▼ 絵本とあわせて欲しい♪タオルやポーチ、Tシャツなど。 >>レオ・レオニグッズはこちら
石、石、石・・・子どもたちって、石が好きですね。 浜辺の石はいろんな色や形をしていて、まったく同じものは二つとありません。 そして石は、いろんなものに見えます。子どもなら特に。
この絵本には、そんな石の魅力がいっぱいに詰まっています。 さかなの形をした石、がちょうみたいな石、数を教えてくれる石、そして素敵な顔の石・・・。 モノクロの鉛筆で描かれている石のちょっとした丸みや影に、不思議と温かな、親しみと懐かしさを感じます。
色もなく、言葉も少ないこの絵本を、じーっと見つめて、親子で石の形の話しをする。 ああ、なんて豊かな時間でしょうか。
実はこの作品、レオ・レオニの3冊目の絵本とのこと。 日本でも長い間絶版で入手困難でしたが、このたび2012年4月に好学社より復刊されました。 私たちの知らなかったレオ・レオニの世界に出会えたことに感謝します。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
レオ=レオニが3冊目に作った絵本。動物や虫がでてくる絵本ではなく、レオ=レオニが愛して やまない小石をえんぴつのみで描いた絵本です。谷川俊太郎氏の翻訳と重なり、ひきこまれる ような、不思議な世界がひろがっています。かつてペンギン社から出版され、長い間絶版に なっていました。入手困難だった幻の絵本を、外国の古書などから画像を起こし、ついに復刊 しました!
はまべにはいしがいっぱい。普通のいしが多いけど、見たこともない不思議ないしもある…。言葉はほんの少しだけ、色も少ないけれど、いつまで見ていても見飽きるということがない絵本。
スペシャルコンテンツで興味を持って、読みました。
色はモノクロ、ストーリーがあるわけでもない。
そして、ここに描かれているのは、想像が広がった石の姿。
色のない世界は、一見 殺風景な印象。
でも、誰よりもこの本に興味を示したのは、うちの娘です。
本当に飽きることがないようです。
訳者の谷川俊太郎さんが、
「これはもう、魔法としかいいようがありません」と記されていました。
レオニの魔法、ほんとうに素敵です! (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子6歳)
|