2021年、家族みんなで、笑いませんか?
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昔から語り継がれてきた民話のひとつ、昔話(むかしばなし)。勇ましいお話、笑えるお話、ちょっぴり怖いお話まで内容は様々ですがどれも秀逸なストーリーばかり。話して聞かせてもらって楽しむのもお勧めですが、画家が物語の世界を個性的に表現してくれている絵本版もとても魅力的!子ども達に鮮烈な記憶を残すのではないでしょうか。また、鬼ややまんば、動物達やおじいさん、おばあさんなど、昔話ならではの登場人物にも注目!
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「昔、昔、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。」日本昔話といえばお馴染みなのが「ももたろう」。世に数多く語り伝えられていられるこのお話ですが、これは再話者と画家が、桃太郎の原型、あるべき姿を追求して作りあげた「桃太郎絵本」の決定版といわれています。言葉のリズムの魅力、そして味わい深い赤羽末吉さんの絵が魅力です。【4歳〜】
やさしい心が満開の桜を咲かせる美しいお話「はなさかじいさん」。こちらは、よみきかせにぴったりなテンポとリズムで語られる物語と、松成真理子さんの描く見事な桜の場面が圧巻。読んでみれば、改めて子どもたちは昔話が好きなんだと実感するはずです。【5歳〜】
となり村からいいあねさが嫁にきて、大工のあんにゃは大喜び。ところがあねさが屁をこくと、どっばーんとすごい風がふいて、何でもふっとんでしまいます。痛快な屁の音と、ユーモア感覚抜群の絵で大笑い! そう、昔話って笑える話も多いのです。「てのひらむかしばなし」シリーズは、一流の作家が取り組んだ昔話が気軽に楽しめるてのひらサイズが魅力的です。【3歳〜】
薪を拾いに出かけた帰り道、小僧は恐ろしい山んばにつかまってしまいます。そこで小僧は、和尚さんからもらった不思議なおふだを使い、知恵を働かせ、何とか山んばから逃げようとしますが・・・。怖さとユーモアを併せ持つこの人気の昔話。ちょっと怖め寄りのこの作品、柔軟で鋭い感性をもつ幼児から、絵画を味わい尽くした大人までが堪能できる、本格派の絵本です。【7歳〜】
お馴染み一寸法師の物語をこんな懐かしい雰囲気の絵本で。昔の「講談社の絵本」の名作を新編集されたものです。「講談社の絵本」で育った世代の方はもちろん、現代の子ども達にも、本物の絵本の美しさ、丹念さを20世紀の財産として復刊したシリーズです。【4歳〜】
かわいがってくれたおばあさんが、たぬきにだまされ殺されてしまいました。嘆き悲しむおじいさんにかわって、うさぎはかたきを討とうとします。子どもたちの子どもたちまで。想像力をつきぬける、たのしい名作の風がふく!つきぬけたお話には井上洋介さんの絵がよく似合います。【5歳〜】
これもまた、日本人なら誰もが知っている?「浦島太郎」。この定番中の定番絵本を手がけたのがバーニンガムの『ボルカ』の訳などで知られる名翻訳家の木島始、そして今や日本
を代表する絵本作家スズキコージというコンビという個性派のこの絵本。かなり気になります。【3歳〜】
明るく、楽しく、ゆかいな昔話を選んで、お母さんや子どもたちにも親しみやすい語り口と、楽しさあふれる絵でおくります。読みきかせにも、子どもたちが自分で読むのにもぴったりです。なにより中川李枝子&山脇百合子コンビで昔話を楽しめるのが嬉しい!【4歳〜】
伝承されてきた昔話を正確に再現し、幼い子どももおとなも、そして、どの地方に住む人も楽しめるように、共通語で再話しています。「田植えぎつね」ほか、初夏の話を中心に59話。子どもが読み聞かせてもらうにも、大人が楽しむのにも使える、残しておきたい珠玉のお話がたっぷり収録されたシリーズです。【4歳〜】
十二支のはじまりの話は、毎年聞いても面白い!「元旦の朝、神様の家の前にきたものに1年ずつ年をやる」ときいて、動物たちは大はりきり。うしの背にのって一番乗りをしたねずみや、道中けんかばかりの犬とさるなど、個性あふれる動物たちを描きます。【3歳〜】
ある日、ととさんのお腹が痛くなり、お寺の和尚さんに相談に行くと、和尚さんは「お腹に虫がいるせいだから、蛙をのむといい」と教えてくれます。教わったとおりに蛙をのみこむと・・・!?このような聞いて笑える昔話は、とくに子どもたちの好むところです。節分の時期だけでなく、何度も何度も親子で読んでお楽しみください。【3歳〜】
1本のわらから長者の婿どのに大出世。この気持ちの良いくらいポジティブな昔話を手がけたのは杉山亮&高畠那生、期待が高まります。「あすの あさ、みちで いちばん さいしょに ひろった ものを、だいじに もって いなさい。 きっと、いい ことが ありますよ。」心優しいが貧しい若者は、観音様のおつげを守り、1本のわらを大事に持って歩いておりました・・・。【4歳〜】
『竹取物語』もしくは『竹取の翁物語』と言う名で、長い間日本人に親しまれてきた、日本最古の創作物語のひとつです。繊細で美しい絵と、流暢な文章で読むだけで、印象がかなり変わりそうですよね。小さな子にも美しい情景の浮かぶ物語を・・。【5歳〜】
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