ページをめくっていくだけで楽しめる、何が起こるかわからない!
岩田明子さんの作品のファンならば、今回もソーダ君がなにをしようとしているのか・・・期待と緊張でドキドキしてしまいますよね。
さてさて、そのソーダくん。
ちょっとしょんぼりした顔をしているのは、どうやらお腹が空いている様子。
レモンを見つけた!
コップにささっているストローを「にょろ〜」とのばしていくと、レモンを「じゅる〜」と吸い込んだ!?
「ごっくん」
どうなるかっていうと、ソーダくんにきれいな黄色の果汁が加わって、量も増えて。
それだけでもびっくりしていると、まだまだはらぺこのソーダくん。
今度見つけたのはぶどう。更にすいか。
しまいにはとんでもないものまで・・・吸い込んだ??
後半の展開は、もう予測の範囲を超えた出来事が待っています。
何が起こっているのでしょうか。
でも、確実にソーダくんはシュワシュワしています。
このユーモアセンス。そして奇想天外、摩訶不思議な表現力は岩田さんだけのもの?
どんどんクセになってきます。
「じゅる じゅる じゅる〜」「どっぴゅ〜〜」
音のリズムもぴったりで、聞いているだけでも笑っちゃいそう。
みんなでくり返し読んで盛り上がってみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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