絵の具のチューブが登場して。
「いろいろ…ばあ!」
真っ赤な色の絵の具が元気よく飛び出します。 なんて爽快なのでしょう。 今度は青の絵の具が、「ぽっ ぽっ ぽっ」 黄色の絵の具は、「ぶにゅ!」
おやおや、次は青と赤が一緒に、「ぷくーっ」 なんと紫色の登場です……。
赤ちゃんの好奇心を、さまざまな角度からくすぐってくれる新井洋行さん。「いろいろ…」のかけ声でページをめくれば、いろんな色が、いろんな形に大変身。「いないいいないばあ」遊びと同じかたちをとりながら、色そのものが持つパワーと魅力を存分に体感できる絵本になっています。赤ちゃんたちの驚きと喜びの表情が目に浮かびますね。
少し大きくなってくれば、絵の具の質感の持つ気持ちよさや、色を混ぜる楽しみなど、新たな楽しみ方も発見していけるはず。親子で一緒に、何度もくり返し読んでくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
びっくり! のち にっこり。 いろんな いろと あ・そ・ぼ!
赤ちゃん絵本の人気作家、新井洋行がおくる最新傑作です。 「いろいろ…」のかけ声でいろんな色が、 いろんな形に大変身!
読む側、聞く側に笑顔が生まれる、 おしゃれで楽しいベイビーブック。
娘が夜泣きを始め、毎晩夜中に1,2時間泣き通しで参っていました。そんなある日、何気なく大好きなこの本を真夜中に読んでみました。するとすんなりと寝てくれました。
それから毎晩夜中に「いろいろ ばあ」です。
まだまだ夜泣きは続いていますが、この絵本で何とか乗り切っています。
この本をきっかけに毎晩の夜泣きにも少し前向きに付き合えるようになってきました。
本当にホッとできる絵本だと私自身も救われています。
ぜひちょっと育児や家事等に疲れたときにも読んでみてください。心が軽くなるはずです。
友人にも薦めたところ、小学生のお子さんで少し色の区別が苦手だったのですが、この絵本をきっかけに少しずつ色がわかる様になり興味が出てきたそうです。
小さな子どもだけでなく、小学校や幼稚園、支援施設等のお子さんにもお勧めできる一冊です。
うちのじいちゃんは、読みやすく、聞いてくれるのを良いことに、読み聞かせといえば「いろいろ ばあ」
読み聞かせの苦手なおじいちゃんでもお孫さんに読んであげやすい本ですよ〜。
お孫さんと仲良くなるきっかけにどうぞ♪ (ばあばふくろうさん 30代・ママ )
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