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エリオットは水玉模様の小さなぞう。 大きな街で暮らすのは、毎日、何かと大変です。 でも、本当に嬉しくて、幸せなものは、ちっちゃなかたちをしているのです。 1940年代のニューヨークをモチーフにした写実的な描写とキュートなキャラクターで、数々の賞を受賞したハートウォーミングストーリー。 大人気「ちいさなエリオット」シリーズ第一弾
小さなゾウ、エリオットの可愛らしいお話です。
「ゾウは大きいもの」という思い込みがあっただけに、小さなゾウが主人公というのがとても新鮮でした。
耳はまるで羽のようだし、水玉模様というなんとも可愛らしいエリオットが一目で大好きになりました。
そんなエリオットは小さいことで、日常生活で色々苦労しています。
私も昔から身長が低く、コンプレックスに感じることもあったので、とても共感できるお話でした。
小さいことで困ることもあるけれど、小さいからこそ気付けることもある。
自分よりも小さいネズミさんの存在に気付き、ネズミさんを助けることが出来ると分かったエリオット。
大好きなカップケーキも、一人で食べるより、二人で食べた方が美味しいですよね(^^)
1940年代のニューヨークがモチーフとのことで、クラシカルな街並みや車、部屋やお店といったイラストが丁寧に描かれていて美しく、色遣いも落ち着いていて、とても温かみのある素敵な絵本だと思いました。
色々なカップケーキもとても美味しそう!
作者のマイク・クラトウさんは大のカップケーキ好きということで、カップケーキ愛がひしひしと伝わってきました。
シリーズ作品とのことで、是非他のお話も読んでみたいです。 (MYHOUSEさん 40代・ママ )
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