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わくわくするお話
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投稿日:2011/04/24 |
何だか面白そうなタイトル、春らしい綺麗な色に惹かれて手に取りました。
懸賞好きなお母さんの元に、景品が届きます。
お母さんは景品が何だったか忘れているようで、箱からは大きな缶が出て来ました。添付の紙には
「春になったら あけてください」
まだ2月だから開ける訳にもいかず、親子で何だろうね〜と色々想像してみます。その様子が、本当に楽しそうです。大きな大きな缶ですからね。何だって入っていそう!読みながら、何だろうね、何だろうね〜と想像が膨らみます。
でも春になる頃には、缶の事もスッカリ忘れられていました。
お母さんが突然、どんな懸賞だったか思い出し、缶を開けてみると…。
最後までわくわくするお話です。それに、本当にありそうなお話なのも楽しいです。
日産が、童話のコンクールをしているのは知っていましたが、入賞作品を読んだのは初めてです。素敵なお話が選ばれているんですね。他の作品も読みたいと思いました。
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恐いもの好きな子にお勧め
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投稿日:2011/04/12 |
お化け、ハロウィン、魔女とか大好きな息子。
もう表紙だけで「これは面白そう」と思ったみたいです。
息子が通うのは幼稚園。この絵本は保育園が舞台ですが、その辺は気にしないみたいです。
ただただ、暗い園内を子供だけで探検するのが面白いみたいです。
恐い物の正体が最後まで分からないのも魅力みたいです。
何度も読みたいと言われました。
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楽しい気分になれる絵本
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投稿日:2011/03/29 |
ゆるキャラみたいな登場人物ばかり。舞台は空の上です。
空に、雲の形をした船艦みたいな物がフワフワ浮いています。そこに乗っているのは裸で何故かフンドシとスイカの帽子を身につけた大勢のオジサン。細かい所まで描かれているので、よく見るとそれぞれ任務があるらしく、持ち場が決まってそうです。あまり真面目に仕事をしていない様子が垣間見れます。
オジサン達が何者かは分からないのですが、一人違う格好の人が「てるてる王子」です。子供達の作ったてるてる坊主が100個確認されると、とにかく明日は晴れにしなくてはいけないのです。
明日を晴れにするため、空に居座る台風との戦いが始まります。台風の方も、台風殿下を筆頭にヤル気満々。熱とか書いてある大きな団扇を人力でグルグル回しているのも、天気予報で見る台風の雲を連想させて面白いです。
細かい所まで描かれているのと不思議な世界に子供は惹き付けられていました。
不思議ワールドなのに、裏表紙には色々な雲の名前と絵があります。でも、その横にチャッカリ船艦の解説もあり、そちらも子供には面白かったみたいです。
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春もいろいろ
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投稿日:2011/03/19 |
春らしい絵本を…と思っていた時に、ちょうど良い絵本を見つけました。
『どろんこハリー』の作者なので渋い色目。春って、もっとカラフルで賑やかなイメージなんだけどなあ。ちょっと地味な春の絵本です。
息子も読みながら「黄色、水色、緑、黄緑〜」と塗ってある色を指しながら言ってましたが、赤とかピンク、オレンジは使われていませんでした。
それでも灰色の絵の中に、黄緑や緑が増えていくと春が近づいてきた!という感じがするので不思議です。
珍しく何度も読んで欲しいと言われました。
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えっ
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投稿日:2011/03/19 |
ルイス・スロボドキンさんの絵本は、どれもシンプルで好きです。息子も分かっているかは謎だけど大好き。
この絵本は「一人より誰かと一緒がいい」というお話で、文も短いし、同じ作者の他の絵本より小さい子にも分かりやすいと思います。3歳後半から読んであげても大丈夫かなあ。
ただ、残念な事に印刷ミスが。
単語が抜けたみたいで、その部分はシールが貼ってあります。初版だから、そういう事もあるかと思うのですが、せっかくの絵本が台無しになってしまった気がします。
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ニワトリのイメージ!
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投稿日:2011/03/12 |
長新太さん大好きな息子に読みました。
「わからんちん」という言葉がさっそく分からなかったみたいですが、響きが面白いから気に入ったみたいです。そう言えば、最近聞かない言葉かも。
小学生の頃、クラスの子が家で鶏を飼っていました。ココって、その時から持っていた「好奇心旺盛で、ちょっとプライドの高い」鶏のイメージそのもの!すごーく納得しました。そうそう、奴らならやりかねないわ…って。
実際と違うのは、お喋りしたり、「こんなに綺麗な花を咲かせるんだから、これからは花畑を荒らさないようにしよう」って思ってくれる点でしょうか。
息子は、フランス語やイタリア語で鳴いて得意になっているココが面白いようです。「ココリコー」「クォクルックー」と今日も真似してました。
ツボは別々ですが、親子そろって気に入っています。
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男の子って…
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投稿日:2011/03/09 |
息子がマコチン好きだったので、読んでみました。
灰谷健次郎さんって、推薦図書や課題図書に多く入っているし、何となく固いイメージ。でも子供の気持ちや行動をよく分かっておられるので、この本は面白い系です。
シンプルで分かりやすい文体もさすがだと思います。
マコチンにイボが出来て、イボコロリで取ってもらうのですが、弟のマコタンは羨ましくて真似をします。イボコロリで取るのといい、取るときのお父さんの歌といい、笑いを誘います。
息子は、マコタンが友達のゆりちゃんに電話をして「ハロー、オー、ノー、サンキュウ」「ハロー、ベリマッチ、オー、ノー」とデタラメ英語を喋って「あほ」と電話を切られてしまう場面が大好き。そこだけ一人で読んでゲラゲラ笑っていました。
男の子や、兄弟にお薦めです。あと「男の子の変な生態」を知りたい方にも面白いと思います。
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豊かさの代わりに失うもの
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投稿日:2011/03/09 |
おばけ好きの息子に読みました。
親切心から、山奥にオバケを放す事を許した村長。
引換えにお礼を沢山もらいます。
噂は広まって、オバケを連れてくる村が急増。村はどんどん豊かになっていきます。
最後には、山奥で増えたオバケが村にやってきます。
その報告を受けた村長の反応が恐いです。
「村人に酒をふるまってやれ」
誤摩化すつもりが、自分自身も麻痺してしまい、正しい行動をおこせなくなっています。
読んでいて何だかゾッとしてしまいます。
息子はおばけ好きで何度も読みましたが、本当の所は分かっていないと思います。
小学校低学年ぐらいになったら、読み返したいです。
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好みが別れるかなあ
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投稿日:2011/03/08 |
『ジャックと豆の木』のお話。ちゃんとした長いバージョンも読めるかなと思い、図書館で何冊か手に取って見比べました。
文章の分かりやすさ、絵の見やすさで、この絵本を借りる事に決定。
ちょっと長い話ですが、最後まで飽きずに聞けるので面白いんでしょう。
雲の上に住んでいるのが「巨人」でなく「鬼」です。巨人の方が今風で良かったと思います。帽子を脱がないとツノは分からないし、どうでも良いと言えばどうでも良いですけど。
昔話っぽくない絵の雰囲気、最後のページにチラッとジャックが結婚したお姫様らしき人が描かれているところなど、面白いです。
子供は大丈夫と思いますが、大人だと好みが別れそうな気がします。
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幅広い年齢の子に
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投稿日:2011/03/01 |
松成真理子さんの絵本は「当たり」が多いので何となく手に取りました。
表紙の感じから、もっとヤンチャなお話かと思ったら違いました。
「どんぐり」が語っていくお話です。
それだけでも子供は興味津々。しかも名前が「ケーキ」
なんでやねーん!と大受けでした。
ケーキは、鞄から落ちてしまいコウくんと離ればなれになってしまいます。
それでもずっと、コウくんを忘れないケーキ。遠くから大きくなっていくのを見守っています。
最後に、大人になったコウくんと再会する事ができます。
その部分が分からないんじゃないかなあと思ったのですが、スンナリ分かったみたいでした。
理解の度合いは変わってくると思いますが、幅広い年齢の子にお勧めできる絵本だと思います。
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