大きな丸と小さな丸がふたつ。
「ねえ、ぱったんして」
ぱったんって、なんだろう? ページをめくると……りんごになった!
今度はピンクと黄色の丸がいくつも。 ぱったんすると、きれいなお花!
ぱったんするっていうのは、絵を描くってこと。 紙を半分に折って、絵の具をたらして。 ぱったん二つの画面を合わせると……違う形が見えてくる。 構えなくなって、こんなに簡単に楽しめるんだから、アートって面白いね。
絵を楽しむ方法を色々見せてくれる松田奈那子さん。 前作『ふーってして』に続いて、またまた想像力のふくらむ絵本の登場です。 読んだらきっと真似してみたくなる。 最後にはお絵描き遊びの解説もついていますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
【はじめてふれるアートの絵本】
あかいてんと あかいまる ぱったんしたら なにができる?
実際に絵本をぱったんしながら読んでみてください。 うつくしい色彩、ふくらむ想像力。 読んだらきっと絵をかきたくなる!
【おうちでぱったんしてみよう!】 おうち遊びや、保育や図工の時間に楽しめるお絵かき遊びの解説付き。
絵の具をつけて紙をぱったんと折ると左右対称に色がついてあっというまにアート作品の完成です。そんな色彩遊びが絵本になって素敵にかわいらしく、子どもの好奇心をくすぐってくれます。今すぐにでもやってみたくなるので、寝る前の絵本タイムではなく、日中お母さんにも余裕がある時に読んでみることをおすすめします! (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子7歳)
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