ネコとネズミの「ふたり」の関係をユーモラスに描いた傑作です。 精密に描きこまれた石版画とリズミカルな言葉には、様々な工夫がなされています。 親子でいっしょに楽しめるユニークな絵本です。
一緒にいるとけんかばかりしているけれど、いないとお互いに寂しく、結局いつもふたりでいるネコとねずみのおはなし。ふたりの様子を見ていると、我が家の長女と次女を見ているようで笑ってしまいました。当の本人たちは、この絵本を見ながら、「トムとジェリーみたい!」とうれしそうです。
にやり、きらり、ばさり、にたり・・・と「り」のつく言葉遊びが楽しく、挿絵もユニークでおしゃれ。なぜだか動画を見ているような躍動感もあります。
大人もこっそりと一人で読みたくなる絵本です。贈りものしたい絵本にランクインされているのにも、納得!です。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳)
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