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命のバトン
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投稿日:2022/09/08 |
夏が終わり秋の美しい自然とたくさんの可愛い動物たちが登場します。
森がいつもと違うことに気づいたりす。
誰かが呼んでいるのを感じて向かった先で老木に出会います。
てっぺんにひとつだけ、一番星のようにどんぐりがついているおばあさんの木から、昔住んでいた美しい丘の話を聞かされます。
その次の日、大きな嵐がきて、どんぐりのおばあさんの木が根元から折れてしまっていました。
話を聞いていたりすは、おばあさんの残したドングリを故郷に戻そうと考えました。
りすは、のうさぎや他の動物たちに助けてもらって、老木のふるさとを探し出します。
優しいタッチの絵に、優しい動物たち。
優しさに満ち溢れています。
そして、美しい。
動物たちが生き生きとしています。
こうして、命が繋がっていくのですね。
厳しい自然の中で必死に生きる動物や植物。
だから、美しい。
と、人間が勝手に思っているだけかもしれませんが…
それでも、やっぱり知って欲しい。
感じてほしい。
命の大切さを。
お子さんに読み聞かせをして欲しいですが、むしろ大人のあなたにも読んで欲しい物語です。
もっともっと、たくさんの人に知って欲しい。
さらに深く動物や植物のことを知って欲しいという作者の思いが詰まった解説付き。
読み聞かせの所要時間は、約13分です。
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満月の夜の不思議な散歩。
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投稿日:2022/09/07 |
しぼんだ浮き輪を持って、じっとこちらを見ているこねこの表紙。なんとも可愛く、何が始まるのだろうとわくわく感があります。思わす、手に取ってしまいそう。
えびおのお誕生日に、おじいちゃんからプレゼントが届きます。
箱の中には「浮き輪」が入っていました。
それは、ただの浮き輪ではありませんでした。
えびおは、手紙に書いてあるように満月の日を心待ちにしました。
そして、ついに満月の夜。
えびおは、不思議な体験をするのでした。
パステルのふんわりした画風が幻想的で、早速不思議な世界にいざなってくれます。
おじいちゃんが言う秘密の散歩。えびおにとっては秘密の大冒険でした。
こんな経験は2度と無いほど素敵でした。
おじいちゃんが大きな魚を釣り上げたシーンは、迫力もあって好きなページです。
おとうさんとおかあさんが文字だけで、絵に登場しないのがいいですね。(コップの数で確かにいることがわかります。)
えびおとおじいちゃんとの特別感が増します。
ぺんぎんが飛んでいるのが気になって、ページをさかのぼってみました。(やっぱり!)ダイニングの部屋にぺんぎんの置物が!それに、恐竜の本?も。こうなったら、他にも気になって探しました。
(あの大きな魚は?)いました!
気になった方は、探してみてください。
ねこやファンタジー好きな大人におすすめです。
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りっぱな仕事!
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投稿日:2022/08/31 |
道路を直すローラーが主人公のお話。
外を歩いていて、なかなか出くわすことが少ない乗り物ですが、
とっても大事な仕事をしています。
ローラーくんの存在を、是非知ってほしいですね。
でこぼこ道を直すので、ゆっくりゆっくり走ります。
途中、大きなトラックや立派な自動車、小型の自動車が、
文句を言ったり馬鹿にしたりして追い越していきます。
ローラーくんは、もくもくと仕事をしています。
すると、途中でそれぞれの車がパンクして修理をしています。
ローラーくんは、「しっかりなおしておいでなさい」といって、
また、黙々と道を平らにしていきます。
道を直す前と後、ローラーくんの役割がやっとわかったみたいですね。
みんな、お礼を言って走り去っていくのです。
快適に暮らすことが出来るのは、誰かが先頭切って、
道を直している人がいるからです。
当たり前と思わずに、感謝して過ごすことも大事だなと思いました。
繰り返しの内容とリズムのある文章、絵も擬人化していません。
お話の内容を楽しめるのは、4歳くらいのお子さんから。
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気持ちよさそう!
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投稿日:2022/08/30 |
暑い日は、海の絵本が読みたくなる。
そこで、この絵本を手に取ってみた。
大きなくじらが出てくるお話。
くじらとぎょうさんのぺんぎんとあざらし。
「くじらさんのー たーめなら」と言いながら、
海にざぶーん。
すると、くじらが乗っていた氷山がもわり。
浮き上がった!
つづいて、とどにしろくま。
次々に海に飛び込む。
くじらさんのため?
何々?なんだろう。
ページをめくるごとに、謎が深まっていく。
そして、最後に氷山に残されたくじら。
すると・・・!
南極(?)の海の生き物がたくさん出てくる。
それも群衆で。
くじらもそうだけど、生き物がとても可愛い。
そして、くじらさんのために、
みんな頑張っている姿が楽しそう。
なんか、これってプチブームになりそうな遊び。
うらやましい。
読んでいる私も、楽しめました。
お子さんに読み聞かせするなら、3歳くらいからがおすすめです。
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ひとり旅
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投稿日:2022/08/25 |
私は苦手な絵ですが、読んでみました。
ひとりの男の子が汽車に乗って、都会から田舎町へおじいさんに会いに行くシンプルなお話です。
シンプルですが、男の子にとっては大冒険!
エンソくんが席に着くと、前に座っているおばさんが、
「さっきのぼうやだね。」と声をかけてきます。
早速、おばさんが出てくるシーンを、ページをさかのぼって探しました。
いたいた!あそこにも、ここにも!
結構、気が付かないものですね。
汽車は、町をはずれどんどん田舎の方へ。
途中、汽車にひつじたちが乗ってきたのにはびっくりしました。外国では、こういうこともあるのかなって思いました。
旅の途中で買った駅弁!
とても個性のある弁当。で、ひつじたちと一緒に食事をして一緒にお昼寝。
とても楽しそうです。
ラスト、おじいちゃんと一緒に向かう方向が、ひつじたちと一緒なのが、また、いいなあ〜って思いました。
あとひとつ、気になるのが、都会の駅で見つけた犬。
何かくわえているんです。なんだろう。
いくつかのページに登場しているので、観察してみるのも楽しい。
独特な絵はちょっと怖い感じがするけれど、
電車好きの3歳くらいからのお子さんにいかがでしょうか。
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なくして初めて気づくこと。
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投稿日:2022/08/20 |
この絵本を見ていると、「懐かしいね」と娘。
実は、娘が小学生の時の国語の音読で世話になったお話。
少年が、自転車をなくして想うこと。
それは、いかに今まで自転車と一緒にいたのかを、四季折々の風景と共に思い返しています。
そんな時に出会ったのが一匹のトカゲ。
自転車をなくしてしまったイライラを、八つ当たりでトカゲのしっぽを切ってしまいます。
後日、自転車も見つかって、しっぽが生えたてのトカゲと再会します。
「やい トカゲ、せっかく はえた しっぽ なくすなよ。」
今思えば、これは少年自身に言った言葉かも知れない。
(大切な自転車 もう なくすなよ。)って。
淡い色彩でかげろうのような絵が、読む人の想像性を引き出してくれます。
絵を楽しむことより、お話を聞いて自由に想像出来る小学生のお子さんにおすすめ。
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優しさが溢れています。
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投稿日:2022/08/18 |
ひまわり畑の前に立つオコジョ。
まるで、記念撮影しているみたいで可愛いですね。
そんな小さなオコジョ(名前はタッチィ)がどんな活躍をするのかと、わくわくしながらページをめくっていきました。
ひつじのメメールから大切な毛を預かったタッチィ。
慎重に毛の番をしていたけれど、
草原を渡る風が気持ちよくて、思わずうとうとしてしまって・・・!
誰だって失敗することもあります。
ともだちのために、一生懸命に頑張るタッチィの小さな姿に感動しました。
タッチィや登場する人たちの優しさがそこかしこにちりばめられていて、読んでいてとても優しい気持ちになります。
暑い夏のお話ですが、全般的に緑の草原のシーンが多いので、見ていて爽やかです。
絵本は大判ですが、オコジョくんの姿や表情を良〜く見たいので、
おはなし会よりも、一人から少人数の読み聞かせがあっているように思います。
お話も文章長めのため、5歳からがおすすめ。
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いっぱい遊んで思い出作ろう。
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投稿日:2022/08/18 |
夏休み。帰省する人も多いはず。
おばあちゃんやおじいちゃんに会える絶好の機会。
いっぱい遊んで、思い出をいっぱい作って欲しいと思う。
こうたの目から見たおばあちゃんは、笑ってばかりで遊んでばかり。
でも、こんなおばあちゃんでも若いころはきっと、一生懸命仕事して子育てして、生きてきたんだろうなと思う。
きっと今は、孫のこうたと遊ぶのが唯一の楽しみに違いない。
だから、こうたの前では笑って、遊んでばっかりなんだ。
こうたのおばあちゃんは、とってもお洒落。
こんなカラフルなお洋服を着るおばあちゃんは素敵だ。
それに、一度見たら忘れられないほどの大きなおなか。
迫力があって、おばあちゃんのトレードマークになっている。
こうたも、そんなおなかで遊ぶほど気に入っている。
想像力豊かで、飽きさせない。
(個人的には、くじらのシーンが大好きだ。)
そんな楽しい夏が終わったころ、おばあちゃんが病気になって・・・
楽しかった思い出が多いほど、その後の展開が切なくなる。
でも、ラストは元気なこうたの姿が見れて、ほっとした。
子どもは、楽しいことも悲しいことも経験して大きくなっていくものなんだと、改めて思った。
4〜5歳のお子さんにおすすめ。
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つまみ食いしたらばれるって。
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投稿日:2022/08/17 |
ばけたくんは おばけのこ。
くいしんぼうな おばけのこ。
「ばけたくん」シリーズの4冊目になります。
今までは、食べたもので変身しちゃうばけたくんだったけど、
今回は、ばけたくんのお誕生日のお話。
今までの絵本で慣れ親しんで大きくなったお子さんが、
やっとお話を聞けるくらい成長したかな?
といったタイミングでのこの絵本は、ますますばけたくんファンが増えたかもしれませんね。
見返し部分に、ばけたくんの家が描かれています。
おっと!としょしつがある!
いいなあ。ばけたくんのおうちは広くて。
さて、お話はママに「つまみぐいはだめよ!」と言われているのに、やっぱり食べちゃって、
あらららら!とばけてしまったばけたくん。
つまみ食いしたの、バレバレだよ。
その後、おともだちもやってきて、それぞれ個性のあるプレゼントを貰って食べたばけたくん。
かなりのインパクトな変身です。
最後に、「ばけたくん いくつになったの?」の質問に、
(あれ?いくつだっけ?)と、ページをさかのぼって探しちゃいました。
相変わらず観察力ないな〜
ラストの見返し部分にはクイズもあって、色々楽しめた満足のいく絵本でした。
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本当は?
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投稿日:2022/08/17 |
かいじゅうじまは、かいじゅうたちの故郷。
夏休みになると世界中で暴れまわっているかいじゅうたちが戻ってきます。
まるで、人間さまと同じようなお盆での過ごし方。
お墓参りにも行くなんて・・・親近感を持てますね。
仲良し3人組のかいじゅうが、お互いどんな生活をしていたのかを自慢し合います。
最初は(えっ!?)と思ったけど、本当はとても優しい心をもっていたんです。
見栄を張っていたのですね。
子どもたちには、わかるかな?
夏休みが終わり、元の生活に戻った姿を見て、
彼らのように平和に過ごしてくれたらと思います。
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