くろねこのかあさんがあかちゃんを産みました。 しろねこが三匹、くろねこが三匹。 くろねこかあさんは六匹のこねこをやさしく育てます。 黒と白のコントラストが見事な切り絵と、リズミカルな言葉が楽しい作品です。
6匹の子どもを育てる黒猫かあさんは大奮闘。その様子を白と黒の色の対比を生かした切り絵の手法で展開した絵本です。リズミカルな言葉がいっそう楽しさをふくらませてくれます。
1歳代の頃、借りて読んだ時は
モノトーンのためか娘の反応はあまりなかったのですが、
1年以上経ってから再び読み聞かせすると
たちまちハマってくれました。
何と言っても、リズミカルな文章が楽しくて、
読んだ後は家族そろって「くろねこかあさん調」で会話してしまいます(笑)
例えば食事中にグズグズされて叱ってしまいそうな時には
「○○(娘の名前)かあさん ごはんをたべた」など
この調子で声をかければ
自然と笑顔で食卓を囲めますし。
娘も一人前に、同じ調子で答えてくるので
脳の活性化にもなっていそうです。
小さい子は五七五調が好きだと聞いた事がありますが、
この本に出会って納得しました。
切り絵も可愛らしく、
他にはない雰囲気がいいですね! (しょこらぷりんさん 40代・ママ 女の子3歳)
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