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『ピン・ポン・バス』や『はしれ!たくはいびん』など、のりものおはなし絵本では定評のあるコンビの最新作。 車が通ると、がったんがったんする道路を直すための工事の,、一部始終を描きます。 パワーショベル、ダンプカー、マカダムローラー、タイヤローラー……たくさんの働く車が活躍する道路工事を定点観測。 ユーモラスな交通整理のおじさんには注目! 見るたびに新しい発見のある、隅ずみまで楽しめる絵が魅力的です。
でこぼこ道でみんな困っていたところ、
道路を直すことに決まりました。
アスファルトをはがして、じゃりを運んできて…
パワーショベル、ダンプカー、モーターグレーダーや
マカダムローラーなど工事車両のそれぞれの
働きを見ることができます。
工事をする前におじさんたちが前のお店の人に
きちんとあいさつをしていたり、
交通整理の人が笑顔で誘導していたり・・・。
鈴木まもるさんの車シリーズは車が働いているその場面
だけではなく、それを取り巻く環境や、働く人達の姿と
その配慮が細部まで描かれているのが魅力的です。
「どうろをつくるじどうしゃ」が1歳過ぎくらいから、
こちらは2才くらいから楽しめるような内容ですね。
我が家の息子もお気に入りの一冊となり、
あっという間に登場する車の名前も覚え、嬉しそうに
説明してくれます。
長く楽しめそうです。 (空色のかわうそさん 30代・ママ 男の子2歳)
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