「あるひ りんごが ころんと おちた」で 始まる、楽しい冒険のお話。 緑の大地を 真っ赤なりんごが 転がっていきます。 カエルに ぶつかり、 ぶらんこにゆられ、ぶらんこから 落っこち、地面にもぐり、 もぐらに出あって……。りんごの 冒険は ダイナミックに つづきます。 繰り返される「りんご りんご りんご」のリズムが なんとも軽快で、 読む大人も読んでもらう赤ちゃんも、きっとやみつきになることでしょう。 赤ちゃんの目に とてもわかりやすい はっきりとした色づかい。 りんごの なんともかわいい表情に、大人も釘付けです。 イラストレーター安西水丸さんの魅力があますところなく発揮された味わいのある絵本です。
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