タイトルからして、グッときます。 「わたしはマヌルネコ」でも、「かわいいマヌルネコ」でもない。 『わたしはかわいいマヌルネコ』
いきなり自分でかわいい宣言をするところが、すでにかわいい。 ただ、どちらかと言うとユニークで愛きょうのある表情やしぐさ。 失敗したときも、片方の口角だけをぐっと上げて「ちっ」とか言っちゃう。 (実はこの顔、マヌルネコ特有の威嚇らしいです) タイトルから想像していた「かわいい」とは違ったけれど、確かにこれはこれでかわいい。
獲物を取り逃したり天敵からこそこそと隠れたり、決してデキるネコと言う感じではありません。それなのに、人生相談したくなるような、ズバッと言ってくれそうな頼もしさがあるマヌルネコ。ありのままの自分をまっすぐに見つめて誇らしく思っているところが、そう思わせるのかもしれないですね。
日本には野生のマヌルネコはいないけれど、いくつかの動物園で暮らしているそうです。絵本を読んで興味がわいたら、本物にも会いに行ってみてくださいね。
(近野明日花 絵本ナビライター)
世界でいちばん古いネコは、夕ぐれと朝がすき。体を動かすのは苦手だけれど、得意のさいみん術で狩りをする。天敵のワシがあらわれたら気配を消すことだってできる……。まんまるモフモフすがたで人気のマヌルネコが、ほっこり楽しい野生のくらしを教えてくれる。かわいいだけでなく強かさ、たくましさをのぞかせる姿が楽しい。絵本作家のたけがみたえさんが、あざやかな版画で元気いっぱいに描かれた絵本の動物園だッ!
世界で一番古くからいるネコ マヌルネコ
敵がいない時間(夕暮れか 朝)
マヌルネコのフリフリ術は 笑えますね!
催眠術とは すごい!
りすの獲物に催眠術かけ だるまさんが ころんだ!!!
おーっ 怖い顔だ 怖ろしい顔に 思わず びっくりしました
空からの敵 オオワシかな? 岩の術で 捕まらなくて良かった!
岩の間にはいって 一休み
現れた キツネも怖い天敵!
危険な場所から離れることも大事
雪の冬は マイナス40度 毛皮と脂肪で生き延び
夏は毛皮もなし やせて 脂肪もなし
逞しく生き抜く マヌルネコは 逞しいな〜!
学ばされますね (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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