波打ちぎわに立つ男の子の耳にふしぎな声がきこえてきました。「恐いのかい？　それなら、足もとにおちている貝をひろってごらん。海の音がきこえるだろ…」海の精ともいえるタコに誘われ、少年は海にもぐります。青く深い、美しい海の魅力と少年の勇気を描いた、村上康成の新しい世界。

お父さんのひく車にのってうさこちゃんは海へ行きます。貝ひろい、水遊び、砂山作り……くたびれるまで遊びます。

　広い広い海。どこまでも青くて空と海が混ざってしまいそう・・・そんな海に一匹のたこがぷかぷか、浮いています。そんなたこが考えている事は。
のーんびり、ゆったーりした気分で日常をふと忘れそうになる夏の絵本です。

♪おーなみ　こなみ　かーぜが　ふいたら　まわりましょ♪　
かき氷に海の家、突然の夕立、行水、花火大会と、夏の風物詩をリズムよく紹介した、
夏を感じる絵本です。夏の楽しさ、海の楽しさにあふれています。

　だいちゃんの夏休みはいとこの住む海辺の家で過ごします。めったに体験できない漁村での一日の生活、海辺の遊びや食事などめいっぱい満喫。時間を追うごとに変化する海の水の色が息を飲む美しさ。古き良き時代の日本の生活が味わえる絵本です。

　きんぎょの次はお化け！？色々なおばけがそれぞれめいっぱい海水浴を楽しんでいる様子は・・・やっぱり異様です。できれば出くわしたくないものです。
それでも海でも自由自在のお化けがちょっとうらやましかったりして。とっても明るいお化けの絵本。

　チリとチリリが自転車で散歩中に見つけた穴、入ってみると・・・びっくり二人共気が付くと自転車のまま海の中でサイクリング。貝殻のソファーや真珠のゼリー、おしゃれで夢いっぱいの世界が広がっています。チリとチリリが行く海、最初から最後までとってもきれいでうっとりしてしまいます。

海辺でお昼寝していたら、潮が満ちて、お父さんが沖に取り残されてしまいました。力を合わせてお父さんを助けよう！

ななちゃんは、遠い海からやってきた、たこの子です。けがをして足が7本だったので、かなこが「ななちゃん」という名前をつけました。かなことななちゃんは、いつもいっしょのなかよしでしたが、ななちゃんの元気がなくなってきて…。ゆかいでちょっぴり哀しい、忘れられないお話です。

だれもが思ううみのむこうのこと胸いっぱいにひろがるいろんな想いこの絵本を読んだ後、きっと子ども達の顔が輝いているはず。子どもの豊かな感情が育ちます。

夏になるとロビーは家族と一緒に機関車に乗って、海辺に住むリンの家にやってきます。満ち潮に届かない真っ白い砂の小さな浜の岩のかげに、毎年ふたりで遊んでいるとっておきの場所があるのです。「明日がまちきれない！」秘密の島をつくる計画をたてているのです。

小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。ある日、仲間たちが大きな魚にみな食べられてしまいました。一匹だけ残ったスイミーは…