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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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カオリンゴカモシレナイ

ママ・40代・大阪府、男の子12歳 男の子6歳

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自己紹介
読んだり書いたりが好きな主婦です。
好きなもの
読書とコーヒー
ひとこと
子供と一緒に絵本を読むと、我が子が何倍も可愛く思えて来るので、読み聞かせが好きになりました。

カオリンゴカモシレナイさんの声

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自信を持っておすすめしたい 大人も夢中になってしまう緻密でステキな絵本です   投稿日:2024/08/22
おたすけこびと
おたすけこびと 文: なかがわ ちひろ
絵: コヨセ・ジュンジ

出版社: 徳間書店
こびとさんが、知らないうちに何かを手伝っていてくれるって、とっても嬉しいストーリーですよね。年長さんの息子も、こびとさんのように、私が気付かないうちにお皿を片付けたりしてびっくりさせるのが大好きな子です。

先日、おたすけこびとシリーズが大好きな息子と夫が、ベッドの中で、なんどもなんどもページ前にうしろにめくりながら「あ!ここにいる!!」と指差しながら読んでいました。

何を探しているの?と聞くと、
お話が終わったあとのページに描かれていたほうきは、同じこびとさんが担当していることが分かったそうで、全部のページを2人で確認していたそうです。

こびとさんたちが着用している帽子・シャツ・ブーツは、それぞれ、赤・黄・青・緑のバリエーションがあり、実はユニークな組み合わせとなっている(と思われる)ため「3の4乗分のこびとさんがいるはず」と夫が言い始めました(笑)

さすがに全員は確認できませんでしたが、どうやらこびとさんたちには役割があって、重機を運転したり、ミッションを直接実行する人以外に、ほうきで掃いたり、ちりとりで集めたり、旗を振ったり、みんな担当する係を楽しそうに全うしているようでした。

私もこのシリーズは、描かれる線の繊細さが素敵、という理由で好きでした。でも、このたび、絵だけでなく、この緻密な設計はストーリーの中にもきっちりと生きていることが分かり、ますます好きになってしまいました。本当にこびとさんが助けに来てくれるように思えるリアリティはこんなところからも伝わってくるのかもしれません。

今夜も「おとうさんと読みたい」と言って、我が家のかわいいこびとさんは、夫の帰りをベッドの中で待ちながら、おたすけこびとの絵本を抱きかかえて眠ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 物語の余白をじっくり味わいたい絵本   投稿日:2024/08/22
ともだちともる
ともだちともる 作: 内田 麟太郎
絵: 黒井 健

出版社: 文研出版
幼稚園で大好きなお友達ができた息子は、アマガエルとウシガエルがそばにいて、だんだん近づいていく姿に深く共感したようで、嬉しそうにお話を聴いていました。

私は、ともだちって、「友達になろうね」と取り決めてなるものじゃなくて、心から「好きだなぁ、友達だなぁ」というあたたかい気持ちがいつのまにか灯っているものだよな、と改めて思いました。

息子と私のお気に入りシーンは、2人が寄り添って夕陽を見ているところです。あのページは、ほかのところよりもゆっくりじっくり読んで、そのあと黙ってしばらく眺めていたくなりますね。息子も、先を急かすことなく、ニコニコしながら眺めていました。とっても素敵なシーンです。

そばにいるだけでは足りなくて、遊ぼう!と誘いたくなる気持ち、わかるなぁ〜と思いました。お友達とバイバイしたくなくて、お休みの日も遊びたくて、幼稚園のお泊まり会が夢のように楽しかったという息子も、「ボクとおんなじだ」と言って、カエルちゃんたちの友情が深まるのが嬉しくてたまらないという感じでした。

お話は、離れ小島に泳ぎ着く直前で終わってしまいます。幸せな気持ちはまさにここがピークだろうなという絶妙なところで「おしまい!」となるので、読んでいる私たちも「これからどうやって楽しい時間を過ごすのかな」とワクワクする気持ちのまま本を閉じることになります。

読み終えてからも、どうなるのかな?楽しいだろうね、よかったね、と息子とのおしゃべりが続く、幸せな気持ちになる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい それぞれの重機のかっこよさがよく描かれていました   投稿日:2024/08/05
もぐらけんせつ ぽんぽこでらのおまつり
もぐらけんせつ ぽんぽこでらのおまつり 作・絵: 長崎 真悟
出版社: 童心社
幼稚園の夏まつりで、園庭に建てられたやぐらの周りで盆踊りを踊ったばかりの年長さんの息子と一緒に読みました。幼稚園のお祭りが楽しかった息子は「おまつりができないなんてダメだよね」とものすごい当事者意識でした(笑)

表紙をひらくと、絵本に登場する重機たちと、その操作をする登場人物(登場動物?)の絵と説明がとびこんできて、息子はしばらく釘付けでした。

重機の描かれ方がとても素敵で、「ここで持ち上げるんだね」「ここが積み上げるところだ」「これで掘るのかな」などとぶつぶつ言いながら眺めていました。それぞれの重機の役割がよくわかるかっこいい絵です。

お話も楽しくて、それぞれのキャラクターが魅力的でした。息子は特に泣き虫のタヌキの和尚さんが気に入ったようで、「また泣いてるー」と笑いながらお話の世界に浸っていました。

最後は、完成した橋を見て、絵本を縦にしたり横にしたりしながら、「うわ!こんなしかけが!!いいなぁー」と羨ましそうに眺めていました。

そういえばこんな重機見たことあるなぁと、私も興味深く読めて、一緒に楽しめました。おもしろかったです!
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自信を持っておすすめしたい この絵本だけは夫が担当。   投稿日:2023/05/15
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
もうすぐ4歳になる息子が大好きな絵本です。
まだ言葉を話せなくて、でもこっちの言っていることはちゃんと分かっているころから、この絵本はお父さんの担当。

どうやって遊んであげたら喜ぶのかあまりピンときていない夫に「これ読んであげて」と手渡したのがきっかけなのですが、息子を膝にのせて本当に楽しそうに読んでくれるんです。

「ぱく」とか「ふんわふんわ」とか、読み手によってこんなにも違いがあるのか!と驚愕する面白さで、私は絶対にかなわないなと思います。

もう自分で読めるようになった今も「おとうさん、これよんで」と手渡して横にちょこんと座る息子の横に私も座って聞きたくなります
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自信を持っておすすめしたい ナマケてられない   投稿日:2023/03/13
ナマケモノヨガ
ナマケモノヨガ 作: 新井 洋行
出版社: ポプラ社
ナマケモノって、真顔でも笑っているように見える動物ですよね。この顔でヨガに誘われるとちょっと断れない感じだなぁと思い、4歳のおちびさんと読んでみました。

最初は「はるまきのポーズ」でだっこしながら読んでいるうちに、「たまごのポーズしよう」「次はクリーム!」と一緒にやってみたくなって、普段本当に怠けている私も付き合わされることになりました。

アクティブなちびっこナマケモノと一緒に読むと、お母さんはうかうか怠けていられなくなるという、とてもおそろしい(笑)絵本です。
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なかなかよいと思う まもりぼしはお母さんの願い星   投稿日:2023/03/05
あいちゃんのまもりぼし
あいちゃんのまもりぼし 絵・文: いもん のりこ
出版社: 至光社
「まもりぼしさん、かわいいな」
息子は表紙の絵を見てとても気に入ったようで、夜のねんねのときに読んでとおねだりされました。

年少さんの息子は、とってもマイペースな男の子です。あいちゃんがごはんを食べたりお着換えに時間がかかってしまうところは「おんなじ!」と共感していました。幼稚園の先生は「いつもずのんびりマイペースを保ってはります(笑)」と、ゆるやかに見守って下さっているため、息子はあいちゃんがどうして落ち込んでいるのか分からないようでした。

「せんせいに『もうたべられない』っていったらいいのに」とか「じぶんでたのしいことをしたらいいのに」とか、大人が顔負けのポジティブリアクションで、「いっそ君がまもりぼしさんになったらいいのにね」と読んでる私が笑ってしまいました。

それでも、
「いいな、まもりぼしさん。ぼくにもいるのかな」と羨ましそうにしていたので「いるんじゃないかな?」と答えると、嬉しそうに「どこかな。ようちえんのバッグかな」とニコニコ。そうしてその夜は息子のまもりぼしさんがどこにいるのか、眠りにつくまで2人で想像しながらおしゃべりをしました。

息子の可愛らしい寝顔を見ながら、もうずいぶん前、この子のお兄ちゃんに当たる長男をはじめて保育所に預けた日のことを思い出しました。
「私がいない間、ずっと泣き続けていたらどうしよう。先生方にご迷惑をおかけして、困った子だなと思われちゃったらどうしよう。」
別れ際の泣いている我が子のことが頭にこびりついたままその日を過ごすお母さんたちの柔らかなハートをそっと包み込み、子供たちの笑顔を守ってくれるような存在。まもりぼしはお母さんたちの願い星でもあるのだろうな、と思いました。

初めての登園前夜、「うまくいきますように」とお母さんがまもりぼしに願いを込めて読み聞かせる、そんなお話なのかもしれないですね。
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自信を持っておすすめしたい 自分の気持ちをないがしろにしないで行こう。   投稿日:2023/02/10
ごきげんななめな おさるさん
ごきげんななめな おさるさん 作: スザンヌ・ラング
絵: マックス・ラング
訳: ひさやま たいち

出版社: 評論社
「今日はなんだかイライラしてるんだ」
と素直に言えるだけで、気持ちに少しゆとりを持てるようになるのは大人も同じですよね。

ジムには「ごきげんななめ?」「だったらこうしたらどう?」と様々なアイディアを出してくれる優しい友達がたくさんいました。その気持ちに応えなくちゃと思うがあまりかえってしんどくなってしまったジムも優しくていい子なんだなと思いました。

人間たちも、社会生活を送るうえで、感じよく礼儀正しく接することが大切と教えられて育ちますが、自分の気持ちをないがしろにしないことも、こんな絵本を見ながら教えていきたいですね。

不機嫌な人に振り回されないことも大切。
不機嫌な自分を放っておかないことも大切。

「今日はご機嫌ななめなんだよねー」
「そうなんだねー、あるあるそういう日」

私もそんな風にほどよい距離感で気持ちを俯瞰できる人でありたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ただ本を借りるだけの場所ではないんですよね。   投稿日:2023/02/06
でんしゃとしょかん
でんしゃとしょかん 文: 深山 さくら
絵: はせがわ かこ

出版社: 文研出版
つい最近、私たちの住む町にも新しい図書館ができました。
絵本コーナーには電車の形をした読み聞かせスペースがあり、子供たちが嬉しそうに出入りしたり、お母さんと並んで座って絵本を読んだりしています。
本物の電車ではないけれど、あの「並んで座って読む」という心地よさが味わえ、子供たちに大人気です。

「でんしゃとしょかん」は本物の車両で、しかも団地の中の公園に置かれているとのこと。夢がありますよね。
いいなぁ、乗りたいなあと、絵本と乗り物が大好きな4歳の息子が電車の絵に食いつきます。そんな弟のために、お兄ちゃんは、くめがわ電車図書館への行き方を調べてやっていました(笑)

図書館というのは、単に本を貸りるだけの場所ではないのですよね。建物の中に本を置くだけでは人は集まらないだろうなと思います。

私にとって図書館とは、滞在して読書を楽しんだり、調べ学んだり、誰かと静かに言葉や心を通わせたりしながら、自分を取り戻したり、ホッとする時間を得たりする、そういう大切な居場所です。

でんしゃとしょかんの町のみなさんにとっても、きっとこの居心地のよい場所は、そこに集う方々の憩いの場所であり、長く心の拠り所となっているのだと感じました。
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なかなかよいと思う 何回見ても笑っちゃう。   投稿日:2023/02/04
おうさまのまえで みぎむけーみぎ!
おうさまのまえで みぎむけーみぎ! 作: 柏原 佳世子
出版社: KADOKAWA
まだまだ右と左がむずかしい4歳の息子と読みました。途中から10歳のお兄ちゃんも混ざってきましたが、今時の学校では「右向け右」なんてしないのですね。

「だからさ、兵隊さんがさ」から説明して、絵本を読む前に子供たちの前で私が右向け右を見せるなどしてしまいました。だって面白さが分からなかったらもったいない!(笑)

「これはオチがわかったぞ!」とお兄ちゃんは言い、「おうまさんをみちゃだめ!」と4歳くんはさけびます。確かに予想通りの展開ではありますが、それでもゲラゲラ笑ってしまうのは、絵本の中のキャラクターの表情やしぐさが本当に面白く描かれているおかげです。何回見ても笑ってしまいました。

みんな隊長になりきって「ばっかもーん!!!」「おはしをもつほう!!!」とワイワイしながら読めてとても楽しかったです。
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自信を持っておすすめしたい 恋の行方も気になっちゃう!スイート(笑)な絵本   投稿日:2023/02/04
おかしの まちの おかしな はなし
おかしの まちの おかしな はなし 作・絵: いわさき さとこ
出版社: フレーベル館
おいしそうなのはもちろんですが、お菓子たちがみんなとってもチャーミング。すぐに子供たちのハートはわし掴みですよ。絵が素敵なんです。

「ケーキ婦人のお店の生クリームの屋根は食べられるんだろうか?」「マカロンの水色は何味なんだろうか?」と、お菓子が気になる息子たちは、お話をなかなか先に読み進められず「おいしそうだなー」とお菓子を眺めながら行きつ戻りつして楽しみました。

私は、和洋リーダーたちの間に化学反応も生まれつつあるように思え、気がかりで気がかりで2人の展開ばかり見ちゃいました(笑)

ケーキの貴婦人が和装してどら焼きの親分とデートしている絵がめちゃめちゃよかったです。そうなのね、そうなったのね!と独り言つ私に「お母さん何をぶつぶつ言ってるの?」と怪訝そうな顔の息子たち。ニヤニヤしながら「なんでもない」って答えました。

勝手な大人の解釈というか願望満載な気もしますが(笑)つぶあんの生どらが大好物な私にとっては、このお話の展開には大満足でした。食べたくなっちゃったなぁ。
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