わがままな子うしのはなこは、ごちそうをひとりじめしたためおなかがアドバルーンのようにふくらんでしまいました! のどかな牧場でのお話です。
「はなこさん」というネーミングに時代を感じますが、今読んでも面白いです。
とっても食いしん坊な上に、とんでもなくわがままなはなこさん。
差し入れにもらったさつまいもとかぼちゃを、ほぼ独り占めの勢いでがつがつ食べてしまいます。
そんなはなこさんにとんでもないことが!!!
自業自得ともいえる出来事ですが、まわりの人や牛たちが、みんなはなこさんに優しいことに感心してしまいました。
やっぱり時代なんでしょうか。とてものんびりした雰囲気が漂っています。
誰だって過ちは犯すものですが、因果応報でその過ちに気づいたとき、こんな風に優しく見守ってあげたいものですね。
色々なことを考えさせてくれる絵本だと思います。 (オパーサンさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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