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はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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カオリンゴカモシレナイ

ママ・40代・大阪府、男の子11歳 男の子5歳

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自己紹介
読んだり書いたりが好きな主婦です。
好きなもの
読書とコーヒー
ひとこと
子供と一緒に絵本を読むと、我が子が何倍も可愛く思えて来るので、読み聞かせが好きになりました。

カオリンゴカモシレナイさんの声

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自信を持っておすすめしたい この絵本だけは夫が担当。  投稿日:2023/05/15
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
もうすぐ4歳になる息子が大好きな絵本です。
まだ言葉を話せなくて、でもこっちの言っていることはちゃんと分かっているころから、この絵本はお父さんの担当。

どうやって遊んであげたら喜ぶのかあまりピンときていない夫に「これ読んであげて」と手渡したのがきっかけなのですが、息子を膝にのせて本当に楽しそうに読んでくれるんです。

「ぱく」とか「ふんわふんわ」とか、読み手によってこんなにも違いがあるのか!と驚愕する面白さで、私は絶対にかなわないなと思います。

もう自分で読めるようになった今も「おとうさん、これよんで」と手渡して横にちょこんと座る息子の横に私も座って聞きたくなります
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自信を持っておすすめしたい ナマケてられない  投稿日:2023/03/13
ナマケモノヨガ
ナマケモノヨガ 作: 新井 洋行
出版社: ポプラ社
ナマケモノって、真顔でも笑っているように見える動物ですよね。この顔でヨガに誘われるとちょっと断れない感じだなぁと思い、4歳のおちびさんと読んでみました。

最初は「はるまきのポーズ」でだっこしながら読んでいるうちに、「たまごのポーズしよう」「次はクリーム!」と一緒にやってみたくなって、普段本当に怠けている私も付き合わされることになりました。

アクティブなちびっこナマケモノと一緒に読むと、お母さんはうかうか怠けていられなくなるという、とてもおそろしい(笑)絵本です。
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なかなかよいと思う まもりぼしはお母さんの願い星  投稿日:2023/03/05
あいちゃんのまもりぼし
あいちゃんのまもりぼし 絵・文: いもん のりこ
出版社: 至光社
「まもりぼしさん、かわいいな」
息子は表紙の絵を見てとても気に入ったようで、夜のねんねのときに読んでとおねだりされました。

年少さんの息子は、とってもマイペースな男の子です。あいちゃんがごはんを食べたりお着換えに時間がかかってしまうところは「おんなじ!」と共感していました。幼稚園の先生は「いつもずのんびりマイペースを保ってはります(笑)」と、ゆるやかに見守って下さっているため、息子はあいちゃんがどうして落ち込んでいるのか分からないようでした。

「せんせいに『もうたべられない』っていったらいいのに」とか「じぶんでたのしいことをしたらいいのに」とか、大人が顔負けのポジティブリアクションで、「いっそ君がまもりぼしさんになったらいいのにね」と読んでる私が笑ってしまいました。

それでも、
「いいな、まもりぼしさん。ぼくにもいるのかな」と羨ましそうにしていたので「いるんじゃないかな?」と答えると、嬉しそうに「どこかな。ようちえんのバッグかな」とニコニコ。そうしてその夜は息子のまもりぼしさんがどこにいるのか、眠りにつくまで2人で想像しながらおしゃべりをしました。

息子の可愛らしい寝顔を見ながら、もうずいぶん前、この子のお兄ちゃんに当たる長男をはじめて保育所に預けた日のことを思い出しました。
「私がいない間、ずっと泣き続けていたらどうしよう。先生方にご迷惑をおかけして、困った子だなと思われちゃったらどうしよう。」
別れ際の泣いている我が子のことが頭にこびりついたままその日を過ごすお母さんたちの柔らかなハートをそっと包み込み、子供たちの笑顔を守ってくれるような存在。まもりぼしはお母さんたちの願い星でもあるのだろうな、と思いました。

初めての登園前夜、「うまくいきますように」とお母さんがまもりぼしに願いを込めて読み聞かせる、そんなお話なのかもしれないですね。
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自信を持っておすすめしたい 自分の気持ちをないがしろにしないで行こう。  投稿日:2023/02/10
ごきげんななめな おさるさん
ごきげんななめな おさるさん 作: スザンヌ・ラング
絵: マックス・ラング
訳: ひさやま たいち

出版社: 評論社
「今日はなんだかイライラしてるんだ」
と素直に言えるだけで、気持ちに少しゆとりを持てるようになるのは大人も同じですよね。

ジムには「ごきげんななめ?」「だったらこうしたらどう?」と様々なアイディアを出してくれる優しい友達がたくさんいました。その気持ちに応えなくちゃと思うがあまりかえってしんどくなってしまったジムも優しくていい子なんだなと思いました。

人間たちも、社会生活を送るうえで、感じよく礼儀正しく接することが大切と教えられて育ちますが、自分の気持ちをないがしろにしないことも、こんな絵本を見ながら教えていきたいですね。

不機嫌な人に振り回されないことも大切。
不機嫌な自分を放っておかないことも大切。

「今日はご機嫌ななめなんだよねー」
「そうなんだねー、あるあるそういう日」

私もそんな風にほどよい距離感で気持ちを俯瞰できる人でありたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ただ本を借りるだけの場所ではないんですよね。  投稿日:2023/02/06
でんしゃとしょかん
でんしゃとしょかん 文: 深山 さくら
絵: はせがわ かこ

出版社: 文研出版
つい最近、私たちの住む町にも新しい図書館ができました。
絵本コーナーには電車の形をした読み聞かせスペースがあり、子供たちが嬉しそうに出入りしたり、お母さんと並んで座って絵本を読んだりしています。
本物の電車ではないけれど、あの「並んで座って読む」という心地よさが味わえ、子供たちに大人気です。

「でんしゃとしょかん」は本物の車両で、しかも団地の中の公園に置かれているとのこと。夢がありますよね。
いいなぁ、乗りたいなあと、絵本と乗り物が大好きな4歳の息子が電車の絵に食いつきます。そんな弟のために、お兄ちゃんは、くめがわ電車図書館への行き方を調べてやっていました(笑)

図書館というのは、単に本を貸りるだけの場所ではないのですよね。建物の中に本を置くだけでは人は集まらないだろうなと思います。

私にとって図書館とは、滞在して読書を楽しんだり、調べ学んだり、誰かと静かに言葉や心を通わせたりしながら、自分を取り戻したり、ホッとする時間を得たりする、そういう大切な居場所です。

でんしゃとしょかんの町のみなさんにとっても、きっとこの居心地のよい場所は、そこに集う方々の憩いの場所であり、長く心の拠り所となっているのだと感じました。
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なかなかよいと思う 何回見ても笑っちゃう。  投稿日:2023/02/04
おうさまのまえで みぎむけーみぎ!
おうさまのまえで みぎむけーみぎ! 作: 柏原 佳世子
出版社: KADOKAWA
まだまだ右と左がむずかしい4歳の息子と読みました。途中から10歳のお兄ちゃんも混ざってきましたが、今時の学校では「右向け右」なんてしないのですね。

「だからさ、兵隊さんがさ」から説明して、絵本を読む前に子供たちの前で私が右向け右を見せるなどしてしまいました。だって面白さが分からなかったらもったいない!(笑)

「これはオチがわかったぞ!」とお兄ちゃんは言い、「おうまさんをみちゃだめ!」と4歳くんはさけびます。確かに予想通りの展開ではありますが、それでもゲラゲラ笑ってしまうのは、絵本の中のキャラクターの表情やしぐさが本当に面白く描かれているおかげです。何回見ても笑ってしまいました。

みんな隊長になりきって「ばっかもーん!!!」「おはしをもつほう!!!」とワイワイしながら読めてとても楽しかったです。
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自信を持っておすすめしたい 恋の行方も気になっちゃう!スイート(笑)な絵本  投稿日:2023/02/04
おかしの まちの おかしな はなし
おかしの まちの おかしな はなし 作・絵: いわさき さとこ
出版社: フレーベル館
おいしそうなのはもちろんですが、お菓子たちがみんなとってもチャーミング。すぐに子供たちのハートはわし掴みですよ。絵が素敵なんです。

「ケーキ婦人のお店の生クリームの屋根は食べられるんだろうか?」「マカロンの水色は何味なんだろうか?」と、お菓子が気になる息子たちは、お話をなかなか先に読み進められず「おいしそうだなー」とお菓子を眺めながら行きつ戻りつして楽しみました。

私は、和洋リーダーたちの間に化学反応も生まれつつあるように思え、気がかりで気がかりで2人の展開ばかり見ちゃいました(笑)

ケーキの貴婦人が和装してどら焼きの親分とデートしている絵がめちゃめちゃよかったです。そうなのね、そうなったのね!と独り言つ私に「お母さん何をぶつぶつ言ってるの?」と怪訝そうな顔の息子たち。ニヤニヤしながら「なんでもない」って答えました。

勝手な大人の解釈というか願望満載な気もしますが(笑)つぶあんの生どらが大好物な私にとっては、このお話の展開には大満足でした。食べたくなっちゃったなぁ。
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自信を持っておすすめしたい 授業のクリエイティビティに驚かされる。  投稿日:2023/02/01
宮沢賢治の絵本 茨海小学校
宮沢賢治の絵本 茨海小学校 作: 宮沢 賢治
絵: 西村 繁男

出版社: 三起商行(ミキハウス)
いい学校なんです。私も行ってみたい!

キツネの先生方がとってもオシャレでかっこいいんですよね。校長先生は麻の詰襟、先生方はフロックコートやモーニング(しかも白!)を着ていて、賢治の時代、先生が尊敬に値する知的な職業であったことが伺えます。

どの先生の授業も知性と実践がきちんとかみ合う素晴らしいもので、私もこれは参観したいなと思いました。キツネ小学校の先生のように、知性や品性を保ち、生徒にもリスペクトされるような職業であれば、現代の人間も先生になりたい人、たくさん居そうだな。

一番考えさせられたのは、白モーニングの先生の「修身と護身」の授業でした。別々に教えると結果がよくないから、一緒に行うというのです。

キツネにとっての護身はワナを逃れる方法。その授業の導入に「最高の偽(うそ)は正直なり」という格言が説かれるのです。え、どういうこと?と私も引き込まれます。先生うまいな、と感心しました。

この格言はまた「正直は最良の方便なり」とも言い換えられると先生は言います。人間が、一番キツネのかかりやすいワナは、いかにも罠だと分かる昔からのキツネの罠だと言っていると先生は続けて教えます。ワナに気を付けなさいと教えるだけでなく、なんと哲学的な思考時間を与える授業なんだろうとこのクリエイティブな授業展開がとても面白いと感じました。

野山を歩きつくしながら頭の中にイマジネーションと知性が交錯して広がる賢治の世界が、かわいらしく不思議でよく考えるとちょっと怖い奥深い独特の童話となって表現される。彼のキャリアの中に教職があったこともまた、この世界を面白くするエッセンスとなっているのだろうと思いました。

大切なことはいつも動物に語らせる宮沢賢治の作品、存分に楽しめるお話です。
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自信を持っておすすめしたい 優しいハグを思わせるお話  投稿日:2023/01/30
ことばとふたり
ことばとふたり 作: ジョン・エガード
絵・訳: きたむら さとし

出版社: 岩波書店
言語を獲得しても、人間にはノンバーバルコミュニケーションが大事だなと再認識するお話でした。

ちょっと気難しい赤ちゃんだった上の子は、発語が遅く癇癪も多めで、初めての育てる生き物にどう接するのが正解なのかよく分からなくて、いつもいつも抱っこしてくっついて安心してもらっていました。少しずつ言葉でやりとりできるようになってからも、言語化できない気持ちがありそうなときは、抱っこでくっついていたなぁと絵本のふたりを見て懐かしく思いました。

今は手をつながなくても、言葉で気持ちが伝え合えるようになり、言語化のスキルもつき、発した言葉で心がつながる実感もあり、言語はすごいと思います。

その一方で、たまに「かわいいなー」と大きく育った息子をハグしたり、頭や頬をなでたりするのも私にとって、また愛おしく大切な時間です。

どちらも大切なんだなと気付かされる、優しいハグのようなお話です。
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自信を持っておすすめしたい 英語の読み聞かせを体感して興味がわきました  投稿日:2023/01/30
A FIELD TRIP えんそく
A FIELD TRIP  えんそく 作: アレン 玉井光江
絵: のだ よしこ
監修: アレン 玉井光江 村松 麻里

出版社: 東京書籍
息子が「なにこれ」ってパラパラめくり「読むとこ少なっ!簡単やったで」とすぐに返してきました(笑)

「わはは、そういう本じゃないねん」といって、息子たちに台本を参考に読み聞かせてみました。「なるほど、こうやって言葉がけして興味をひいたりしたらいいのか、日本語の絵本と一緒だな」と気付かされるよい建て付けになっているなと思いました。喋れないけど朗読はしたい私にはありがたかったです。

音声データもあるので無理に自分で読まなくてもいいんですが、私のように「やってみたいけどどうやって?」というママにとってもおすすめしたいなと思いました。
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