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空に虹がかかりました。でも、その虹には色がありません!「どうにかしなきゃ」と、エルマーは虹のふもとを森のなかまたちと探し出し、虹に色をつけようとがんばりますが・・・。ぞうのエルマーシリーズの第15作目になる作品です。
エルマーのシリーズで、初めて読みました。
色のない虹に色を付ける為、虹の端っこを探しに行く。子どもの頃の虹の端っこってどこにあるんだろう?と探しに行く、わくわく感を思い出しました。
途中、虹に色をあげちゃったら、エルマーの色はどうなるのか?というくだりで、自己犠牲的なお話なのかな?そうだとしたら、少し辛いな、と思っていました。
ところが、虹に色をあげたエルマーはそのままのパッチワークのまま、ひょっこり現れて、「あげても全然なくならないものもあるんだよ。」と。
一気に、素敵!!好き!!となりました。
子どもがどこまで理解したかはわかりませんが、何度でも読んであげたい絵本だと思いました。
そして、他のエルマーのシリーズも読んでみたくなりました。 (blessingさん 30代・ママ 女の子3歳)
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