INSECT LAND(インセクトランド)ホタルのアダムとほしぞらパーティー INSECT LAND(インセクトランド)ホタルのアダムとほしぞらパーティー
作: 香川 照之 ロマン・トマ  出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

ヒラP21さんの公開ページ

ヒラP21さんのプロフィール

パパ・60代・千葉県

自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

公開

ヒラP21さんの声

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自信を持っておすすめしたい 母親の死と子供の成長  投稿日:2009/08/08
おかあさんのばか
出版社: 窓社
「たかちゃんとぼく」で気になっていた写真家の細江英公さんの素晴らしい写真集を見つけました。
でも、主役は被写体の古田幸さんと、彼女の詩。
突然に母親をうしなった小学6年生の幸さん。彼女の書きつづった詩。それからの生活に密着して、学校の先生だった父親と中学生の兄と3人の生活、女手として頑張り続ける幸さん、家族風景を重ねていきます。
素朴な詩が、母親を亡くした等身大の12歳を表現していて心打たれます。
細江さんも、幸さんをまるごと包み込むようなカメラアイ。
この本そのものが幸さんであるかのようです。

ただ、不思議なことにこの本、英語版で出版されながら、国内では40年過ぎての出版だとか。

その間に幸さんのお父さんは亡くなったけど、幸さん自身は結婚して二人の子どもの母親となり幸せに暮らしているとのこと。
幸さん自身、小学生当時の自分を振り返って、懐かしさと悲しさと、心を閉ざしていた自分にびっくりしたとのこと。結婚し母となって見直してみると、父への感謝でいっぱいだとあとがきにありました。

考えると、幸さんは自分と同じ年かも知れない。

幸さんの詩の下に、父親茂美さんのコメントがそっと添えられているのも、母を失った家族を思う上でとても貴重なことだと思います。
12歳の子ども、親、そして小学校を卒業して40数年経った親には特にお薦めの本です。
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自信を持っておすすめしたい 親のための絵本  投稿日:2009/08/06
あの森へ
あの森へ 作・絵: クレア・A・ニヴォラ
訳: 柳田邦男

出版社: 評論社
親として、大人として、とても分かるし、自分の少年時代を思い出す絵本です。

住み慣れた町から外れたところに森がある。
遠くに見えていて、何となく怖い場所だと思うけど気になるんだ。
ある日ネズミは勇気をふりしぼって探検に出かける。
冒険だ…。

そんな冒険の思い出が自分にもあります。
探検して、たどり着くまでの緊張感、後悔。
たどり着くまでの長い時間と距離。
森がそれほど怖いところではないところだと分かってホッとした。
帰り道は思ったより近かった。
それが、自分の成長なんだとも思います。

ただ、親としてこの本を読むには、ちょっとした勇気がいります。
自分の子どもが危険な場所に立ち入ることについて、親としてこれほど神経を使っている時代はなかった。
町も安全ではなくなってきている現代、森には本当に怖い怪物がいるかもしれないのです。
子どもの冒険心と安全。
ともすると子どもの冒険心の芽生えを摘んでしまいそうな親としての自分。
時として、親は子どもを送り出す町でなければいけないと感じました。
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自信を持っておすすめしたい こだわりのある夢  投稿日:2009/08/06
ストーン・エイジ・ボーイ
ストーン・エイジ・ボーイ 作・絵: きたむら さとし
出版社: BL出版
森の中を歩いていたら、穴に落ちて気がつくと石器時代にいた。
現代に戻ってきた自分は、大きくなって考古学者になった。
あれは夢だったのだろうか?

物語の始めと終わりはこんなだけど、とても夢とこだわりのある話だと思いました。

石器時代に行った自分が経験したこと。その時代の生活についてきむらさんは、博物館で調べた上で、その当時の生活の細かいことを説明してくれます。
こんな絵本を読んでから、博物館に行くと楽しくなると思います。

そして、自分の興味が大人になって考古学者という自分の職業になったこと。
将来何になるの? 好きなことは何?
これは大人の感覚かもしれないけど、考古学者になった少年を息子はしっかり感じ取ったようです。
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なかなかよいと思う 幻想的で、怪奇的で、神秘的で  投稿日:2009/08/04
月のしかえし
月のしかえし 作: ジョーン・エイキン
絵: アラン・リー
訳: 猪熊 葉子

出版社: 徳間書店
「バイオリン」が上手になりたい。そんな願いをこめて、七晩続けて月に投げた靴。
月がおこって、セッピーにひどい仕打ちをしました。
その晩に生まれた妹のオクタビアは口がきけません。
月が言った七年後に起こった怪奇な出来事。ゆうれい、怪物の登場と大混乱。
その中でセッピーはバイオリンを弾き続けることで、月の呪縛から解放され、妹は口がきけるようになります。
ヘンリー8世の時代。西洋の伝承文学の雰囲気と、スペクタクル映画の壮大さを持ったお話です。
リーの絵も神秘的で、見る側に迫ってきます。
ただ、7ってどんな意味なんだろう。
7番目の息子を父親の7番目の息子のセッピーが、自分の願いのために7歳になって、7歳までの年ごとに履いた靴を月に投げる。妹のリーが呪いから解き放されるのが7歳。セッピーは14歳までの7年間を月に縛られるのです。
ラッキーセブンだと思った「7」の意味。
私の中に謎が残りました。
月のクレーターをモチーフにするとこんな物語も出来るんですね。

おまけですが、この絵本、文章がとても長い。
私の話し方の抑揚のなさが大いに影響してか、息子は途中で疲れてしまいました。
話に興味をもったのか、その後自分で読み直して納得の様子でした。
内容のきめ細かさにとても味があるので、本人に読んでもらいましょう。
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自信を持っておすすめしたい お父さんが息子に読めば最高  投稿日:2009/08/03
パパが宇宙をみせてくれた
パパが宇宙をみせてくれた 作: ウルフ・スタルク
絵: エヴァ・エリクソン
訳: 菱木 晃子

出版社: BL出版
作家ウルフの思い出話。
「宇宙をみせてあげよう」とお父さんが少年時代のウルフを家から連れ出した。
歩いた道、途中に立ち寄った店も覚えている。たどりついたところが自分もよく知っている原っぱだったことも。
だけど、暗さに慣れてきた眼にはいろんなものが見えてきて、それから見上げた空の星。
お父さんがいろいろと星座の説明をしてくれて…。
犬の落とし物を踏んでしまったお父さんはそれからトーンダウン。
お父さんは家に帰っても靴の底が気になっているけど、ウルフには全部ひっくるめて楽しい思い出として心に残ったようです。
ひょっとしたらお父さんは、そんな出来事は忘れてしまっているかもしれないですが、子供の思い出箱に納められる宝物のような話です。

息子にはすんなり受け取ってもらえたようですが、奥様は犬の落とし物の件の方が気になったようで、あまり良い印象ではなかったようです。

父親が、息子に読み聞かせるのに良い本だと思います。
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なかなかよいと思う 息子の天地人  投稿日:2009/08/02
直江兼続 愛と義に生きた武将 天下人徳川家康にいどむ
直江兼続 愛と義に生きた武将 天下人徳川家康にいどむ 作: 小西 聖一
絵: 牧田廣美

出版社: 理論社
息子が学校から借りてきた本です。
私の父親の大河ドラマ好きに刺激されたのか、買い与えた「日本の歴史シリーズ」のおかげか、はたまたたまたまなのか、テレビの「天地人」をそろって見ることになった我が家。
正直申せば、私はこの年まで直江兼続という人物を知りませんでした。
私もこの本によって新たな発見をしました。
この本の良いところは、児童向けに書かれていることに加え、ひとつの推論で歴史を語っていないところです。
史実は史実として説明し、間を埋める不確かな事実については、実際の資料を使ったり、史実の断片を使って「こう言われているけど、本当はこうだったかもしれない」とわかりやすく説明しているところです。
書かれたこと、聞いたこと、見たことを単純に鵜呑みしてしまう子どもたち(大人もそうですが)にとって、歴史を語る時とても重要なことだと思います。
これからのドラマの展開が楽しみになった父子でした。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 少年の心の風景を鮮やかに表現してます  投稿日:2009/08/01
やいトカゲ
やいトカゲ 作: 舟崎 靖子
絵: 渡辺 洋二

出版社: あかね書房
この絵本を読んで、とてもすがすがしい気分になりました。
軟らかな絵、自転車を失って気づいたさまざまな思い、そしてトカゲと少年の対話。
詩のような世界で、自分の中にスウッと入ってきます。

どこかで知っている話だと思ったら、息子が小学校4年だかの教科書で習った作品でした。
宿題でつっかえつっかえ家庭でくりかえした息子の音読。
作品を分析してみたり、短文を作ってみたり…。多分テスト問題にもなっていたような。
その時は、今回の叙情や感動を感じられなかったのですがとても良い絵本です。
絵本を見て、息子は話の良さと、授業で苦労したことと両方を思い出したようです。

私はこの絵本を絵と文とその中の事件、セリフを丸ごと受け止めたいと思いました。(テストに出されたら、先生の用意した答と違うかも知れない)
それほど素晴らしい世界がここにあるからです。

読み終えてから、嫁さんは別の角度からこの世界を分析しました。
まわりに広場があって、いつも自転車で遊びに行ける安全があって…。自分の家のまわりにそんな自然があったら、子どもものびのび出来るのに…。
絵本にでてくる友だちはのぶちゃんだけですが、カバーにも友だちいっぱいでいつも外遊び…。
教科書から離れてしまいますが、私も同感です。
そうでなければ、トカゲのシッポをつかんだり、トカゲとお話出来ないでしょう。

この絵本、感動したら、子どもの教科書と比べてみて下さい。
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なかなかよいと思う 暑いときには頭がボーッ  投稿日:2009/07/31
?あつさのせい?
?あつさのせい? 作: スズキ コージ
出版社: 福音館書店
スズキ・コージさんの絵はとにかく暑い。
そしてこの内容。くそ暑いときには、こんなドタバタ劇も気分転換に良いかも知れない。
うまのはいどうさんがベンチにわすれたぼうしをを見つけたきつねのとりうちくんが拾って…。
それからは、とっかえひっかえのバトンタッチ。
息子は、「無理があるね」と一言。
そのあとが面白かった。
「誰が一番得したんだろう?」
損したのははいどうさんだけど、けっこう難問です。
「最後のシーン、みんな顔出してたよね」
さすが、見るところが違う。
裏表紙に出てくる、映画の撮影風景。なるほど、これは映画のスチール感覚の絵本なのだ。
「イカス」とか銭湯とかに刺激をうけたお父さんですが、説明は不要。
自分としては、ぶたのおやこの役どころが気になりました。立派な助演賞です。
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自信を持っておすすめしたい ちひろの世界  投稿日:2009/07/31
ひさの星
ひさの星 作: 斎藤 隆介
絵: 岩崎 ちひろ

出版社: 岩崎書店
とても哀しい話です。誤解されても何も言わず、口数の少ないひさ。
ひさの素晴らしさは、後から人が知るところとなります。
人によっては、「なんで主張しないの」と思うかも知れません。
不幸せすぎるから。
ひさにとっては、何の救いもない話のように思えます。

でも私は、いわさきちひろさんがこの絵本の絵を描いたことで、とてもおおきな意味を感じました。
ちひろさんは、平和を愛し子どもを慈しみ思想の人でもあるからです。さりげなく描かれたように見えがちな絵に、とてもすごいメッセージを込めています。
子どもたちの姿が、線で整えらるのではなく、絵の具と筆の醸し出す柔らかさで、とても強い存在感を示していることにも感銘します。
感性の絵とでも言うのでしょうか?

ひさを捜す村人達の動き。遠くを見つめる村人の後ろ姿。
風景に溶け込んでしまっているようで、鮮明な子ども達の目。
登場人物のない絵にもメロディがあります。
いわさきさんの伝えたかったのは、理不尽な悲惨さに対して、「考えて下さい、考えて下さい」ということだったのでは。
絵がとても重いから。

この絵本を見て、ちひろさんの絵にとても感動しました。
絵を見て、考えて、受け止める絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 平和への思い  投稿日:2009/07/28
まちんと
まちんと 作: 松谷 みよ子
絵: 司 修

出版社: 偕成社
原爆で死んだ少女。
トマトを待ちわびながら死んだ少女。
日常の生活と、それを一変させた原子爆弾。
トマトを待ちわびながら死んだ少女。
日常の生活と、それを一変させた原子爆弾。
トマトがとても象徴的に悲しみを訴えていると思います。
日常と地獄の落差の表現。
平和の象徴としての鳥。
とても素晴らしい絵本です。
言葉少なに、絵に込めた思いに圧倒されます。
1978年に出版された絵本だそうですが、1983年に大型本として改定されました。
その際に、2場面を加えたと言います。
それは、現代も飛び続けている鳥。
そして現代の大都会の風景。
平和への思いを現代に伝えたいという、松谷みよ子さん、司修さんの強い思いを感じました。
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