それぞれが自分の道で自分の役割を全うし、幸せを感じています。それは、私たち大人の生き方にも通じる部分があるような気がしています。
絶対に離れないように毛糸でつながれてしまった手袋からは、こんな素敵な物語は生まれないでしょう。また歳を重ねてからも読み返したい一冊です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 鮮やかな色との出会い   投稿日:2022/02/18
いっしょにあそぼ あかあかくろくろ
いっしょにあそぼ あかあかくろくろ 絵: かしわら あきお
出版社: Gakken
はっきりした色遣いと、シンプルで可愛いイラスト。大人からすれば拍子抜けするほど単純な構成、ですが、子供にとっては鮮やかな色との出会いの場になるのだと知りました。
娘が新生児のときから読み聞かせていますが、イラストを見て笑うなどの反応があったのは2か月を過ぎてからでした。
絵本自体は寝ている赤ちゃんに見せるには少し重く感じましたが、とても丈夫なので破れたりせず、赤ちゃんが成長しても長く楽しめると思います。
参考になりました。 0人

41件中 31 〜 40件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 次の10件 最後のページ

編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…

全ページためしよみ
年齢別絵本セット