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かおたいそう

かおたいそう(偕成社)

0歳から100歳までみんなで楽しめる!

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話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

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ひよこまめ

その他の方・30代・長崎県

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自己紹介
長崎県に住んでいます。まだ数年ですが、おもしろい土地ですね。最近、漸くいろいろなことになれてきましたがお盆の爆竹の音だけはまだ苦手です。
好きなもの
本、動物番組、アクション映画、料理です。好きな動物はペンギン。18種類全てが好き、、とはいきませんが。エンペラー、キング、ヒゲ、フンボルト、マゼランあたりは大好きです。
ひとこと
私たちが子供の頃、図書館や毎日のテレビは昔話や童話の玉手箱でした。日本むかしばなし、世界名作童話、アンデルセン童話などなど再放送も含めるとかなりのものに触れられたと思います。最近、新作アニメが多数登場してそれらは葬り去られました。新作が悪いとは言いませんが、古くから受け継がれた「お話」が途絶えてしまうのはさびしいこと。インターネットは新しい情報伝達の手段ですが、こういったサイトで「お話」が復活してくれたら、、、すごく喜ばしいことだと思います。

ひよこまめさんの声

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自信を持っておすすめしたい 悲しいけれどあたたかい   投稿日:2006/05/04
にんぎょひめ
にんぎょひめ 作: アンデルセン
絵: いわさき ちひろ
訳: 曽野綾子

出版社: 偕成社
いわさきちひろさんの絵でおくるアンデルセン童話のシリーズです。この組み合わせは本当に贅沢。

表紙の絵も象徴的でいいです。

人間を恋してしまったために海の世界を捨てて、陸に上がった人魚姫。
悲しい結末を迎える恋のお話ですが、女の子は大抵好き。
主人公のお姫様はとてもいじらしくてかわいい女の子ですよね。

原作ももちろんすばらしいのですが、この絵本の見どころはやはり挿し絵でしょう。
悲恋ものなのに、いわさきちひろさんのあたたかい水彩画で「救い」がもたらされている感じです。
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自信を持っておすすめしたい 美しい日本語と絵と   投稿日:2006/05/03
ごんぎつね
ごんぎつね 作: 新美 南吉
絵: 黒井 健

出版社: 偕成社
誰もが知っているお話「ごんぎつね」。
新美南吉の世界が絵で完全に再現されています。
繊細なタッチ、柔らかい色合い、日本的な色彩感覚。
絵と本文の融合がすばらしいです。
 小さないたずらをしてしまったさびしいきつねの「ごん」。埋め合わせをするつもりが裏目に出てしまい。。
あまりにも悲しいラストで子供向けには躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
でも、失われてしまった、美しい日本の風景や風習をこの機会に知ってもらうのもいいことだと思います。
そしてなによりも早いうちに「美しい日本語」に触れて欲しいです。
おすすめです。
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自信を持っておすすめしたい 心暖まるお話   投稿日:2006/05/03
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに 作: 新美 南吉
絵: 黒井 健

出版社: 偕成社
新美南吉のお話に、黒井 健の絵は本当によくあいます。
相性がいいっていうんでしょうか。
日本的な情緒がある、いい挿絵です。

悲しい結末の「ごんぎつね」と違って、童話らしい心暖まるお話です。

寒い冬、子狐の手が真っ赤になっているのを見た母親狐は手袋を買いにいかせようと思いますが。。。

美しい日本語とストーリー、挿絵の最高のハーモニー。
とてもいい絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 子供の自意識   投稿日:2006/05/03
もうぜったいうさちゃんってよばないで
もうぜったいうさちゃんってよばないで 作・絵: G・ソロタレフ
訳: すえまつ ひみこ

出版社: リブリオ出版
小さいうさぎのジャン・ニンジンスキーはみんなに「うさちゃん」と呼ばれています。
うさぎだし、小さいから「かわいい」イメージが先行してしまうんでしょうね。
でも、ジャンはそれが不満。ちゃんと名前で呼んで欲しい!
それに「小さい」なんていわれたくないもんね!
というわけで、背伸びをしていろいろな悪さをするのですが。。。

 子供だって、すこし大きくなれば自意識や自立心が芽生えます。
それがいつになるかは個人個人によるでしょうが。。

出版されたとき、ジャンが銀行強盗までしてしまうことに批判的な声があったそうですが、私はそれを絵本としてわかりやすい形にこだわった結果だと思っています。

 こどもの健全な成長の一過程を描いたいい作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい うれしい! 復刊   投稿日:2006/05/03
ちびくろ・さんぼ
ちびくろ・さんぼ 作: ヘレン・バンナーマン
絵: フランク・ドビアス
訳: 光吉 夏弥

出版社: 瑞雲舎
絶版にされたときは「え?なんで?」と思いました。

子供の頃、みんな大好きで夢中になった絵本だったからです。

大人になった今 読んでも「どこが差別なの?」と思ってしまいます。

とてもシンプルで魅力的なストーリーです。柄もユーモラスで面白く好感が持てます。

よく、友人たちと「絵本に出てくるおいしそうな食べ物ベスト10」という話題で盛り上がったものですが、絶対に上位にランクインするのが本書の「トラのバターで作ったホットケーキ」(笑)。

絶対に食べることが出来ない分、惹かれます。

名作です。
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自信を持っておすすめしたい 大人気の絵本   投稿日:2006/05/03
ぐるんぱのようちえん
ぐるんぱのようちえん 作: 西内 ミナミ
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
私が子供の頃、通っていた幼稚園にもこの絵本がありました。
いつもだれかが読んでいて、なかなか順番が回ってきませんでした。

 森の大きな象、ぐるんぱは汚くて臭いがしてやっかいもの。他の象たちはぐるんぱをきれいにして町で働けるように送り出します。
さて、町に出たぐるんぱはお菓子屋さんをはじめとして、陶器屋さん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場で働きますが作るものが大きすぎてどこも追い出されてしまいます。

やめさせられるたびに、ぐるんぱの作った「大きすぎるもの」を持って、ぐるんぱは放浪します。

ある日、幼稚園に行くとぐるんぱは子供たちに大歓迎!大きすぎたお皿はプールになるし、靴はかくれんぼするおもちゃに!。。

というお話です。

最近は背景が真っ白のシンプルな絵本が多いですが、子供に親しみやすい水彩画のような、描き込まれたかわいい絵柄。あったかいストーリー。

お子さんが喜ばれること間違いなしです。
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自信を持っておすすめしたい 説明抜きで   投稿日:2006/05/03
おおきなかぶ ロシアの昔話
おおきなかぶ ロシアの昔話 再話: A・トルストイ
訳: 内田 莉莎子
画: 佐藤 忠良

出版社: 福音館書店
この本を楽しむのに理屈はいらないでしょう。(笑)

おじいさんの植えたかぶが成長して大きくなります。大きくなりすぎて一人では引き抜けない。いろんな人を呼んできます。

みんなで力を合わせて、大きなかぶを引き抜くというシンプルなストーリー。

魅力的な絵柄とテンポのいい言葉。字の読めない小さいお子さんでも読んであげれば楽しめる絵本です。

しばらくは「うんとこしょ どっこいしょ」が頭にこびりついて離れないでしょう。
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自信を持っておすすめしたい かわいい   投稿日:2006/05/02
講談社青い鳥文庫 ちいさいモモちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本 1
講談社青い鳥文庫 ちいさいモモちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本 1 作: 松谷 みよ子
絵: 菊池 貞雄

出版社: 講談社
このシリーズはちいさいモモちゃんが大きくなっていく様子を読者も楽しめます。

とにかく、モモちゃんがかわいい!

私が好きなのはモモちゃんが生まれた日のお話。カレーを食べてもらおうとジャガイモやニンジンが駆けつけます。

黒猫のプーもいいキャラクターです。

ちょっと大きくなったモモちゃんが水疱瘡の予防接種にいってからのエピソードも印象的。

この作者はどうしてこんなに子供の気持ちが分かるんでしょうね。

傑作絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 驚いた絵本   投稿日:2006/05/02
はせがわくんきらいや
はせがわくんきらいや 作・絵: 長谷川 集平
出版社: 復刊ドットコム
「はせがわくん きらいや」
子供向けの絵本に他人が「きらい」って言葉が出てくることにまず驚きました。
(マザー・グースにはありますけどね。外国の童謡だし)

「ぼく」は「はせがわくん」がきらい。とろいし、目がどこをむいているのかわからない。頑固だし、付き合いにくい。

その「はせがわくん」、そうなってしまったのは生まれたときにヒ素ミルクを飲んでしまったから。。。

実際にあった企業事件の被害者を扱ったものです。実際にこの作者もその被害者のひとりです。幸い、大事には至らなかったそうですが。

 一度、講演を拝聴したことがあるのですが、制作動機について「生き残ったものとして何かを伝えなければならない。同じミルクを飲んで死んでしまった子供たちに背中を押されているような気がした。」と語っていらっしゃいました。

 こういった重い事実を子供に伝えるきっかけとしてこの本を読むというのも一つの読み方でしょう。

 でも、長谷川氏は「きらいきらいっていいながら好き」という感情を表現したかったとも語っていらっしゃいました。

そういったアンビバレンスな感情を表した絵本も少ないですよね。

堅苦しく考えなくても、手にとって読む価値のあるいい絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい ほほえましい   投稿日:2006/05/02
トリゴラス
トリゴラス 作・絵: 長谷川 集平
出版社: 文研出版
評価が高いのになかなか入手困難だった本。
再版されたようでうれしいです。

タイトルの「トリゴラス」は語り手の男の子が考えた怪獣の名前。鳥のくちばしを持っています。

この男の子、空想上の怪獣について語っているようで、いつも特定の女の子の方に話がいってしまうのです。

異性が気になり始めた、男の子の感情がよく描かれていると思います。

ほほえましい絵本です。
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