きつねの音楽家は演奏旅行、かけすの一家は海水浴、うさぎの看護師は帰省、ももんがとふくろうは温泉へ…「…ってことは、ひゃあ、わたし(管理人のもぐ)ひとりぼっちですかあ!?」。 もぐの留守番は、るすあらしのやまあらしをセミの活躍で追い返したり、夜にはちょっと怖ーいシーンもあったりと、ハラハラドキドキ。誰もいなくなったくすのきだんちで夏らしい出来事がおこります。月刊保育絵本から生まれた人気シリーズの単行本化第5弾です。
毎回、違った季節で楽しませてくれるこのシリーズ。
今回は、タイトルにもある通りの夏がテーマ。
くすのきだんちの大きな木に、夏の虫であるセミがとまっています。
今回もまた一味違うお話の展開。
夏休みにみんなが出かけていってしまって、もぐだけが広いくすのきだんちに残されたところに・・
という展開。
いつも賑やかで楽しいくすのき団地がひっそりしていて、なんだかとっても寂しいような不気味なようなそんな怪しい雰囲気が漂います。
これは、いつもと違う何か怖いことが起こるかも!?
そんなことを思わせるストーリーでした。
ちょっと怖いルスアラシにも立ち向かって、おばけ?!にも立ち向かって・・無事に夜を越すことができたモグさん。
ホッと一安心の展開でした。
毎回、いろいろなストーリーが展開されていて次回も楽しみです。 (Pocketさん 40代・ママ 女の子20歳、男の子16歳)
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