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こはこはく

ママ・50代・東京都、男の子14歳

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こはこはくさんの声

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なかなかよいと思う ロンドン名所   投稿日:2024/04/29
女王さまのぼうし
女王さまのぼうし 作: スティーブ・アントニー
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
大切な人に会うために、コーギーとお出かけした女王さま。そこへ風が吹いてきて、女王さまの帽子を飛ばしてしまいます。

バッキンガム宮殿から始まり、ロンドンの名所が次々に出て来ます。シンプルな色使いと、建築の案内書のような建物描写、そこに人物が加わる事で醸し出されるユーモアがとても素敵です。

読んだ後、イギリスに関連した絵本をもっと読みたくなる、一冊でした。
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ふつうだと思う 本の姿の鳥、というのがいいです。   投稿日:2024/04/29
BOOK BIRD
BOOK BIRD 作・絵: さとう ゆりえ
出版社: 扶桑社
ブックバードは、本の姿をした鳥です。鳥の種類を指すので、何羽もいます。本なので、物語が書いてあります。
その物語は、それはそれは面白いので、物語を読みたい人びとはブックバードを捕まえようと追い回します。
だから、ブックバードはいつもボロボロ、傷だらけです。

本の姿の鳥とは、なんとも魅力的なキャラクターです。頭と尾羽が青いので、幸せの青い鳥も連想します。

ただ、読んでみて…ブックバードが無機質に感じられてしまいました。

ブックバードが魅力的なだけに、もっと、ブックバードと人間の厚みのある交流が見たかった(読みたかった)です。

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自信を持っておすすめしたい 「神さんのくせに、むちゃしよるで」!   投稿日:2024/04/26
オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ
オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ 文: 富安 陽子
絵: 大島 妙子

出版社: 福音館書店
オニのサラリーマン、オニガワラ・ケン。
今回は同僚のオニジマさんと一緒に、神様サミットに出張です。

1作目同様、最高に面白いです。
細かく描き込まれたオニの世界は、想像をはるかに超えていて圧倒されます(そして笑ってしまいます)。そして、1作目を上回る?怒濤の展開。これでもかっ、と色々な神様(も神様じゃないのも)が登場し、大笑いしてしまいました。

サラリーマンの悲哀度が低くなっているので、子ども、大人も、同じように楽しめると思います。

元気になれる、一冊です。

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自信を持っておすすめしたい 大傑作…いや大怪作です。   投稿日:2024/04/25
オニのサラリーマン
オニのサラリーマン 文: 富安 陽子
絵: 大島 妙子

出版社: 福音館書店
主人公はオニガワラ・ケン。
地獄カンパニーのしがない平社員です。
そんなオニガワラ・ケンの一日が描かれています。

なんというか、面白いんだか、怖いんだか、読めば読むほど混乱します。出てくる妖怪は本格的、地獄絵図も本格的、サラリーマンの悲哀(?)も本格的。それでいて、亡者たちは地獄を満喫している(ようにみえる)し、絵も語り口もユーモアたっぷりで…くせになります。

子どもと読んでも盛り上がると思いますが、芯から面白がれるのは、大人だと思います。

大怪作、です。
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自信を持っておすすめしたい 楽しい要素が詰まってます。   投稿日:2024/04/24
おおきなキャンドル 馬車にのせ
おおきなキャンドル 馬車にのせ 作: たむら しげる
出版社: 偕成社
こびとのニコさんが、ロボットのダダくんと一緒に、みつろうのキャンドルを作るところから、お話が始まります。

ロボットのダダくんが木製だったり、キャンドル作りがちょっとカラクリっぽかったり、ニコさんと周りの人の会話ものんびりしていて、なんとなく落ち着きます。お話が進むと、色んな乗り物や、美味しい物が出て来て、楽しい要素がいっぱい。

大きなキャンドルを馬車に乗せて向った先に待つエンディングに「そうだったかぁ」と嬉しくなりました。

楽しさいっぱい、時々、読み返したくなる一冊だと思います。
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ふつうだと思う 素敵なお誕生日   投稿日:2024/04/24
黒ネコジェニーの おたんじょうび
黒ネコジェニーの おたんじょうび 作: エスター・アベリル
訳: 石津 ちひろ

出版社: 好学社
今日は、恥ずかしがり屋の小さな黒ネコ、ジェニー・リンスキーのお誕生日。仲間のネコたち総出で、ジェニーのお誕生日をお祝いします。

いろんなページから1954年当時のニューヨークの町並みや雰囲気が感じられます。ふんだんに使われている花のモチーフも素敵。

個性ゆたかな仲間たちが魅力的で、シリーズの他の作品も読んでみたくなりました。
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ふつうだと思う デザインが素敵   投稿日:2024/04/24
まじょのルマニオさん
まじょのルマニオさん 作: 谷口 智則
出版社: 文溪堂
主人公は魔女のルマニオさん。一本の魔法の杖だけを友達に、一人きりで暮らしています。魔法を使って食事を作ったり、音楽を奏でたり、淋しさを感じることはありません。

そんなある日、ルマニオさんのもとに怪我をした小鳥がやってきて、物語が始まります。

ルマニオさんや小鳥が可愛らしく描かれています。杖についた青緑の宝石、赤い靴、背景とのコントラストなど、デザインがとても素敵。カラフルなハッピーエンドに、思わず微笑んでしまう一冊でした。

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自信を持っておすすめしたい ボビンさんが狩るのは…。   投稿日:2024/04/23
ハッピーハンター
ハッピーハンター 作: ロジャー・デュボアザン
訳: 安藤 紀子

出版社: ロクリン社
森のはずれの小さな家に住んでいる、ボビンさん。戸口のベンチに座って、パイプをふかしながら、丘や空や動物たちをながめるのが大好きです。

ある日、家の外を通るハンターを見たボビンさんは、その出で立ちに感銘を受けます。自身、格好いいハンターの衣装に身を包み、猟銃を持ち、草原に出かけたボビンさんがハントしたのは…。

ボビンさんも動物たちも「狩り」の時間を本当に楽しんでいるのが伝わってきて、心が温かくなります。狩りの後でボビンさんが食べる夕食も、すごく美味しそう。結末も素敵です。

落ち着いたタッチの絵とともに、ゆったりと、優しい時間を過ごせる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 蛙が気負わない所がいいです。   投稿日:2024/04/23
せかいのはてってどこですか?
せかいのはてってどこですか? 作: アルビン・トゥレッセルト
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 三木 卓

出版社: 童話館出版
井戸の中、1匹だけで快適に暮らしている蛙。井戸の水が涸れた事をきっかけに、外の世界へ踏み出します。

井戸の中にいる時も、井戸から外に出る時も、そこからもっと遠くに行く時も、主人公の蛙はいつも自然体です。どんどん広がる世界も、次々に訪れる新しい出会いも、そのまま受け入れて進んでいく感じに安心します。結末にも心がほーっと広がります。

そして、絵。
緑の一色刷りのページと多色刷りのページが交互に現われるのですが、色の鮮やかさにハッとさせられます。蛙をはじめ、動物たちの表情もすごくいいです。

時々、読み返したくなる一冊です。
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なかなかよいと思う がんばるオオカミ   投稿日:2024/04/23
3びきのコブタとまぬけなオオカミ
3びきのコブタとまぬけなオオカミ 作・絵: ジョナサン・アレン
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
森の大きな悪いオオカミが、森の中の小さな家に住む3匹のコブタを食べようと頑張るお話。

3匹の子豚をモチーフにした名作・傑作はたくさんありますが、本作はコメディに徹しています。ドアの形をしたページをめくる毎に、オオカミのコメディアンぶりに笑ってしまいました。

☆4にしたのは、ブタの言葉使いが気になったから。毒気が強く意地悪で、ところどころ「嫌だな」と感じてしまいました。小さな子どもには、読めないです。バカバカしくて面白い作品だからこそ、もったいないな、と思いました。
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